テラーノベル
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1時間後・・・・
二人はホテルに帰り、ルームサービスを取って食事をした後、満点の星空の下で同じブランケットにくるまって、バルコニーのラブソファーに座っていた
くるみは洋平の足の間にすっぽり収まり、洋平は柔らかくて温かいくるみの体を腕に包んでいた
「本当にごめんね・・・洋平君・・・」
クスッ・・・「もういいよ」
くるみは自己嫌悪に浸っていた。彼はこんなに自分に優しくて誠実でいてくれている。なのに少しでも彼の愛を疑ってしまった
そして明日にはもう帰らないといけない、日本に帰ったら煩い家族と忙しい毎日が待っている
「この満天の星空を最後の日に、くるちゃんと無事に見られてよかった」
くるみは大きく息を吸い、洋平の顎を鼻先でくすぐった
「ねぇ・・・洋平君がハワイで私としたかった事ってなぁに?」
「僕がしたかった事?」
「うん!何でも言って!」
洋平はシルクのようなくるみの髪を撫でた
「今回は私ばっかり我儘聞いてもらってたもの、洋平君の言う事何でも聞いてあげる、何か欲しいものある?」
「僕の欲しいもの?」
「うんうん!何でも言って?」
くるみはもう必死だった、とにかく彼の願い事だったら何でも聞いてあげたい
クスッ「僕のほしいものは決まっているよ」
「え?」
くるみは、あっと言う間に洋平に米俵のように担がれ、ノシノシとベッドルームに連れて行かれた
「ちょっ・・・洋平君!」
そしてあっと言う間に裸になった洋平に、手品のように服を脱がされ、下着も全部はぎ取られ、ひっくり返された
「僕の欲しいモノは決まってるさ!ハネムーン・ベビーだっっ!!!」
パンパンパンパンッッ「あ~~~~~~~~~~~(泣)」
くるみの腰をガシッと両手で掴んで、洋平がバックの体勢で激しく突き上げる
嵐のような洋平の激しさに・・・ただくるみは翻弄されていた
・:.。.・:.。.
【2時間後】
ハァ・・ハァ・・・「よ・・・洋平君・・・少し休ませて・・・・」
「ダメ!僕まだできる(はぁと)」
ゴロンッとくるみは仰向けにひっくり返される、その上に洋平が覆いかぶさってきて、コツンッとおでこを引っ付ける
「ねぇ・・・欲求不満はくるちゃんだけじゃないんだよ!僕がどんなにくるちゃんとこうしたかったかわかる?」
「ひっ!」
洋平の下半身を見るとガチガチに元気だ、さっきしたばっかりなのに信じられない
「何回できるかなぁ~♪」
「ち・・・ちょっと・・・洋平君・・・・お手やわらかに・・・・」
「無理!(はぁと)」
「ああ~~~~~~~~~~!!(泣)」
・:.。.・:.。.
【四時間後】
ヒック・・・ヒ・・・「もう・・・ダメ・・・挿入ちゃダメ・・・こわれちゃう・・・」
とうとうくるみは泣き出し、両手で自分の股間を抑えた、油断するとまた洋平に挿入れられる
ぐいっ「キャァ!」
突然また洋平に米俵の様に抱えられズンズン風呂場に連れて行かれる
グスグス・・・「ようへいくぅ~~ん~~~(泣)」
「うん!ごめんねくるちゃん・・・さぁ綺麗にしよう!洗って上げる(はぁと)」
彼はなんと6時間ぶっとおしで気が狂ったのか、セックスに飢えているような行動をとっていた
24時間可動式のジェットバスは、それなりに気持ちが良かったがすぐに洋平は、くるみをバスタブに座らせ足の間に顔を埋めた
ぐいっとくるみの両脚を広げて中身を見る、すると先ほど洋平がくるみの中で放った液がトロリと垂れて来た
フッ・・・「僕のくるちゃんに対する愛は、ハワイの大海原の様なのに・・・実際に出る量はこれっぽっちか・・・もっと水道のようにドバドバ出ればいいのに・・・」
洋平が寂しそうに呟く
「言ってる意味がわかんないよぉ~~(泣)」
大きく股を広げられて観察されている屈辱に、くるみは真っ赤になって両手で顔を覆う
「あれほど素晴らしい行為がピュッと出せば終わるのが寂しいな・・・それならば回数を重ねるまで!」
洋平がくるみの大事な所に吸いつく
「ああっ!ああっ!そんなことされたら頭がおかしくなる!」
くるみは洋平の髪を掴んでのけぞって引きつる
「ほらもっと足を広げて!くるちゃん!ちゃんと舐めれない」
「洋平君!聞いてる?」
「聞いてる(はぁと)」
くるみの抗議なんかまったく無視して、唇を奪うと同時に立ったまま中へ荒々しく入って来る
―うそでしょ?・・・だってさっき彼は・・・
彼は立ったまま激しく突き上げ、満面の笑顔でくるみの両手を捕らえ、頭の上へあげさせた。この夜の主導権を握っているのは完全に彼だ
くるみは快感で気を失いそうになっているのに洋平は満面の笑顔だ
ヒック・・・「ど・・・どうして笑ってるのぉ~~??」
「泣いたら逆効果だよくるちゃん!めちゃくちゃ興奮する」
洋平はいっそう巧みに奥まで突き入れ、無理やりくるみは、洋平の名前を叫んで絶頂の極みに押しやられた
すっかり力が抜けたくるみは洋平が乗りこなす船となった
彼は何度もくるみの中に熱い精を放っても、まだ硬く、まだ欲望に燃えていた
ベッドに移動しても彼はくるみの太ももを膝でこじ開け、ひと突きで根元まで沈められた。くるみは息もできなかった
「愛してるよ・・・くるちゃん・・・」
「ひっ!」
さらに奥にねじ込みながら優しく言う
「僕をここまで熱くする女の子は後にも先にも君しかいない・・・誰にも焼きもち焼くことなんてないんだよ・・・君は僕のものだ!永遠に!君が好もうと好むまいと!」
彼の手から逃れようとすると、さらに押し込まれた
「子宮降りてきた♪ここもっと突くよ(はぁと)」
―ドンッ!!―
彼の腰の打ち付けに次の瞬間おなかと脳みそが揺れた目がチカチカする
体の一番奥で・・・・感じる・・・・彼の想い・・・
・:.。.・:.。.
パンッパンッパンッ「んっ、んっ、んっ、ん〜〜(泣)」
はっ・・・激しい!
間髪なく彼の攻めは容赦がなく子宮に打ち付けられる、その衝撃にくるみは失神しそうになった
私・・・こんなにも彼に愛されている・・・・
・:.。.・:.。.
「僕は君の泣いた顔が大好きなんだ!ムラムラ来る!観光なんか行かすもんか僕はハワイにこれをしにきたんだ!飛行機の時間ギリギリまで子作りセックスするから覚悟して!」
ガブッと胸を洋平に咬みつかれる
「いたーーーーーーーッ(泣)おっぱいかんだーーーー」
パンッパンッパンッ
「あ~くるちゃん好き(はぁと)すきすきすき好きすぎて「い~~~~~っ」てなる」(※キュートアグレッション洋平君ww)
だ・・・だめだ洋平君が飼い主が好きすぎて、加減がわからないシベリアンハスキーに見える
それでも行為は続く、後ろからガッシリ腰を掴まれて、何分間も悦びと苦痛の狭間で、幾度も突き上げられた
ああっ!ああっ!溶けていく・・・攻められているその部分だけが存在しているようで・・・
快感がせり上がって来る!また!イく~~~・・・!
ピタリ!「ダメ!勝手にイかないで!」
「いやいや!動いて!動いて!洋平君!」
くるりとひっくり返され、仰向きに目と目を合わせた彼の目は激しい勝利に燃えていた
「イく時は一緒(はぁと)」
「いつイってくれるのぉ~~(泣)」
さらに激しく突こうと、くるみの足首を肩に持ち上げ、今や彼の全体重がくるみにかかっていた
悲鳴を上げると唇でふさがれ、生えかけの顎鬚で頬をこすられた、また突きが激しく、速くなった、くるみが悲鳴を上げて絶頂の収縮と閃光を放つと彼の瞳に勝利の炎が燃えがった
危険なまでの結合は、二人の魂の一体感と結び合う最後の瞬間
洋平はくるみの肩を噛んで満足の唸り声と共に、ついにクルミの一番奥に己の子種を解き放った
薄れ行く意識の中でくるみは思った
前から思ってたけど・・・
洋平君って・・・優しくて・・・
普段はとっても紳士だけど・・・
くるみは心の中で叫んだ
セックスはドSなのよぉ~~~~~~!!
・:.。.・:.。.
そこからは洋平の宣言通り、二人のハネムーンスイートからはチェックアウトぎりぎりまで、くるみの叫び声が響いた
・:.。.・:.。.
帰りの飛行機、やけに上機嫌の洋平に比べて、隣に座るくるみはボロボロだった
「こ・・・腰が・・・それに全身あちこち痛い・・」
一晩中股を広げていたので筋肉痛の内太ももを引きずって飛行機に乗り込んだ。内臓を思いっきり攪拌されて、遠慮知らずの誰かにボコボコに殴られた気分だ
そして問題の遠慮知らずの誰かは、大満足そうに言った
「う~んヤリすぎると太陽が黄色く見えるって本当なんだなぁ~♪貴重な体験だ」
スッキリハツラツとしてお肌も艶々の洋平が右目を擦りながら言う
「もう~~私へとへとよぉ~~」
「嫌だった?」
「嫌じゃないけどぉ~~~」
「仕方がないじゃないか、僕はくるちゃんと二人っきりでいたかったのに、あんなゴミ女や腹デカおっさんと一緒にくるちゃんが居たがったから、実際、あんな雑魚い底辺人間達に二人の時間を邪魔されて、本当は苛ついてたんだ。その責任は取ってもらわないと」
・・・怒ったら意外と口が悪いわよね・・・
「ダメじゃないか!手を離しちゃ!帰るまでずっと繋いでてくれ!一回離す事に罰でキス一回ね!僕の愛は重いんだ!今までは遠慮してたけどこれからはしっかりと分かってもらうよ!」
「ええ~?お・・おトイレ行きたいんですけど、ど・・・どうしたら・・・」
くるみは焦って言ったが、まだ洋平にギロリと睨まれた
「怒られたいの?家まで我慢して!ハワイで逃亡して君を失うかもしれないと僕を震え上がらせた罰だよ!お母さんにも報告して怒ってもらうから、もう僕の側離れないで!首輪つけないだけマシだと思って!」
「そっ・・・・そんなぁ~・・(泣)・」
「しかたがないなぁ~それじゃぁ(洋平様、好き、好き、好き、大好きおトイレに行かせてください)って言って」
「ええ?えっと・・・よ・・洋平様・・・好き、好き、大好き・・・お・・おトイレに行かせてください・・・」
プイッ「「好き」が一回抜けた!無理っ!」
プリプリ怒って洋平がそっぽを向く、冗談か本気なのか全く分からない、彼はがっちりくるみの手を握りしめて離してくれず、何度もおトイレに行かせてくださいと懇願するくるみだった
洋平君・・・なんだか性格が変わったような・・・・
それともこれが本性なのでしょうか?・・・
「ほらっ!もっとひっついて!どうしてこんなに隙間があるの?いつでも僕がすぐ触れる位置にいて!」
ぐいっと洋平に肩を抱き寄せられる、二人の間のシートの肘置きが横腹に食い込んでるけど彼に離れたいと言えない
なぜか夕べからドSの性格を隠さなくなった洋平に、ドキドキさせられている自分も、もしかしたら、ドMの才能があるのかもしれないと思うくるみであった
そして彼はガッシリくるみを抱きしめたまま、熟睡してしまった
色々あったけど・・・・・
くるみは洋平の肩越しから、機窓の空を見て思った
結果的には・・・
洋平君の特殊な愛が、自分に全力で向けられている事がわかったので・・・
みなさま、お待たせしました
それではご一緒に
ハッピー・ハネムーン(はぁと)
・:.。.・:.。.
・:.。.・:.。.
【二か月後】
パァン♪
「ご懐妊おめでとう~~~~~」
「ご懐妊おめでとう~~~~~」
「ご懐妊おめでとう~~~~~」
「ご懐妊おめでとう~~~~~」
母がクラッカーを鳴らし、狂喜乱舞している
「初孫よぉ~~~おばあちゃんよぉ~~」
「おじいちゃんかぁ~♪男の子かなぁ~♪女の子かなぁ~♪」
「ハネムーン・ベビーね!姉さんおめでとう」
ワハハハハハハッ「どうだ!あの一晩で決めてやったぞ!!僕は仮想通貨だけではなく子作りも上手いっっ!!」
洋平がソファーに足をかけてガッツポーズをして声高らかに笑う
狂喜乱舞している家族を前にくるみが正座してポッと頬を染める
もう~~~・・みんな喜び過ぎなんだから・・・
グスッ・・・「よかった・・・本当によかったわ・・・」
母が目にハンカチを当てながら涙ぐむ
じ~ん・・・お母さん・・・そんなに喜んでくれて嬉しい・・・
オホホホホホホッ「これで瑞枝義姉さんに一矢報いれるってものよ~~~!!長年の孫自慢の恨み!思い知らせてやるわぁ~~~!」
ボソ・・・「私の感動を返して・・・・」
興奮している両親をよそに麻美と誠も喜んでいる
「姉さんに続いて私達も頑張るわよっ!!ね!誠!」
「う・・うん・・・・ 」
麻美の迫力に誠がタジタジで答える
そんな二人をよそにくるみがソファーに座っている洋平にすり寄って言う
「よっ・・・洋平君!これからもよろしくね!私・・・あなたの立派な妻と子供のお母さんになるためには何をすればいいか頑張って考えるからねっ!」
クスッ「君が何をすればいいかって?」
「あん」
洋平が優しく、くるみを引き寄せ自分の膝の上に乗せた。それを合図のようにくるみが洋平の首に腕を回した
コツンッと二人おでこを突き合わせて見つめ合う
「ずっと幸せでいてくれ!僕の側でね!ママさん♪」
「大好きよ♪パパさん」
そして家族の目もはばからず微笑んでキスをした
・:.。.・:.。.
【完】