大 「 誰か居ないかなぁ…… 」
若 「 俺らが探さなきゃね〜 」
大 「 そうなんだけども… 」
今は人を探してる。
メンバーを探してる。
バンドメンバーを、
…
大 「 あ…… 」
若 「 ッ……!! 」
ドラム……
ベース……
2人だ……
あの人達だ……。求めている人……
あの人達だ。
あの人達と……やりたい……。
バンドを……!
大 「 あの……っ! 」
山 ・ 髙 「 ……ん? 」
音楽が止まる。
2人の手が止まる。
僕に視線が向けられる。
みんなが、僕を見てる。
……いい。
これで。
これが。
これがいいんだ。
僕が望んでたのはこれだ。
僕は皆からの視線が。
嫌いなんじゃない。
好きなんだ。
本当は
だから。
だから、
音楽の道を選んだんだ。
大 「 僕達と…、バンドやりませんか! 」
山 ・ 髙 「 …… 」
2人が顔を見合わせる。
胸がドキドキする。
恋しているんじゃない。
2人に認めて貰えるか、
分からないんだ。
心配で、
不安で
だから。
だから、
ドキドキできるんだ。
アンテナのように、
胸が張るんだ。
頭の中をコントロールさせている。
安心できるように。
暖かい。
憂鬱も。
全て。
抱き締めてくれた
君達
山 「 もちろんっ! 」
髙 「 よろしくっ、! 」
… やった。
やった。
メンバーが増えた。
……楽しみだ。
ダメだ。
ニヤけが止まらない。
ワクワクが止まらない。
ドキドキが
止まらない。
大 「 うんっ! 」
若 「 元貴、良かったな! 」
大 「 そうだねッ!若井ッ……! 」( にこ
山 「 2人とも、名前はっ? 」
大 「 僕は大森元貴。 」
若 「 俺は若井滉斗。 」
山 「 私は山中綾華! 」
髙 「 俺は(( 」
山 「 んで、こっちは髙野清宗! 」
髙 「 んぇっ、ちょッ!?笑 」
山 「 笑、ごめんごめん笑 」
大 ・ 若 「 あはは……笑 」
顔を見合わせて、
苦笑いした。
でも、
この人達となら。
やって行ける
そんな気がした。
でも、
まだ
まだ
何かが
足りない。
そう思った。
1つ。
何かが欠けてるんだ。
僕の音楽生活の中で
こんなのは
初めてダ 。
…
to be continue …… 。
歌詞 / antennaカラ一部拝借 。
コメント
2件
ほんとに歌詞組み込むの上手すぎます!!! 続き楽しみです!