テラーノベル
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1話と同じ詳細警告はお読みなされ
許可済みですからねー
あれ?ってならないでねー
地雷⚠️
Ryok wki
「お、おは……
おはよう…、 ございま す……(半泣)」
……もう、ヤダ…… なんで俺ばっかり…
2日連続なんて聞いてない!
昨日朝っぱらから、
散々元貴に突っ込まれて
マジで腰もげるかと思った!!!
リハーサル時間ギリッギリまで
ベッドから離してくんなかったし、
結局録画してたカメラも
元貴に没収されたし、
そもそも中身もほぼ使いもんになんないし、
あんな頑張って早起きして
カメラに向かって愛想を振り撒いてた
俺の努力は元貴の性欲発散だけの為に
散って行った。
うう、……まだ入ってる感じする……。
なんであの人、寝起きの朝の
朝っぱらからあんな元気だったんだよ…
マムシドリンクでも
飲んだのかってぐらいに元気で
朝勃ちってレベルじゃなかったんだけど
意味分かんないしっ、有り得ないだろ!
あんなところまでバケモンなのかよ…
っ…
もーーーやだ、俺も寝たいぃ!
眠いのよっ……
眠いし、しんどい……っ
なんで俺なの!?マジで嫌なんだけど!!
さっさと終わらせて、
俺はちょっとでも寝るんだからな!!
……というか、
例に漏れずなんで今日も1人なわけ?!
誰か!スタッフの誰でもいいから…、
もう1人怖い!
やだよ……怖いのよっ。
詳細の理由は言わずに元貴にバレて
カメラ取られたと言ったら
「あぁ……………………、そうですか」って
すごい微妙な笑顔された。
俺悪くないのに……!!!
そして再び支給されたカメラに、
もうリアクションは取れず
真顔な俺の顔が映されてるのを
見ながら、震える手でカードを翳して
涼ちゃんの部屋の鍵を解錠する。
「っ……」
そっと開ける覗くと暗い部屋…….
先が見えな過ぎて怖い……。
男だろ、腹を括れ……!
そう、自分を奮い立たせて、
恐る恐る部屋に入る、
…けど、扉……閉めたくない……………っ
無理だ……怖いっ、なんか居るよ!!!
いや、居るのは当たり前なんだけど…っ、
めちゃくちゃにすんごい嫌な予感すんの!!
怖くなって直ぐに身を翻して、
ロックしないように薄く開けてた扉を
そのまま開けようとしたのに、
バタン。ガチャ……
後ろからにゅっと伸びてきた手で、
扉を閉められた。
俺の目の前で無常にもオートロックで
閉まる鍵。
ずしりと肩に顔が乗りドアと
後ろに居るであろう人に挟まれ、
そのまま腹に周される涼ちゃんの腕。
耳元で涼ちゃんの不満げな声。
『若井、
なんで俺を起こしに来てくれないの』
「……端から起きてんだったら、
もう企画倒れでしょ…」
『そう?
元貴から、お疲れ元貴企画の
若井デリバリーで、寝起きで若井を
美味しく食べさせて貰えるって聞いて
めちゃくちゃ楽しみにしてたんだけど?」
「いやいや、俺の知らない企画勝手に
持ってこないでよっ」
「まあ、いいや。ほら」
「へ?っ……わっ?!」
フワッと一瞬身体が浮いて無重力を 感じ何が起きたかわからなくなった。
気付いたら薄暗い部屋の中、涼ちゃんに
抱えられ、どんどんベッドが近付いてく
「は!?ヤダヤダっ!! なんで?
なんでっ!?涼ちゃんっやだよっ ……
降ろして!!」
『元貴だけなんて、狡いでしょ?』
「不可抗力なんだってば!!」
『ふーーん?ま、逃がさないけど』
ぼふっとベッドに転がされ、
覆いかぶさってくる涼ちゃん
「へ?…………な、……なにするの、?」
『今、
若井が想像してる通りの事だけど?』
「―――はあっっ!!!?!?」
『大丈夫、余さず全部食べてあげるね』
『いっただきまーす!!』
「い、いらない、いらない!」
「ぜ、全部、…
全部 残してくれていいからあぁあっ!」
Next♡💬
どう料理してやろうか😎
コメント
8件
主さんこわww料理はえぐぃ、w

物語考えるの天才すぎませんか!?普段あまりコメントしないんですけど好きすぎる内容でコメントせずにはいられない…!笑 これからもめっちゃ楽しみにしてます(˶'ᵕ'˶ )︎