テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
カラスバside
身体中に青アザやら、根性焼き、切り傷に、手術した後……。
だからか、俺の傷跡を見て、殺せなかったのは……。
ホンマに野良犬、野良猫か。お前んとこのアジトより俺の所に居た方がマシや。
カラスバ「ジプソ、コイツヘッドハンティングするで、すぐ資料作りや。」
ジプソ「畏まりました。 」
テオside
目が覚めた。
テオ『……ッ、ココは?』
周りが暗くて見えない……。
不意に手が伸びて俺を捕まえる。
テオ『ちょっ!触んなッ!!』
カラスバ「なんや?折角お前さんの命救ってやったんやで?」
テオ『……ッ!救って欲しいなんて言ってないッ!!』
カラスバ「ホンマに……、死にたいんか?お前。」
ゆっくりと首筋に手が置かれる。
ゆっくりゆっくりと力が入り呼吸が出来なくなる……。
カラスバ「なぁ、俺は慈悲があるからこそ許してやってん。それを……なぁ、救って欲しくない?なら俺はお前を殺すしかないで…。なあどうするん?」
テオ『……ッ!!あぐっ、アッ…。』
目の前が真っ暗になった。
テオside
テオ『……何で生きてる?』
コンコンと扉を鳴らして顔を出したのはカラスバだった。
カラスバ「……その、すまんかった。」
テオ『……別に……お前からしたら俺は信用ない奴だろ……。だから良いよ。』
カラスバ「ちゃう!!俺は……。」
テオ『鎖を外した意味が分からない。何で?俺はッ!お前らの敵だろッ!!なら捕まえてくれよ、頼むからッ!!』
カラスバside
何でやの、何で意識してくれんのッ!!
こないに好きなのにッ!!
お前さんは……何時から自分無くしてんの……?
コメント
1件
あおいです🌷 第147話、読ませていただきました。 カラスバさんの「こないに好きなのにッ!!」という心の叫びに、胸がぎゅっとなりました。身体中の傷痕を見て「♡♡♡なかった」と認めたカラスバさんが、テオくんの首を絞めながらも、最後には謝って鎖を外す——その一連の動きに、彼の不器用なほど真っ直ぐな執着が滲んでいて、とても切なかったです。 テオくんの「頼むから捕まえてくれ」という言葉も、自分を無くした者の痛みがひしひしと伝わってきました。お互いにしか埋められない空白があるんだなあ…。続きが気になります!
#🐢投稿
ツナツナビール🍺
584
37
ミメマ
501
アンミン
6,921