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『ツンが仕事しない日』
rsliです!リクエスト遅れてしまって申し訳ございませんでした🙇♀️🙇♀️
rs視点
朝、コンビニ前。
ロゼがコーヒーを2本持って戻ってくると、
らいとはスマホをいじりながら壁にもたれていた。
「はい、らいと。いつもの」
そう言って差し出すと、
らいとは一瞬だけ視線を泳がせてから受け取る。
「……別に、頼んどらんし」
「はいはい」
ロゼは笑って、自分の分を開けた。
――ツンデレ。
それも、かなり分かりやすいやつ。
……の、はずだった。
「……あ、でも」
らいとは急にロゼの袖をつまむ。
「今日は……あったかいのにしてくれたんやな」
小声。
しかも、ちゃんと目を見ない。
ロゼは一瞬きょとんとしてから、
ふっと微笑んだ。
「寒いって言ってたから」
「……言っとらんし」
「昨日、言ってたよ」
「……」
らいとは黙り込んで、コーヒーを一口飲む。
「……うまい」
ぼそっ。
ロゼは内心で思った。
――あ、これ。デレ期だ。
歩き出して少しすると、
らいとは自然にロゼの隣に寄ってくる。
肩が、軽く触れる。
「近い?」
そう聞くと、
「……離れんで」
即答。
ロゼは思わず吹き出しそうになるのをこらえた。
「今日はどうしたの?」
「……なんが?」
「素直すぎる」
らいとは立ち止まって、ロゼを睨む。
「俺だってな、
たまには……こういう日、あると」
そう言って、視線を逸らす。
耳が、赤い。
「ロゼが……
優しかけん」
ロゼは、その場で完全に負けた。
「それは反則」
「……何が」
「可愛いところ全部出てる」
「は!?
誰が可愛いって言いよると!?」
一気にツンが顔を出すけど、
逃げない。
むしろ、袖を掴む力が強くなる。
「……今日だけやけん」
「なにが?」
「……甘えるん」
ロゼは少しだけ屈んで、
らいとの耳元で静かに言った。
「じゃあ今日は、俺が全部受け止める日だね」
「……調子乗んな」
そう言いながらも、
らいとはロゼの肩に、こつんと額を預けた。
「……ロゼ」
「なに?」
「……好き」
間。
照れも誤魔化しもない、直球。
ロゼは一瞬固まってから、
らいとの頭にそっと手を置いた。
「俺もだよ、らいと」
すると、らいとは顔を上げて慌てて言う。
「い、今のは!
その、デレ期やけん!
期間限定やけん!」
「じゃあ」
ロゼはにこっと笑う。
「終わるまで、たくさん甘えて」
「……っ」
らいとは観念したみたいに息を吐いて、
小さく言った。
「……ずるいっちゃ」
そのまま、また隣を歩く。
ツンが完全に仕事を放棄した、
期間限定デレ期。
ロゼは思う。
――この「期間限定」、
多分、終わらない。
リクエストありがとうございました‼️めっちゃ書いてて楽しかったです🫶💕︎︎
コメント
2件
おんぷさんのrzli大好きです"!好きすぎます😭✨🫶