TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

シャオロン視点


っ…!ほんま…


「あっれ〜?大丈夫〜?」


大丈夫なわけないやん…


「〇〇さんを傷つけたのが悪いんだから」


正義ズラすんな

だから正義は好きじゃないんだよ

まぁ…俺からしたらお前らは悪なんだけど


「なぁww俺達はお前のために手加減してやってたけど…」

「もういいよな?」

「〇〇さんはもっと傷ついたと思うよ?」

「だからたくさん償ってね」


なにも…傷ついてないだろあいつは


「でも〇〇さんは虐められてないんだろ?」


気づいてんの?!助けてよ


「でも虐めたら金もらえるんだよね」

「かわいそっ…!w」

「そうなの?でもいっか」

「嫌われる君が悪いよね」


金か…そんなんで友情は崩れるんだ


「それでぇw顔に殴ろうかなって!」

「あとその、隠すやつ剥がせよ!w」


[ベリッ]


やめてぇや


「うわw傷だらけじゃんwきっしょ〜w」

「それもう一生やんなよw」

「やってるたびに顔殴るからww」


[ボコッ]


「顔一発!w」

「一発で済ませてやんよww」

「じゃあな!w」


まじでさぁ…

抵抗したほうがいいんかな…

顔は無理だし、隠すやつしたら殴られるんか…


『もうあいつらに会われへんやん』



クソみたいな家

クソみたいな学校

何もできない自分自身

いつか失いそうで怖い仲間

失いはするんかな

中学同じやつも何人かいるから

あって俺の話題だされたら終わりかな

楽しくない毎日

毎日辛い

なら…


死んだほうがマシじゃね?


そうだよな

バレるんだし

なんならみんなの前にいけない

辛いなら…死のうかな

大先生もあったよな

死のうとしたこと

他は早く死にたいって感じで 自殺まではいかんかった


「あの時とめてくれて、よかったなって 」

「俺の死に場所はあそこじゃなかった」

「だから言う」

「ありがとう」

「だから今、幸せだ 」


そうだよな

死ななかったら…幸せなのかな?

そうなの?わかんない

あいつの死に場所はあそこじゃなかったなら

俺の死に場所はあそこだ


鬱視点


『はぁ…屋上におるとあの時のこと思い出すわ』


あの時、俺が死のうとしたとき



『もういいんだ!辛いんだ!』

『止めないでよ!!』


「……なんで?」


『死にたいから』

『ここから一刻も早く飛び降りたいんや』


「そうなん?」


『だから離せよ、手を』


「嫌だ、俺の得がないじゃん」


『そんな得なんて知らねぇよ』


[パチン]


『もうええんや!』


[タッタッタッ]


『っ…!』


[タッ]

[ガチッ]


『シャオロン…なんでなん?』


「嫌だから」

「お前の死に場所はここじゃないんだよ」

「でもさ」

「死ぬのってやっぱ…怖いよね」


[ポロッ]


『なんでッ…お前が泣いて』


[ポロッポロッ]


「泣いてんじゃん笑」

「……ねぇ…俺のワガママ…聞いてくれる?」


『なんだよ…』


「一緒に…生きない?」


『なんで?』


「お前が死んだら、煽れるやつが一人減るから」


『どんな理由だよw』


「パァァァァ」


『てかごめんけど引っ張ってくれへん?』


「わかった!!」




「大丈夫!俺が全部解決したる!!」






『ここから急にいじめがなくなったっけ』


先生が気づいてなかったから、先生に伝えただけで終わったのよかったな


いい先生やったなぁ…

あいつらとは学校が違うからええな

ほんま…


『シャオちゃんは太陽やわ』





シャオロン視点


決行日は明日

遺書をかかなあかん

めんどくさいな

死ぬ場所は、あそこやし

みんなに対してなんて書こうかねぇ…

大先生は、幼馴染として

コネシマは、狂犬組として

トントンはオカンとして

ゾムは、いたずら仲間として

ロボロはマブダチとして

ショッピは、煽り組として

チーノは、敵として…?


なんでもええか


大先生は、学校

コネシマは家庭

トントンも家庭

ゾムも家庭

ロボロは学校


俺はどっちも


なのかなぁ?

でも


『誰か助けて』


何を言ってるんだろうな





NEXT♡10💬1


助けを求めれたら

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

211

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚