暴力⚠️
いじめ⚠️
気がつくと俺は家にいた
どうやって帰ってきたのか
あの後なにがあったのか
詳しいことはあまり覚えていない
俺はあの日をさかえに
みんなから嫌われるようになった
いつものように登校をする
俺の周りではひそひそと話し声が聞こえる
「あれが一年の不破?」
「ヤバい人なんでしょ?人を襲うとか」
「うわぁー最低だね」
ちがう、ちがうのに
全方位から話し声が聞こえる
いやだいやだ、
そう思っていると後ろから
優しい声が聞こえてくる
「おはよー!ふわっち」
明那だ
「?どうしたの?ふわっち元気なくない?」
「いや!大丈夫!そんなことよりもう体は大丈夫?」
「うん!もうピンピン!昨日ふわっちと会えなくて寂しかったー」
そうだ、昨日いなかった明那は知らないんだ
俺の騒動を
明那にはばれないようにしなくちゃ
こんなカッコ悪い俺のこと見て欲しくない
明那に変な心配もかけたくない。
授業が終わり放課後になる
俺はまた女の子の先輩に呼び出されていた
今度は屋上。誰もいない時間帯を狙ってきている
「やっほー!”人でなし”の不破くん!」
「、もう、やめてください」
「は?wまだこっからなんですけど!」
ドガッ
「あ゛、ぐッ…うぇ」
女の子はいきなり俺のお腹を蹴る
「まーた明那くんとおはなししてたね?
不愉快なんですけどぉ〜!」
ドガッドガッドガッ
何回も何回も
「う゛グッ、くるじっ、ヒュッあ゛」
「や゛め゛、ヒュグッぐ、ぐるじ…ハッ、」
「あはは!うけるー!w抵抗したらどうなるかわかってるよね?明那くんに昨日の件バラしちゃうから〜w」
それだけは嫌だ
どうしてこんなことをするんだ
俺は女の子を睨んだ
「は?何その目」
「あ、そうだー!いいこと思いついた!」
「じゃーんこれなんでしょう!」
女の子が手に持っていたのは
カッターだった
まさか
「手首に傷つければ〜リストカットの完成!
人を襲って自分はリスカしてるメンヘラ不破くんだね!」
そういうと俺の腕にカッターを突き立てる
「や、やめ」
蹴られたお腹が痛くて力が出ない
スー、スー、と一本一本切っていく
「ぃ゛、い゛だぃやめでくだざっ」
何度呼びかけてもやめてくれない
「ごめんなざい゛ご、ごめんなざぁ」
「いだい゛いだい゛よぉ゛」
それから1時間
俺はずっと蹴られ、切られ続けた
何度叫んだって泣いたってやめてもらえなかった
苦しい。なんで俺だけ
どうして
俺はただ、明那が
好きなだけなのに
コメント
2件
何これ、好きだ。これが文才か...好きすぎて死にそう、てか今更フォローしてないのに気づいたまじか。
続きをみたいなーーー