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首を締めながら突く。何度も何度も。苦しげな喘ぎを漏らす山岡の目は次第にとろんとしてきた。低酸素状態でセックスのこと以外何も考えられなくなっているに違いなかった。

このままだと死ぬかな? おもちゃは大事にしなければならない。俺は手を離してやった。彼は激しく咳き込んだ後、肩を上下させながら呼吸し、何かを呟いた。ぶつぶつ言っている彼に顔を近づける。


「からさん」


はあ? 思わず顔が歪む。


「俺からさんじゃないんだけど」

「……」

「今あんたとセックスしてんの俺なんだけど」


なんであいつの名前呼んでんの? 悪い奴にレイプされてるから白馬の王子様を呼んでるわけ? ふざけんなよ俺よりあのデブがいいって神経信じらんない、あんた馬鹿だろ本当に馬鹿なんだろ、やっと俺と同じ人間見つけたと思ったのにとんでもねえ馬鹿でがっかりだわ、十五秒で敗訴したこともあるしな、仕方ないっすわ、でも犯されてしっかり勃起してんじゃねーかこの売女がよ。やっぱりこいつのことは滅茶苦茶にしてやらないと気が済まない。


「いつもこのベッドで愛しのからさんとセックスしてるんですか? 抱く方? 抱かれる方? どっちでもいいか」


山岡は黙っている。


「愛のあるセックスなんて幻想なんだから、これからも俺と楽しみましょうね」


やや癖のある髪を撫でてやったが、彼は俺の方を見ることすらしなかった。

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