テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
更新が遅いあまみやです。
やっと書けたこの話!実際入院期間の話長っ!ってなってます。
御本人様には一切関係ございません!!!
trskさんside
今日は待ちに待った、sgiさんの退院日!
オフィスに行きたいとのことで、僕とymmtさんで迎えに行くことに。
コンコン
sg「はーい!」
ym「失礼しまーす!」
tr「sgiさん、退院おめでとうございます!」
sg「ありがとうございます!」
心なしか、sgiさんは嬉しそうで、声が弾んでいた。
ym「わぁ、その服懐かしい気がします!」
sg「今まで病院服だったので、僕も新鮮です。」
約1ヶ月入院していたから、よくみるオレンジパーカーでさえ、懐かしさを覚える。頭にある包帯も取れて、髪が伸びているものの、側から見ればいつものsgiさんのように見える。
ym「荷物は大丈夫ですか?」
sg「少し多いですが、大丈夫_うわっ!!」
tr「sgiさん!」
色んなメンバーが、本やらsgiさんが興味を持ちそうなものやら持って来ていて、大きめのバッグにそれらを入れていたみたいだけど、リハビリをしていたとはいえ、普段から筋トレしているらしいsgiさんは、やはり筋力が落ちているようで、普段の彼なら持てるであろう量でフラついていた。
sg「すみません…。」
tr「いえいえ、サポートするのが僕たちなので大丈夫ですよ。」
ym「ゆっくり行きましょうか。」
そうしてエレベーターを使い一階へ降りて、手続きを済ませた。
そして、外へ出ると…
sg「………外って………こんなに人がいるんですね!」
sgiさんは、記憶喪失ということもあり、基本的に病院の外には出られなかった。出られたとしても病院の庭だけ。かなり不自由な生活だったと思う。地形なども忘れてしまっていたが、幸か不幸か、日常生活に関する記憶はあったから、スマホの触り方や道路の歩き方みたいなことについての不安はなかった。
だからこそ、高い建物や、人の多い道、外の空気はきっと彼には新鮮に感じるんだろう。
ym「自分の足で、外に出たのは初めてですか?」
sg「はい…いつも車椅子を使用しているし、病院の庭は、その…見飽きちゃって…。」
どこか気恥ずかしそうにいうその姿は、まるで小さな子どものように無邪気だった。
ym「荷物を車においたら、少し歩いてみますか?」
sg「!良いんですか?」
tr「僕たちは、今日休みなので大丈夫ですよ!」
sg「…え?」
2人「?」
sg「2人は…休みなのに僕に…」
ym「僕たちがそう言ったんですよ。」
sg「え?」
tr「僕たちがsgiさんを迎えに行きたいから、sgiさんがしたいと思うことに付き合いたいから休んだんです。貴方のせいで休みを消された訳ではありません。」
sg「…でも…。」
ym「ほら、せっかく退院したんですから楽しみましょうよ!ね!」
sg「…はい。」
sg「………。」
tr「どうしました?」
sg「(・_・; ・_・;) …」
ym「…もしかして、あの出店が気になるんですか?」
sg「!は、はい。」
どうやら、近くの広場でイベントが開催されているらしい。それに伴い食べ物や、グッズのようなものが売られているみたい。
tr「寄ってみましょうか。」
sg「!はい!」
いつもと違って新鮮だな…
いっつも僕や他の人が出店とか、気になるお店をみていたらsgiさんは「俺、この辺で用あったから近くのお店見よってえぇよ。」って気を遣ってくれた。”あの店気になるの?”じゃなくて確信をついて、尚且つ時間を気にしないようにしてくれるのは、本当にありがたかった。
…変わっちゃったなぁ。
sg「…すごい…とてもキラキラしてる…!」
記憶を失ってからは、ずっと病院で横になったり、リハビリとして動いたりと、ほぼ同じ景色しか見ていなかったから、この光景はとても眩しく映るのかもしれない。
sg「…?これは…。」
店員「気になりますか?」
sg「!え、えっと…。」
ym「あ、ハーバリウムですね!」
sg「ハーバリウム?」
tr「瓶の中にドライフラワーや、プリザーブドフラワーを入れて、専用のオイルに浸したインテリア雑貨です。けっこう長持ちするんですよ。」
sg「へぇ…。」
店員「せっかくですし、お好きなハーバリウムを手に取って眺めて見てください!近くで見るのも楽しいですよ。」
sg「…じゃあ、青色の見せてください。」
店員「はい!」
そういって、青色の花中心のハーバリウムを手に取って、瓶を回しながら物珍しそうに眺めていた。
sg「……きれい…」
店員「お2人も如何ですか?」
ym「え、じゃあ…紫色を!」
tr「僕はオレンジ色を見せてください。」
店員「はい!」
sg「………。」
チラッと見てみると、sgiさんは気に入ってるようだった。
tr「…3つでいくらですか?」
店員「2400円です!」
あ、思ったより安い。買っちゃえ!
tr「買います!」
店員「ありがとうございます!」
sg「え、ちょっと…!」
tr「退院祝いです!」
ym「え、僕も良いんですか?」
tr「初めての思い出ってことでね!」
sg「…ありがとうございます。」
ym「ありがとうございます!」
ym「他にもどこか寄りますか?」
sg「いえ、ちょっと疲れちゃったので…」
そっか、リハビリしてても、こうやって大勢の人がいる中で歩き回ったりしたら疲れるよね。
tr「じゃあ、オフィス行きますか!」
sg「はい!」
オフィス前
tr「行きますか!」
sg「意外と大きい…。」
ym「www」
tr「今は丁度昼休みですね。タイミングバッチリ!」
ym「準備はいいですか?」
sg「…は、はい。」
tr「そんな緊張しなくていいですよ。」
sg「…ここがオフィス…」
mn「sgiさーーーん!!」
sg「え!?うわっ!!」
fk「ちょ、ちょっと!sgiさんだってまだ退院してすぐなんだから!」
sg「mnさんに、fkrさん?」
mn「そうです!」
fk「数日ぶりですね。」
mn「というか、僕がmnってよく分かりましたね!」
sg「(・・?)だって似てますけど、僕には2人は結構違いますよ?」
fk「!」
mn「ふふ、そっかぁ!sgiさんは分かってくれるんだ!」
双子は本当にそっくりで、社員ですら時々声をかけた時、「僕、gnですよ。」なんてことが起こる。けどsgiさんは、後ろ姿でも、チラッと見えただけでも、すぐに名前を呼ぶ。そして間違っていたことはほとんどないんじゃないかなぁ。
…変わらないなぁ。
fk「…ん?3人とも、何持ってるの?」
ym「あ、これですか?ハーバリウムです!」
mn「ハーバリウム?何で?」
gn「あー、◯◯広場であってるイベントの出店じゃない?」
mn「あー!なるほど。病院から近いから寄ったんですね。」
恐るべし、双子の洞察力…。
kw「お、こんにちは。sgiさん。退院おめでとうございます。」
sg「ありがとうございます!」
kw「ところで…手に持っているのは?」
tr「ちょうどその話をしてたんです。近くの出店でsgiさんが興味を持っていたので退院記念として3人分買いました!」
kw「僕たちのは?」
tr「流石にみんなのは破産しちゃう…!」
fk「テレビ出てるじゃん!」
kw「お金あるじゃん!」
tr「それ言ったらみんなでしょ!」
kw「いやいや、trskさんほどじゃないっすよ〜」
sg「…ふふっ、あははははっ!」
皆「!」
sg「ふ、ふふっ…ご、ごめんなさい…wあまりにも面白くて…ww」
笑いのツボはやっぱり変わらないんだなぁ。なんだか嬉しい。多分、今まで別人のようだったsgiさんが、少しずつだけどいつものように笑っているからかも。
ym「ふふ、せっかくだから机に飾っておきます!」
tr「僕もそうします。」
sg「…あれ?」
皆「?」
sg「……。」
fk「sgiさん?」
sg「!あ、はい?」
fk「どうかしました?」
sg「…覚えていないはずなのに、身体が不思議と動こうとしてて。」
kw「…というと?」
sg「あそこに…」
そう言って指した先は、sgiさんのデスクだった。
ym「え、分かるの!?」
sg「脳内で”僕のデスク”と認識してる訳じゃないんですけど…身体は向かおうと動きそうだったので…。」
mn「身体は覚えてるってやつですかね?」
sg「……もしかして…(小声)」
gn「?何か言いました?」
sg「あ、いえ。」
…近くにいた僕は聞こえた。”もしかして…”って。何か心当たりでもあるのかな?
fk「そうだ、色んな場所案内しましょうか!」
sg「前に病室で話した件についてですか?」
iz「それもあるだろうし、せっかくなら、色々覗いてみてください。何か思い出すかもしれないし!」
sg「…そうですね。」
ym「?何の話ですか?」
iz「夢の中で、撮影部屋らしきところが出てくるって話は聞いただろ?だから、退院後、オフィス内を見てみたいって話になってさ。」
tr「あぁ、なるほど。」
sg「…あの、良ければizwさんもついてきてくれませんか?」
iz「?俺っすか?」
sg「夢の中では、貴方が出てきた気がするんです。一緒にいればもしかしたら、何か思い出せるかも…」
iz「いいですよ。仕事も急ぐものはないし。」
sg「ありがとうございます!」
tr「じゃあ、撮影部屋から行きますか!」
sg「はい!」
続く
微妙なところで切ってすみません。この話をどう終わらせるかは決めているんですが、そこに至るまでの経緯は今も構築中で…。書きすぎると後々後悔しそうなのでここで切りました。次は案内編?かな。
では、閲覧ありがとうございました!!