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本職ですか!?ってくらいお話書くの上手です😭❕毎回めちゃくちゃ楽しく読ませてもらってます!🥰次も楽しみにしてます
K side
K「…うぅー…」
なんか気持ち悪い…。ここどこ?
あ、ルイさんの、匂いだ。ルイさんのベッドの上。
昨日は、アダムさんとばったり会って、ご飯行くことになって、それから…
K「っ…!!!」
あの光景が、浮かぶ。
慌てて部屋を出ると、外はまだ暗いのにリビングが煌々と明るい。
R「…大丈夫?」
慌てた様子の俺をみて、ルイさんが心配そうな顔で近づいてくる。
K「……俺…っ昨日のことよく覚えてなくて…」
R「カノンさ、ベロッベロに酔っててここまで運ぶの大変だったんだよ?」
少し困ったように笑う。
ルイさん、どこまで知ってる…?
ドキンドキンッ…
鼓動が強くなっていく。
K「どこから運んでくれたんですか…」
R「居酒屋。アダムから迎えに行けって連絡あってさ…2人で飲み過ぎちゃった…?」
どうだったかな……確かに2人で沢山飲んだけど、あの出来事の記憶を消したくてお酒を大量に注文したんだっけ…。
でも、何で迎えに行けだなんて連絡したの?俺たちを別れさせるため?
K「ルイさん…怒ってますか?2人だけでご飯行ったこと…」
ルイさんは頭を抱えてしまう。
しばらく間があって、
R「…ご飯はまだセーフとして………」
髪をクシャクシャと掻く、
R「ねぇ、アイツとシたの…?」
ルイさんの潤んだ瞳が向けられる。泣きそうなのに怒ってる顔。
俺は慌てて首を振る。
どこまで、知ってる…?
ドクンッドクンッ…
自分の鼓動がうるさい…。
R「うそ、じゃあこれなに?」
ルイさんは俺の首筋から胸まで手で指でなぞる。
K「なに…って…?」
R「…鏡見てきたら?」
いやだ、怖い。
そう思いながらも浴室の鏡へ向かい、自分の身体を映すと顔色の悪い自分と目が合う。そして、襟元を少し下げると赤い跡が点々と見える。
K「…っ!!!」
これ、ルイさんに見られた…?
血の気が引いて手足が冷たくなる。
R「隠さないでよ、シたんでしょ?」
いつの間に背後に立っていたルイさんが言う。
K「違う…」
ルイさんの目を真っ直ぐ見つめるけど、逸らされてしまう。
ルイさんの信用だけは失いたくない。
でも…ルイさんをちゃんと自分のものにしたくて、自分が望んで受け入れたこと。
胸がすごく、苦しい…。
気が付いたら涙と嗚咽が止まらなくなって、呼吸が上手くできなくなってた。