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#CR
わほー
112
田中なす@末
1,883
246
朝。
「おはよう。」
「おはよ。」
らっだぁが眠そうに笑う。
「今日、なんか嬉しそうじゃない?」
「そう?」
「うん。」
「気のせいじゃない?」
「そっかぁ。」
そう言って、らっだぁは笑った。
会社。
いつも通り仕事をする。
でも、今日はなんとなく時間が早く感じた。
「レウさん、今日仕事終わらせんの早くない?」
「予定あるからね。」
「例のやつ?」
「うん。」
「楽しみだね〜。」
「うん。」
コンちゃんも楽しそうに笑っていた。
仕事が終わる。
急いで家へ帰る。
途中でケーキを受け取って、コンちゃんたちと合流する。
ちなみにらっだぁはもう寝たあとで、時間帯はもちろん深夜だ。
明日すぐ祝えるように、夜に準備しておこうっていう作戦。
きょーさんに流石社畜やなって言われたけど。
「これ、どうする?」
「冷蔵庫入れとこ。」
「プレゼントは?」
「こっち。」
「よし。」
みんなで準備をする。
飾り付け。
テーブルの上を片付ける。
プレゼントを隠す。
何度か、らっだぁに見つかりそうになった。
「危な。」
「見えてない?」
「大丈夫。」
「ほんま?」
「たぶん。」
小さく笑う。
「じゃあ、俺たちは帰るね。」
「今日はありがと。」
「明日な。」
「またね。」
「マタネ、レウサン。」
「うん。」
みんなを見送る。
玄関を閉める。
振り返る。
リビングには、明日のための飾り付け。
隠したプレゼント。
冷蔵庫にはケーキ。
「……」
なんだか、少しだけ嬉しくなる。
ふと足音がして振り返ると、らっだぁが眠そうに顔を覗かせていた。
「レウさん。」
「ん?」
「明日、何かある?」
「え。」
「なんか今日ずっと楽しそうだから。」
「……なんにもないよ。」
「ほんと?」
「ほんとほんと。」
笑って誤魔化す。
らっだぁも笑う。
「そっか。」
それ以上は聞かなかった。
布団に入る。
「おやすみ。」
「おやすみ。」
電気を消す。
静かな部屋。
隣から、らっだぁの寝息が聞こえる。
明日。
ちゃんと喜んでくれるかな。
ケーキを見たとき。
プレゼントを渡したとき。
どんな顔をするんだろう。
そう考えていると、自然と笑ってしまう。
「……楽しみだな。」
小さく呟く。
明日は、きっといい日になる。
そう思いながら、俺は眠りについた。
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