コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
彼はあれっきり、此処には来なくなった。
大丈夫だろうか。
いや、彼の意思を尊重しなければ。
そう 天使と悪魔の様なものが口論を続ける。
彼の意思を尊重したい。
彼の様子を見に行く為に、部屋に行きたい。
「 ッはぁ”….. 」
これ以上続けても意味はないと判断し なんとか思考を止める。
何か彼の元気に繋がるものは無いだろうか。
そう、思考を変えた。
俺は部屋に引き篭もった。
だけど、此処から出たくもなった。
体を動かしたい。
…..
そういえば、彼奴等最近来なくなった。
何かあったのだろうか。
・・・
そういえば、俺の 「 夢 」 ってなんだっただろう。
皆んなと仲良く暮らすこと?
最強の幹部になること?
そんなわけがない。
「 う”ーん ……. 」
考える。
そうだ、
俺は
俺の夢は。
彼奴等の誰よりも強い奴になること。
つまり、彼奴等に勝つことだ。
統領だろうが、味方最大の脅威だろうが 関係ない。
彼奴等に勝ちたい。
勝って褒められたかった。
不人気と言われ続けても、無能と言われ続けた俺のことを。
褒めて欲しい。
俺の目に光が 心臓に炎が 着き始めた 。