テラーノベル
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駅のホームは、夕方になると少し寒い。「もう行くの?」
あなたはそう言って、笑った。
笑ってるのに、心の中は笑ってないように見えた。
「うん」
それ以上、言葉が続かなかった。
本当は、行かないでほしかった。
でも、それを言ったらあなたはきっと困る。
電車の到着を知らせる音が鳴る。
「なあ」
あなたが私の袖を掴む。
「約束しよう」
「なにを?」
「お互い、幸せになること」
――
ずるい約束だと思った。
あなたがいない未来で、
どうやって幸せになってって言うんだ。
でも、頷くしかなかった。
「……うん」
ドアが開く。
人の流れが、あなたを押していく。
「じゃあな」
その一言が、
もう二度と会わない言葉みたいで、胸が痛んだ。
あなたは振り返らなかった。
振り返ったら、きっと終わりだったから。
電車が走り出す。
窓に映った自分の顔が、
ひどく大人びて見えた。
――
あなたが置いていったのは、
思い出だけじゃない。
私があなたを好きだった時間、
全部だ。
それでも。
ホームに残った私は、
小さく息を吐いて、空を見上げた。
約束したから。
幸せになるって。
いつか、
あなたを思い出さなくなる日が来ても。
この切なさだけは、
本物だったって、
忘れないでいようと思った 。
どうだったでしょうか!恋愛系を書くのは初めてなので上手くかけてるかな、?リクエストありがとー!
コメント
22件
切ないてぇぇぇ( ; ; )どんな系統でもかけるの凄すぎ
めちゃいい!小説家になれるレベル!