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「嫌,だってその」っと言いにくそうに淀んでいると「何なんだ!!」「だって詩音がカラ松と仲良くしてるから!!」怒鳴られ思わず口を出した
するとポカーンとした後はぁ?っと顔を歪ませ片腕で壁ドンした「俺とあいつがいつ楽しそうにしてた?」「昨日の放課後二人が楽しそうに話してるの見たんだ」壁ドンされたおそ松は目を瞑り大声で言った後何も言ってこないカラ松を不思議に思いチラッと片目だけ開けて見ると思い当たる節ある顔をされ“やっぱり”と思い両目をギュッと閉じた後「兄貴の話してたからだよ」驚き目を開けると同時に「え?」声をあげたら雨が降ってきた
「まだ春の長雨が続いてるのか」と言いつつカラ松は懐から空を見上げていてると学ランのズボンの後ろポケットから着メロが聞こえチラッと見ながら「悪い,電話」断り電話に出た
学ランのポケットからバイブ音が聞こえ携帯を取り出すと詩音からラインが来ていて内容は“一緒に帰りましょ?”だった既読をつけただけで返事は返さずポケットに携帯を入れたと同時に「はぁ?その書類は昨日提出しろって言っただろたくっしょうがないなぁすぐ帰る」と聞こえ顔をあげカラ松の方を見ると目が合い「悪いが先に家に帰る」一言言って背を向け教室に向かった
(俺も帰ろう)と思い教室に行くと詩音が居た「どうしたんですか?濡れてますよ?外に居ましたか?大変!!」鞄の中からタオルを取り出しおそ松の髪を乾かしてくれてる中でカラ松の言った言葉が気になり頭から離れず「昨日,カラ松と俺の話してたんだって?」思わず口に出し聞いたすると驚いたのか一瞬目を見開きニコッと笑みを浮かべ「えぇそうですよカラ松さんが一人で日直してるのを手伝ってる最中おそ松さんの話してました」その言葉を聞きおそ松は抱き締めた,力強く抱き締めた
「おそ松さん?」不思議そうに首をかしげ顔を上げると同時に雷が落ちた雷の光と音に怯え抱きついてきた詩音に「雷怖いの?」聞くと小さく頷く詩音の頭を優しく撫で「大丈夫俺が居るよ」呟いた
「…はい」返事したら入り口から口笛が聞こえ入り口の方を向くとあの時の上級生達が居た「熱々~」ニヤニヤ嫌らしい笑みを浮かべ嫌みぽく言うと此方に近付いてきたのを見て詩音を守るように詩音の前に行き守っていたらまたもや入り口から声が聞こえた
「やぁやぁこんにちは松野組の長男さんと梅野組の長女さん」言ったのは入り口に寄りかかった優男だったひらりっと手を振り挨拶しおそ松に近づき「僕の名前は折原臨也だよろしくね」言いつつ差しのべてきた手を振り払った
手の甲を擦りながらにこにこっと笑みを浮かべ「痛いじゃない‥かっ!!」振り払われた裏拳でおそ松の頬を殴ったおそ松の口端から血が伝っていたが殴られても睨んでいた
それに興味をそそられたのか顎クイをし「君が何故敵対する家柄の彼女をそこまで守るのか不思議だね~」顎クイしてた手を離し腹の鳩尾に力強く殴ると痛みに耐え歪む顔を一瞬したが真っ直ぐ睨んだ
その態度が気に食わなかったのか舌打ちし周りに居る男達を見渡し「やれ」指示を出すと待ってましたと言わんばかりに男達はおそ松に次々に襲い掛かった
容赦なく相手を倒していったが油断していたのか背後を取られ殴りかかる数㎝前で相手の手首を掴み拳を受け止めたすると「ブラボー」にこにこっと微笑み拍手していたそれに腹が立ち手首をねじ上げ折原の方に突き飛ばした
折原は突き飛ばされた男を避けニコッと微笑みおそ松の方に近づき腰に手を当て顔を近づけ目を細め口元だけ笑みを浮かべ「こいつらはやられたが僕はそうは行かないよ」「やってみるか?」ガン飛ばしドスを利かせた声で言うと折原はニヤリと笑みを浮かべ「あぁやってやるさ!!」ナイフで折原に斬りかかられ避けたが避ける時頬に浅く切傷ができ血が伝った