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「幸せレベルが下がっている。」
Mr.ラビがメンバー達に伝えた。
「一体誰がやったんだ?」
レンは質問した。
「コイツらだ。」
モニターに映し出されたのは死神の怪人と悪魔の怪人だった。
「街の人々をこんな風にして…。」
ミクは悲しむような声で言った。
「許せない…!」
ケンは拳を強く握った。
「私達で倒しましょう。」
マキはメンバー達に意気込みを言った。
「はは見ろカオスだ。」
アンラッキーブラザーのボスのリュウは手を叩きながらご満悦な笑みを浮かべた。
「ボスが喜ぶほど奴ら上手くいったみたいですね。」オネェの堕天使のメイドリリンがリュウの手を握り微笑んだ。
「流石リュウ様です♡」
悪魔のメイドミミはうっとりとした目で見つめた。
「おいおい荒れすぎだろ…。」
レンは絶句した。
「オレ達やったのさ!」
自慢気に悪魔の怪人アランが鼻を掻きながらアピールした。
「あなた達街の人々になんて事を!」
ミクは怒りを露わにした。
「フフッ寧ろ感謝して欲しいねぇ人間は常に不満を抱えて生きている。」
死神の怪人ケイディーは不気味な含み笑いをしながらメンバー達に放言した。
「お前達は皆の幸せを壊したんだ!」
ケンは指をさして叱った。
「皆の幸せを返して。」
マキは眉をひそめて低い声で言った。
「俺達に楯突くのか面白いな。」
「お前達やれ。」
手下達が前に立ちはがった。
「卑怯だぞ。」
「レン、まずはコイツらからやるわよ。」
レン達は手下達と戦い出した。
「中々良いshowですわね。」
「そうだな。」リュウはニヤリとモニターを見ていた。
「やっと片付いたわ…。」
「俺達の可愛い子分を…!」
アランは怒りに燃え変身した。
「吾輩も其方と同じ気持ちだ。」ケイディーも怒りを込めて変身した。
「彼奴らバカなのか!?」
「奴らの方が人数が多いのに…。」リュウはグッと唇を噛んで
「俺達も行くぞ。」と指示した。
「コイツら埒が明かねぇ…。」
「ケッケッどうだ!」
レンは目を閉じ気配が感じた方に殴った。
「此処だな。」
ケイディーはふらつき倒れた。
「何故分かった。」
「気配だよ。」レンは勝ち誇った顔をした。
「そこまでだ。」
変身したリュウ達が現れた。
「お前がボスか唸るね!」
「そりゃどうも。」リリンはふふっと笑った。
「お前達良いから下がりなさい。」ミミがケイディーとアランに命令した。
「すみません…。」
「悪いな…。」弱々しい声で消えて言った。
「こっからはボス戦ね。」マキはバキッと手を鳴らした。
「ほうやる気があるようだな。」レン達はさっきのケイディー達とは違い一段と手こずっていた。
「強すぎるわ。」
「やだぁ弱ーい。」リリンが煽るように笑うとレンは容赦なく顔面を殴った。
「うるせぇよオカマ…。」
「んだとコラ!」レンの言葉に豹変した。
「レンそのまま気を抜くなよ。」ケンは助言した。
「リュウ様どうします?」
「ミミ見応えあるかもよやれリリン。」リリンとレンの一騎打ちが始まった。
お互いの拳が行き交う。
ミクとマキは勝敗を祈った。
相互の息が荒れだしレンの拳がリリンの頬を掠めた。
「勝負アリだな。」
「クソッ…。」リリンは悔しそうに変身を解いた。
「三人でかかってきな。」
「ふんまた来るよあばよ。」リュウ達は煙幕を炊いて逃げた。
「後もうちょいなのに!」マキはムキになっていた。