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「アスト、3人を後方に」
相手が見えないほどの速度で槍を振るう
シュドも避けるが避けきれず浅く切られる
「なるほど…あんたがリーダーってのは納得だな、今までの奴とは速さが違う 名前は?」
「レイチェル そんなこと聞いてなんになるの」
「時間稼ぎにはなったさ!」
身体強化の魔術を自身に掛け、レイチェルの左腕を狙う
が、槍の柄で軽くいなされてしまう
レイチェルの表情に苦悩が見える
「…私もまだまだ もっと部下の言葉に耳を傾けるべきだった」
レイチェルの鋭い突きが右目に刺さる
「っ痛ってー 目狙って来るか…ここからは俺のターンだ」
袖の中に隠していたデリンジャーからショットシェルを撃つ
レイチェルは高飛びのように槍で地面を突き、散弾をかわす
「銃を使っていいのならもっと早く言って欲しかった」
「決闘か何かと勘違いしてねぇか?」
服で隠れている太股のホルスターから小型拳銃を取り出し足に二発ずつ撃ち込む
「っ!…おいおい聞く耳持たずかよ 容赦ねぇなぁ」
膝を付く
石突でみぞおちを殴られ数メートルほど飛ぶ
呼吸が荒くなり意識が遠のいていくのを感じポーチから何か取り出そうとするが手が滑り地面に小瓶が転がる
(ここまでは計画通り、後は頼んだぞ カ…)
「これで とどめ!」
槍が刺さり血飛沫が舞う
意識が途切れそうな中、残った全ての力を使い魔術を発動させる