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#だざむ
りつ
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「見つかったぞ!」
国木田さんの声が倉庫に響く。
誘拐された太宰さんが見つかったのだ。
ほっとしたのも束の間。
太宰さんは震えており、肩で息をしている。
「太宰さん!」
太宰さんの方に駆け寄る。
その瞬間。
太宰さんが悲鳴を上げた。
「い、やぁ!!」
太宰さんをよく見ると、沢山の傷や、注射の跡があった。
顔を見ると、瞳が大きく見開かれていた。
呼吸が荒く、過呼吸を起こしかけている。
「太宰さん、僕です!」
「ひっ、ぁ、ごめ、なさ……っ」
僕が問いかけてみるも、認識できていないようで
焦点の合わない目でどこかを見つめていた。
「太宰…?」
国木田さんも心配そうにこちらに駆け寄ってくる。
僕は動揺しながらも、取敢えず太宰さんを落ち着かせようと太宰さんに触れようとする。
____しかし、触れようとした手は太宰さんに届かなかった。
「やめ、てよ、こないで…っ!」
「敦!太宰は?!」
「っ……僕のことは認識出来ていないみたいです!」
触れようとした手は、太宰さんに叩かれ届かなかった。
ほんの少しの手の痛みに耐えながらも、国木田さんがそう問いたので現状を伝える。
「……太宰、落ち着け。大丈夫か?」
「ごめんなさい、やだ、やめ、っ……」
「……太宰、大丈夫だ。落ち着………」
「ぅ、ぁ…」
直後、太宰さんが意識を失い、国木田さんの方に倒れ込んだ。
「………」
「……国木田さん」
「……取敢えず乱歩さんに報告、それと探偵社の医務室に連れて行くぞ」
「はい」
「太宰が起きたよ。」
与謝野女医の言葉を聞いて、僕は医務室に向かう。
「与謝野さん、太宰さんは…」
「……さっきまで、2回起きたんだ。」
「だが、どちらも支離滅裂な言葉を言うばかりだ。『ごめんなさい』だとか、『いやだ』だとか。で、一通り叫んだら気絶するように眠ったよ。」
「え……」
「さっき起きてようやっと会話が可能な状態になったんだ。ただねぇ…」
そして、与謝野女医が次に口にしたことを聞いて、僕は耳を疑った。
「”記憶喪失”だ。」
医務室の扉を開けると、ベッドの上に虚ろな目をした太宰さんが座っていた。
「だ、太宰、さん…?」
「…だぁれ?」
「怖い人じゃないからね。お姉さんのお友達だよ。」
「おともだち?」
「あ、えと、その……」
子供のように首を傾げた太宰さんを見て、どうしてか言葉が出なかった。
「……こんな調子だよ。精神年齢も退化してる。この状態で病院に連れて行っても、知らない人は不安要素でしか無いだろう?」
「……びょういん、こわいひといる?」
太宰さんが怯えたような目でそう言った。
「病院には行かないからね。」
「あ、その……太宰さん、体は……」
「だざい?」
「……君のお名前だよ。」
与謝野さんが優しくそう言う。
太宰さんは、自分の名前すら分からなくなってしまったのか。
良く見れば、あの時見たのと同じ様に沢山の傷や注射の跡が残っている。
それから医務室を出て、与謝野さんが口を開く。
「……国木田君達が来てから具体的に話すが、原因は彼処での薬物や強姦だ。」
「そんな……」
「……それと、国木田達にも連絡しておいてくれ。早く依頼を終わらせろって。」
「わ、分かりました」
それから暫くして、国木田さん、谷崎さん、鏡花ちゃん、賢治くんが帰って来た。
急いで依頼を終わらせたのだろうか。息が上がっている。
「あ!国木田さん!」
「敦!太宰は?」
「それが……」
「どうかしたの?」
「国木田達!やっと帰ったかい。太宰なら起きてるよ。着いてきな」
鏡花ちゃんがそう言った後、与謝野さんが医務室からこちらに来てそう言う。
僕と国木田さん達は、そのまま与謝野さんに着いていく。
医務室に入ると、先刻と何等変わり無い太宰さんがベッドに座り、窓の外を見ていた。
「太宰!心配したぞ!大丈夫か?」
国木田さんがそう言うと、太宰さんはビクっとしてこちらを見た。
子供の様な、不安な顔をしながらこちらを見ている。
「……太宰?」
「よさの、さん。しらないひと。」
「太宰、さん……?」
「……記憶喪失だ。精神も退化してる。」
「え……」
「エピソード記憶は恐らく無くなってるねぇ。意味記憶も所々曖昧だ。」
「原因は主に薬物、強姦、暴力の影響だ。特に薬物の作用と、強姦によるショックが大きいねぇ。」
「強姦……?太宰さんが、?」
「強姦って何ですか?」
賢治くんがそう問う。
与謝野さんは少し間をおいてから、「その説明は後で」と言った。
「……太宰、俺も分からないか?」
そう言って国木田さんが少し太宰さんに近づく。
「ひっ……ぁ、こな、いで、っ」
「っ……!…すまん。」
「ごめんなさい、ごめ、な、さ……っ」
「太宰、大丈夫だから。落ち着きな。」
「ぅ……ぁ、」
与謝野さんが太宰さんに近づき、落ち着かせる。
気付くと太宰さんは与謝野さんの方に倒れ込んで、意識を無くしている。
「……まだ精神が不安定だ。先刻から妾が触っても大丈夫だったから、恐らく男の人が怖いんだろう。近づかなければ大丈夫そうなんだけどねぇ。」
死ぬ程切り悪いとこで終わってすいません……
ちなみにこれから鏡花ちゃんやナオミちゃんがぬいぐるみとかで一緒に遊んであげるけどなんか急に苦しく(?)なって過呼吸or見てないとこで自傷して皆んなに心配されて、そっから安吾がきて太宰さんが女性以外で触れても大丈Vみたいな感じになってそっから安吾が「織田作さんのことも忘れちゃったんですね。」とポロっとこぼしてそれを聞いた太宰さんが「織田作、会いたい」みたいなこと言って安吾が🥺ってなってると探偵社のみんなが何があったの的な感じで詰め寄ってきて太宰さんの過去を話して、探偵社の皆んなも🥺ってなって、更に安吾が帰ったあとポートマフィアもやって来て中也にはギリ触れれないラインで中也が悲しそうに「やはり俺には教授眼鏡を超えられねぇのか」ってなるのもいいし安吾みたく触れられる相手にするのもいいしなんならポートマフィア全員太宰さんと触れられることにして探偵社のみんなが悲しそうになるのもいいなぁと思うしあと芥川くんにだけ冷たくあたる太宰さんもいいし、そっから探偵社お馴染みの襲撃が来て発作起こした太宰さんを丁度その時出張から帰ったら乱歩さんがよしよしして、寝る時間になって取敢えず探偵社の皆んなで探偵社にお泊まりすることになって夜中に悪夢みて過呼吸になる太宰さんを皆んながよしよししてようやっと寝た太宰さんの寝顔を見ながら探偵社の皆んなが悲しそうな嬉しそうな表情を浮かべるところまで妄想出来てるんですけど気力がありませんでした!!!(長い&語彙力)
コメント
1件
うわぁ……読んでいて胸がぎゅっとなりました。太宰さんのあの怯えた姿、国木田さんの「太宰…?」の一言に、いつもの余裕や飄々とした感じが一切なくて、本当にショックが伝わってきました。与謝野さんの説明も重くて、記憶も精神も戻るのかな…と心配になります。続き、すごく気になります!