注意⚠今回長めです
kn side.
kn「nakamuッ!!」
俺は必死に手を伸ばして、
必死に声を出して、
大好きな彼を止めようとした。
けれど、彼を止める力は俺にはもう無くて。
泣く事しかできない。
…分かってた。ダメだ、って。
こんなの、流れに身を任せたからだ。
kn「ふぅ…編集終わり…っと。」
俺達WTは、メンバーが6人。
予定が全員会う日なんかあまり無い。
だから、6人が集合できた日には溜め録りをしている。
そのため、編集も沢山ある。
今日は俺の担当だった。
リビングに行って、nakamuに癒してもらおうか。
そんな事を思い、俺はリビングへと行った。
リビング
あれ、nakamuが…居ない?
あ、置き手紙。
「ごめんきんとき、今日シャケと遊ぶ予定があったの忘れてた!
だから今日は遊びに行ってきます!
早めに帰るからね! nakamu。」
丸みを帯びた可愛いnakamuの字。
はぁ〜あ、俺は何してようかな…
…そういえば、俺ってずっとnakamu一筋だったんだよなぁ…
女の子とそういう事した事ない。
いや…nakamuが嫌とかじゃなくて…普通に気になるよね。
駄目な事なんだけど…
俺はそう自分に言い聞かせながらスマホを開き、マッチングアプリをダウンロードした。
そしたら何とすぐ掛かった。
「きんときさん、いきなりですけど、今日会えますか…?」
「はい、平気ですよ。」
それから数時間後…
「あの…」
kn「ん?どうしたの?」
俺らは敬語を外し、呼び捨てで呼ぶ程仲良くなった。
俺はそれで終わるつもりだった。
チュッ…
薄暗くて静かな場所で、リップ音が1つ、響いた
kn「は…?」
え…?今、キスした?この人と?
俺は途中からその気は無くし、「早くnakamuとイチャイチャしたいな〜」とか、nakamuのことばっかり考えてたから、
「そういうことしてみたい。」
という気持ちは消えていた。
「この後、ホテル行きません?」
少し強引に腕を引かれた。
そしてそのまま…、最後までやってしまった。
翌日、俺は罪悪感で埋もれていた。
憂鬱だった。nakamuだけ居ればよかったのに…。
そして、またあの人からLINEが来た。
俺は無視するつもりだったが、nakamuに見られてしまった。
そして現在…
早く…!追いかけないと行けないのに…っ!
俺は、nakamuを悲しませて…泣かせてしまったのに、追いかける資格なんてあるのか…?
ううん…
nakamuが大好きなら…っ、
nakamuの事を思うなら…っ、
追いかけるしかないでしょ…っ!
コメント
8件
続きが気になりますー!楽しみに待ってますね😊
続きのんびり楽しみにしてますね〜 今回の話もとってもすき((
久しぶりでなんかごちゃごちゃで…いうて長くなくて…ごめんなさい(´;ω;`)