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ある小国は平和を望む
ーあてんしょんー
なんでも許せる方向け
愛重めの逆ハーになる予定
気まぐれです。すぐ消すかも
夢主の人名▶︎ ■■
夢主の92名▶︎ ●●、●●国
『』◀︎夢主
「」◀︎他のキャラたち
⚠️どちゃくそに史実⚠️
⚠️完全に作者の好み⚠️
⚠️作者は原作を全ては読めていないので、解釈違い・原作と異なる点、設定などあるかもです⚠️
⚠️時系列?バラバラです。書きたい時に書きたいものを書いてる⚠️
⚠️国名呼び有⚠️
ー夢主sideー
時は過ぎ、菊もすっかり立派な国となった。
私はというと、何分目立たないので国民たちとほのぼのやっていた。
そんなある日の真昼。
ポルトガル「あの〜、●●さんのお宅てここ〜?」
聞き慣れない声。
国民は私を国名では呼ばない。まさか他国?
少なくともアジア辺りの国ではない。
耀や菊以外の国とは、ローマ帝国やフェリちゃんぐらいとしか関わったことが無いので、内心パニックになる。
恐る恐る玄関を開け、出迎える。
『⋯私が●●ですが』
外には、茶髪の男の人が2人いた。
見分けがつかないほど似ているが、片方には目元にほくろがあり、髪も長い。
アントーニョ「初めまして!俺スペイン。ほんでこっちがポルトガル」
ポルトガル「よろしゅう」
『どうも⋯?』
立ち話もなんなので、とりあえず中に入れた。
スペインさんとポルトガルさん。
スペインさんの方は、アントーニョうんたらかんたらという名があるらしい。
やはり私には覚えられないので、スペインさんを「トーニョさん」、ポルトガルさんを「ポルさん」と呼ばせてもらうことにした。
どうやら彼らもまた西からここまで来たようだ。
『まあ、遠路はるばるこんな辺鄙な小国へ⋯それで、本日はどうしてうちへ?』
スペイン「近くにある「日本」って国を見に行ったんよ。ほんだら、この辺りにもう1つ国がある聞いたから、どうせなら行ってみようと思ってな?」
日本。
その単語を聞いた瞬間、背筋が伸びた。
『⋯日本へ、何の用だったのですか?』
ポルトガル「●●さんは知らへんかもやけど、今世界、特に「ヨーロッパ」っちゅう地域では「大航海時代」なんて言うてみーんな揃って海洋探検とか新航路開拓しに行きよんねん。」
『大航海時代⋯それで、なぜアジアに?』
アントーニョ「アジアの香辛料とかの富を得たいんやと。」
私が自国で平和ボケしてる間に、世界はそんなことになっていたのか。
話を聞くと、どうやら彼らは「キリスト教」なるものを布教しに来る他、ヨーロッパの技術や貿易の繋がりを持ち込みに来たらしい。
『へえ⋯これは凄い⋯』
ヨーロッパの技術はうちのと比べると正に天と地の差。
別に争っている訳では無いが、軍事、建築技術、航海技術、どれをとっても勝てそうにない。
アントーニョ「ここは何の生産が盛んなん?やっぱ農業?」
『ええ、先程トーニョさんたちが言っていた香辛料の他、米や野菜の生産が盛んです。都の方では、それを使った保存食などを作っています。』
2人が顔を見合わせる。
ポルトガル「ほんなら、それうちと貿易せえへん?」
『⋯貿易?』
ーアントーニョsideー
国民に呼ばれ、●●は席を外した。
アントーニョ「やったなポルトガル!偶然にもいい貿易相手見つけてしもたわ!俺ってばお手柄〜♪」
ポルトガル「まあ、今回は行ってみよう言うたお前のお陰やな」
日本ではこういうのを「棚から牡丹餅」と言うらしい。
アントーニョ「それにしても、貿易云々無しに、ここはええとこやな」
ポルトガル「ほんまにな。空気が美味い」
『それはどうも。』
アントーニョ「早かったな」
『ごめんなさいね。いつも子供たちから遊んでくれとせがまれるもので。』
困ったように、しかし心の底から嬉しそうに眉を下げて笑う彼女に、不覚にもドキッとしてしまった。
ポルトガル「好かれとるんやな。⋯そういえば、さっき子供から「■■」って言われてたよな?名前?」
『はい。■■と言います。』
ポルトガル「呼んでもええ?」
『もちろんですよ。』
アントーニョ「じゃ、じゃあ俺も⋯」
言葉が詰まってしまった。
⋯⋯なんでやろ⋯
『またいらしてください。』
船に乗ると、■■が笑顔で手を振ってきた。
ポルトガル「うん、多分近いうち来るわ」
スペイン「元気でな〜」
船が出て数分、なぜか彼女の顔が頭から離れなかった。
ポルトガル「アントーニョ?何にやにやしとん?」
アントーニョ「⋯っえ?」
ポルトガル「⋯⋯へぇ?ほぉ?惚れたんや。まあ凄いべっぴんさんやったもんな。しゃーないわ」
アントーニョ「いや、ちゃうから!!確かに美人やし愛嬌もあったし優しかったけど⋯⋯⋯」
ニヤつきながらお幸せに〜と言うポルトガルに腹が立った。
エセ関西弁です!!
ごめんなさい!!!