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16
たむ
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ゆつ
21
赫→茈
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赫「茈!一緒に観覧車乗ろ!」
茈「えー…男二人で乗んの?笑」
赫「いいでしょ、ね!」
茈「はいはい」
赫「みてみて!あそこ俺らの家あるとこじゃない!?」
茈「んー…確かに……?あっちが俺ん家か」
赫「やっぱあの水族館上から見てもでかいよ 今度一緒に行こ!」
茈「気ぃ向いたらな。てかお前俺誘ってばっかで彼女とかいらんの」
少し胸が締め付けられた気がした。
あぁ茈は俺に彼女いても気にしないんだな。
彼女なんかいらないよ。
赫「いーの!茈といるのがいちばん楽しい」
茈「…そ」
赫「もうすぐ頂上…!!茈この観覧車のジンクス知ってる?」
茈「頂上でキスしたら二人の関係は永遠に続くってやつ?」
赫「そうそう!…一緒にやらん?」
茈「なんでだよ笑」
何気ない一言にまた胸が痛む。
赫「いーじゃん茈とは一生仲良くしてたいの」
茈「へーへーそりゃどうも」
赫「はぁ……」
やっぱ無理だよな…、
分かってたけどさ……。
あ、もう頂上ついちゃう。
ふと赫の額に一瞬柔らかい感触が落ちた。
赫「……ぇ?」
赫が目線をあげるとなんてことない顔した
茈が目の前にいた。
茈「やりたかったんだろ」
赫「…ありがとッ!」
キスされて嬉しいような
なんとも思ってなさそうで哀しい様な
複雑な感情で心が埋まる。
茈「あ、下つく 赫降りれる?」
スっと手を差し伸べる茈。
赫「…ありがとう」
ねぇ茈。
茈にとっては一日のうちのなんでもない
想ひ出だと思うけど
俺にとっては一生の想ひ出になったよ。
茈ありがとう。ごめんね。
✧• ──────────── •✧
𝑭𝒊𝒏.
参考▼
観覧車回れよ回れ
想ひ出は君には一日我には一生
こちらのストーリーは上記の短歌を
参考に自分なりの解釈で
書かせていただいております。
コメント
1件
わあ…読了しました😭💕 観覧車の頂上、あのジンクスをネタにした赫くんの勇気と、それを軽くいなす茈くんの距離感…そして最後の額へのキス! 「俺にとっては一生の想ひ出」って台詞がめちゃくちゃ刺さりました…切なくて尊い。 短歌も背景に効いてて、余韻がすごいです。 一瞬の甘さと一生分の切なさ、どっちも味わえました。続きというか、この2人の過去とか知りたくなっちゃうな…! 素敵な作品をありがとうございます🌸✨