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モノクロくんの部屋に来た俺は何も無い部屋に圧巻した、がミニマリストかもしれないと思ってスルーした。
桜「…、何も無くてつまんねーだろ」
皐月『何で？お前の心が知りたかったんだよ
。』
桜「心？ってかお前潔癖症なんだろ、来て良かったのかよ…」
皐月『だってモノクロ君ベタベタ触んねーじゃん？梅とか特にスキンシップ激しいからモノクロ君なら大丈夫かなーって、それに俺そこまで潔癖症じゃねーよ』
桜「…、それで心って？」
皐月『モノクロ君さぁ、亀と初めて会ってどう思った？』
桜「？？どうって、クソみたいなやつだよ…。弱い奴ボコって何が楽しいんだ…」
皐月『そうか、じゃあ梅は？』
桜「…、撫でられた時…気が抜けそうで、安心出来る様な奴…、暖かくて、大きく見えた」
そう喋るモノクロ君は照れながらも本心を話してくれた、気がする。
皐月『…、そっかそっか、モノクロ君はここに来て良かったなぁ』
桜「だからモノクロじゃ皐月『お前は強くなるよ、絶対』ッ…俺は十分強いっての」
皐月『そうだなぁ、今より更に強くなれるよ、お前なら』
桜「？？どうゆう事だ？」
皐月『この話は一旦終わり！さぁ帰るわ俺』
桜「と、泊まるんじゃなかったのかよ！？眠いって！」
皐月『こーでもしねぇと2人きりで話す機会ないと思った訳よ』
桜「でもお前風鈴だろ？会う時くらい何時でもあるんじゃねーの？」
皐月『うーん、俺あんま高校行ってねーのよ』
桜「はぁ！？何で！？」
皐月『バイトしてんの、だから常に風鈴にいる訳じゃない。だからこうやってモノクロ君とサシで話し合いたかったのさ』
桜「……。」
俺がそう告げると何故か寂しそうな顔をするモノクロ君…。
皐月『安心しなっせ、俺は好きでバイトしてるし、タイマンは絶対行くからよ、そんでお前らの勝利を見届ける、絶対だ』
桜「……、おう、絶対負けねーよ」
ツンデレな猫みたいだなぁ、コイツが猫なら俺絶対持ち帰ってるわ……。
皐月『んじゃ、帰るな、モノクロ君も早く寝ろよ〜』
桜「だからモノクロ……はぁ、分かったよ」
皐月『じゃ、お邪魔しました〜』
俺はモノクロ君の部屋を後にした
さぁ、俺も早く帰って明日に備えないとなぁ
prr…
嫌な予感
皐月『はい、もしもし？』
店長「あっ、皐月くん？急でゴメンなんだけど明日朝出勤してくれないかな！？バイトの子が飛んじゃって！！」
皐月『えぇー、俺明日offって今日言ったとこじゃないっすか…』
店長「そこを何とか！！お願い！！」
暫し考えて
皐月『分かりましたよ、ったく、その代わり落ち着いたらすぐ帰りますからね！』
店長「ありがとう〜！！助かる！！じゃあ明日ね！！」
ブツッ
折角約束したのにな…ごめんなぁ、でもちゃんと行くから……。
頑張れ風鈴、お前らなら大丈夫だよ……。
次の日
桜side
5分前になってもアイツは来ない…、来るって言ったのに……。
楡井「桜さん？キョロキョロしてどうしたんですか？」
桜「…、何でもねぇ」
蘇芳「桜くん来てくれなくて悲しいんだよね！」
桜「そうじゃねぇ！！」
梅宮「おーい！お前らこっちこっち！」
少し離れた所に梅宮たちがいた
柊「皐月だが急にバイトに行かなきゃ行けなくなったらしい…」
梅宮「…、そっか、仕方ないわな！俺らでやり遂げようなぁ！」
バイト……、それなら仕方ないよな…。
仕事…だもんな……。
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