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第9話父との戦い
こうして父との戦いが始まった
「容赦しないぞ」
「はい」
ビュン
「カン」
木剣と木剣が交差する音が響き渡る。
その時シンは父の隙をうかがっていた
「見えた!ビュッ
そこだぁ!!!!」
「カァン」
「なっ」
なんと剣を吹き飛ばしたのだ
「隙が見えたからと油断したな、
相手は俺だぞ」
そしてすかさず父は攻撃してきた。
防御に全神経を注いで固めたが
攻撃を受けた時、120mある向かいの壁
まで吹っ飛ばされた。
「これで一本目だ、どうだ黒い魔法使いと
戦うという思いが打ち消されたか?」
「勝負はこれからですよ」
こうして2回戦目が始まった
今度はシンのほうが近づいた
「剣技強斬!!」
「ザン」
「剣の速度が上がっている、面白い」
「本物の強斬を見せてやろう」
「強斬ぃ」
「ザン」
「なっ」
なんと父が本気で打った強斬を避けたのだ
シュン
「ふぅぅぅ、剣技遊刃ぁ!!」
なんと、前は3つしか分身しなかった遊刃が
7つに分身したのだ
「なにぃ」
しかも父を追いかけ攻撃し続けている
これは遊刃が進化した剣技
墜刀刃(ついとうは)だ
「いいじゃぁねえかシン俺もマジで行くぜ」
カンカンカン
なんと墜刀刃を消滅させたのだ
「にひっ」
ブン
「強斬ぃ」
「そんなんで俺が倒せるかぁ
剣技疾風化刀斬(しっぷうかとうざん))
「ザン」
また父の勝利だ
こんなことが7回も続いた
「そんなんでよく黒い魔法使いを倒したいと言ったなぁ」
「父さんから一本取る、もしも取れなくても
全力でもがいてやるよ。ニヒッ」
その時、シンは属性龍の魔法を初めて発動させた
「龍魔法候耀円炎渦(こうようえんえんか)」
シュン
ザザザザザン
ドゴォォ
「父さんから一本取れたぁ」
「そんな技あんなら最初から使っとけ
クソ息子」
「いや、なんか頭の中に直接聞こえてきたんだよね
龍の声みたいだった」
「へぇ」
次の日
遂に旅立つ日が来た
「バイバイ、父さん、母さん」
「ヘマしたらすぐ帰ってこいよ」
「生きて帰るんだよ」
「おっと、その前に渡す物があった」
そう言い差し出したのは一本の神々しいオーラ
を放っている剣だった
「俺が旅してた時、持ってた剣だ
だいじにつかえよ」
「分かったありがとう、行ってきまーーーーす」
こうしてシンは旅立ったのであった