〝真実の愛とその裏側にあったもの〟
⚠注意
青黄?
青くんの性格悪いです🙇⤵︎
↑主は青ちゃん1推しです(
青×もぶ出ます
start↓↓↓
黄視点.
僕には2年半付き合ってる彼氏がいる
かっこよくて優しくてたまに少しかわいくて…
でも最近
「友達の家泊まりに行ってくる」
「今日は1時くらいに帰るかも」
「ご飯今日はいらない」
「そんなくっつかないで」
なんて冷たいことを言われ続けて
もう1ヶ月半くらい経ってます
今日も「友達と遊びに行くから帰るの23時くらいかも」
なんて__。
ほんとは前みたく「かわいいね」とか言って欲しい
デートも沢山したいのに
彼がまた遅くなるかも、なんてそんなことを言われても僕は
「分かりました!気をつけて下さいね笑」
と元気に返してしまう。
ほんとは行かないで欲しいって言いたいのに
僕とも遊ぼうよって言いたいのに_、
嫌われたり呆れられたりしたくないから…
こんな感じでずっと彼に自分の気持ちを伝えられなくて
悩んでいた時相談に乗ってくれたのは幼なじみで今でも仲良くしてくれている親友、赤
赤にも彼氏はいる、
赤ならどうすればいいか分かりそうな気がしたので僕は
悩みを聞いてもらうことにした
「って感じでずっと気持ちが伝えられなくて…」
「ええ〜それは辛いね…」
「青くんだし、、桃くんとも仲いいし?」
「桃くんに聞いてみる?」
「ありがとうございます…」
「聞いてみたけど桃くんも
『最近青とは遊ぶどころか連絡すらとってねぇからなぁ…』って」
「そうなんですね…」
「うん…でも気持ちは今日帰ったら伝えてみたらどうかな?」
「そうですよね…!!頑張って伝えてみます!!」
「うん!頑張って!!」
親友にも親友の彼氏さんにも手伝ったり?してもらったし…
思いきって気持ちを伝えよう、と思い
「あの、青ちゃん」と呼び掛けのメッセージを彼に送った
いつもなら遅くて数十分程度で既読が着くはずなのに
今日はやけに遅い
昨日の彼の言葉の記憶をあさっても「明日は遊ぶ」のような
言葉はなかったはず、
最近遊びすぎて疲れて寝てしまっているのかも、と思い
家に戻りドアノブに手をさし伸ばすと鍵が空いていた
彼は寝る時必ず鍵は閉めてるはずなんだけどな…と思いながらそっとドアを開くと廊下を少し歩けばある部屋から僕の彼氏以外のいやらしい声が聞こえてくる
僕は嫌な予感がし声の聞こえるドアを少し開けて覗くと自分の彼氏、青ちゃんと僕の知らないかわいい雰囲気のある男の人とが体を重ねていた
「ここ…きもちぃ?♡」
「ぅッ…ん、♡きもちぃ/」
僕はこの光景を見た瞬間強く心を締め付けられた
僕はここ約1ヶ月の間お泊まりやそんなことを言ってのは僕以外の人と体を重ねていたのだ、と確信し悲しみのあまり涙が止まらなかった
やっと構って欲しいことや友達ばっかりではなく僕とも遊んで欲しいなどの気持ちを彼に伝えられると思っていたのに_
こんなところにいればいつかは彼にも知らない男の人にもバレてしまうし、終わる前に自分が耐えきれず声を上げて泣き叫ぶ未来が見えていたから僕は迷惑かもしれないけどまた親友の元へ行くことにした
赤視点
さっき突然幼なじみでもあって俺の大親友の黄ちゃんから
「悩みがあって…相談のってくれないかな、」
というメッセージが来た
勿論俺も黄ちゃんにはたくさん悩みを聞いてもらったし相談ものってもらったことが何回もあるので俺は全然いいよ!と返信した
カフェで相談しよう、となり黄ちゃんの悩みが
「ここ最近彼氏の態度が冷たい」
とのことだった
俺もたまにそーゆー不安になったりした時もあったけれど
俺たちの場合はただの勘違いだった、
でもいつでも勘違いってことも有り得ない、
黄ちゃんにとっては絶対考えたくないであろう“浮気”も有り得るんじゃないかって、
でもあれだけ黄ちゃんと2人の時いちゃいちゃしてキスも沢山してたあの青だ、浮気はないだろう と考え俺は
「気持ちは今日帰ったら伝えてみたらどうかな?」
と提案した
黄ちゃんは頑張ってみる、といい家に戻り今日の相談はもう終わりかな、と彼氏のいる家に帰った
黄ちゃんの悩みを聞いて何十分かたった頃急にインターホンの音がリビングに鳴り響いた
誰も来る予定もないしなんの荷物も頼んでないはずなんだけどな…
なんてことを考えながら誰だと思いながらモニターを見ると
大粒の涙を流している黄ちゃんがいた
一体何があったんだと焦りながらドアを開けた瞬間黄ちゃんが抱きついてきた
泣き声にびっくりした桃くんも小走りで玄関に向かってくる
あの後家に帰って何があったんだ、と聞くと
黄ちゃんはさっきよりも大きな声で泣き出してしまう
彼には気持ちは伝えられたのかを聞いてみると黄ちゃんは首を横に振る
あれだけ時間が過ぎていたにも関わらず黄ちゃんの思いは彼奴には届いていなった
何があったのかを聞かないと俺たちはどうすることも出来ないので
黄ちゃんに水を用意し、背中をさすって心を落ち着かせてから聞くことにした
どれだけのことがあったのだろうか、もう40分ほどずっと泣いている
あれからかなり時間が経ちやっと心が落ち着いて来たみたいで段々呼吸も整って行く
ゆっくりでいいからあの後黄ちゃんは何を言われたの?と聞いてみると
「グスッ…何も言われてなぃ…」と言った
つまり何かを見てしまったのだろう
質問を変え何を見たの?何があったの?と聞いてみると
「ッ…あぉ…ちゃが…ッ…の…と…っしてて…ッポロッ」
相当ショックだったのだろうか、また泣き出しそうになり声が段々小さくなり聞こえない
もう一度聞くと
「青ちゃんがッ…知らない人とえ×ちをしてて…」
と、
これを聞いた瞬間俺も桃くんも思わず「はッ…?」と声が出てしまった
「それでッ…ポロポロ」
これ以上言葉にするとまた泣いてしまって苦しくなるだろうと思い
「黄ちゃん、もういいよ」とストップの言葉を言う
恐らく俺の声は怒りで低くなり少し震えているだろう
俺は大好きな黄ちゃんが浮気されたことを知った瞬間絶対に彼奴は許さないと思った
気づけば黄ちゃんと彼奴の家の前にいた
俺の頭は怒りでいっぱいだった
確かに玄関近くの部屋から嫌な声が聞こえてきた
俺は何も考えず思いっきり声の聞こえるドアを開けた
開けた瞬間当たり前だが2人は驚いた顔をしていた
彼奴とどこの誰かも知らない男の姿を見た瞬間俺は怒鳴り上げた
何をやってるんだ、と
流石に途中で辞めた青は黄ちゃんの思いを聞いても何も感じてないような呆れているような表情だった
「なんでそんな態度な訳?」と言うと
「いやw、元々黄なんて遊びだったんだけど?笑」
「なに本気になってんの?」
「いつ本命っていった?」
「付き合った瞬間から遊び道具だからね、?w」
ただでさえ怒りが抑えきれないほどだったのに俺の怒りはMAXを達してしまった
黄ちゃんは瞳にハイライトはなくてもう感情が消え去ったかのようになっていた
桃くんも怒りの勢いで青の胸ぐらを掴んでいた
「なに?w今までの“すき”とか“愛してるよ”なんてぜーんぶ感情なんてこもってない、」
「全部全部嘘、w」
「黄は顔も性格もいいし行為した時も反応いいし、結構懐いてくれたから長い間使ってたけど、」
「使ってた…?」
「そうだよ?w ただの遊びみたいな感じで付き合ったのにガチにされてたとは、思わなかったなぁ〜w」
「残念だけど、僕にとって黄は“ただの僕の遊び道具”としか思ってない」
「お前も言っとくけど遊び、」
「ぇッ…?」
「悪いんですけど、一旦隣の部屋行ってもらってもいいですかね…?」
「…はい」
「…すきも全部…嘘だったの…?青ちゃん…」
「だからそうって言ってるじゃん」
「…じゃぁッ、…ポロ」
「…ッ僕が言ったすきも、愛してるも…ッポロポロ」
「全部ッ嘘だよ…?笑ポロ」
「黄ちゃん…?!」
「黄…!!、」
「…そ、」
「グスッ…うん、ポロッ」
「黄ちゃん、!こんな最低なやつ、嫌いになっても普通たげとさ?!」
「黄ちゃんずっっと」
『青ちゃん今日かっこよかったの!!』とか
『青ちゃんへの誕生日プレゼント何がいいかなぁ…』とか
『青ちゃんがねッ//昨日きもちいことしてくれたの…//』とか
『青ちゃんが誕生日プレゼントに綺麗なネックレスくれたんだよ!!//すごい綺麗で嬉しい…//』とか
『青ちゃんが黄はほんとかわいいね、って頭撫でながら言っていくれたの!!✨』とか
『青ちゃんとのデート楽しかった!!』とか
『青ちゃんがお料理してくれたんだけどね、すっごく美味しかったんだよ!!✨お料理してるところもかっこよかった//』とかも
「ずっと幸せそうに話してたじゃん!!!」
「それが全部嘘で全部無くなるんだよ?!いいの?!」
「う”ぅ”ッ…ポロポロやだぁッ!!ポロポロ」
「…ふはッ笑そんなに僕のこと好きだったの?w」
「だいすきぃ”ッ遊び道具なんて言われてもッポロポロ」
「まだだいすき…ッポロポロ」
「そう、…」
「青”ッ!!」
「なに、桃くん」
「お前ッいつからそんなことしてんだよ…ッ」
「昔はもっと良い奴だったのに…」
「中2から、今も4年間くらいずーっと」
「お前ッッ!!」
「だめッ!!ポロッ」
「ぃ”ッ…ポロポロ」
「…?!」
「黄?!なんでこんなやつ庇ってんの…?」
「黄ちゃん!!大丈夫!?」
「青ちゃんに怪我させないでほしいのッポロポロ」
「僕守ってなんt…」
バッチンッッッ
「青!!!お前…最低ッッ!!」
「ぃ”ッた、赤くんなにすんの」
「ッ…赤ッッ!!ポロッ」
「黄ちゃん!!こんなやつ庇わなくていいんだよ!!!」
「でも、ッ僕…ポロッ」
「青ちゃんが初恋の人でッ…
世界で1番だいすきな人なんだよ…ッ?ポロッ」
「でもッッ色んなやつと体重ねたりしてたんだよ?!」
「それでもいいのッ…ポロ遊び道具でもなんでもいいからッ…ポロポロ」
「青ちゃんに愛されたいのッ…/ポロッ」
「…黄、悪いけど…、」
「僕、黄にはもう既に飽きてるの、」
「もう、キスもしない好きじゃないから」
「ッ…ポロポロ」
「青ッッ!!」
「青お前ッ…!!」
「…ポロポロポロ」
「黄ちゃんッ?どこ行くの?」
「ちょっ…とポロッここじゃ苦しいからッ…外行ってくる…ポロポロ」
「…うん、気をつけてね」
黄視点
外はすっかり暗くなって街灯はもうついていた
正直好きな人から“遊び道具”と言われ結構ショックだった
『遊び道具でもなんでもいいから青ちゃんに愛されたいの』
なんて言ったけど
遊び道具なんかじゃなくちゃんと恋人として、
恋愛対象として愛されたい
『黄には既に飽きてるの』と言われた時は心臓がつぶされるくらい苦しかった
好きな人からも愛されない、つまり僕の楽しみは何も無い
幸せが僕には無い
「生きる必要が無い_。」
僕は学校の屋上に向かい屋上に座り込んだ
ここで青ちゃんとお弁当を一緒に食べたり
沢山話をしたりした記憶がフラッシュバックする
あの時は楽しかった
ずっと笑顔でいれた
屋上では青ちゃんに告白された記憶もある
今思えば今までの幸せは全部夢だったんじゃないかって思う
過去のことを考えても苦しくなるだけだと思い僕はフェンスを飛び越えて誰にも聞こえない声で
“幸せな夢をありがとう”
という言葉で僕の人生はたったの17年で終わり
ほんとに楽しかった、でも最後は苦しく終わった
次の日僕の遺体は発見された
青視点
黄はあの時あの場所じゃ苦しいと外へ出ていったっきり帰ってこなかった
翌日先生達から飛び降り自殺があった、と聞いた時は流石に予想外でびっくりした
同じクラスだった黄が居なくなった途端、何故だろう
心のどこか悲しくてなにか足りないと思った
過去に付き合って昨日と同じようなことがあったがそいつも飛び降りではないが自殺した奴がいた
だがそいつがいなくなったところで僕は好きでは無い奴がいなくなっただけなので悲しくともなかった
なのに物足りなくて心に穴があいたみたいになんだか寂しくて苦しくて…
なにか大好きで世界で…宇宙で1番大切なものが無くなったみたいに…
涙が止まらなくて…黄は飽きた、本気で恋した訳じゃないのに_
休み時間に赤くんにも桃くんにも泣きながら怒鳴られた
当たり前だ、幼なじみ、大親友を本人の彼氏のせいで失ったんだ
後から気付いたんだ、僕の黄への思いは全部嘘なんかじゃない、
全部本心で、本気で愛してたのに何故か飽きたと勘違いしたりしていた
偽りの愛なんかじゃなかったんだ
真実の愛だったんだ_。
気付いた頃には屋上にいて早く黄に会って黄に完全に惚れてた、って
僕は勘違いしてて好きになってたことに気づかなかったことを一刻も早く伝えたかった
“黄、今から会いに行くから…、”
E N D
連載中失礼しました💦
気分で書いたんですけどなうで5449文字でございます
えっと、このタイトル、
「真実の愛とその裏側にあったもの」
は、天才的なリア友様に決めて頂きました(
てことで、プリ小説入れてる方、
フォローしてあげてください🙇♂️
そろそろ終わりにしますよぉ!!
運営様愛してます!!愛愛愛愛愛💓💓
あかばんそろそろされそうだから覚悟しとかないとだけどしないでください愛してるんですすきなんでTERROR様も運営様も神(?
5658文字頑張った
コメント
39件
ブクマ失礼します!
幸せな時間は、失ってから気づくって本当なんですね。