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ゆいな
1,025
#ぷりあき
なむる。
931
あのレコーディングの日から、ちぐさの様子は明らかに狂っていった。動画の撮影中もどこか上の空で、いつもの明るいツッコミが消え、無理に笑っているのが誰の目から見ても明らかだった。
そしてついに、その日がやってくる。
週末の夜、アンプタクの全員が集まる大事な全体ミーティング。開始時間を15分過ぎても、通話チャンネルにちぐさの姿はなかった。
🔴あっと:「……ちぐさのやつ、遅くね? 連絡も返ってこねえんだけど」
スマートフォンの画面をタップしながら、あっとが低く、苛立ちと不安の混ざった声を漏らす。
💛けちゃ:「珍しいね。いつもなら遅れるときはスタンプ一個くらい送ってくるのに」
けちゃも心配そうに眉をひそめる。その時、あなたのスマホにだけ、ちぐさからポツリと短いメッセージが届いた。
『ごめんなさい。今日のミーティング、いけません。僕、もうダメかもしれない』
🌸あなた:「みんな、大変! ちぐさくんから連絡が来たんだけど……!」
あなたが慌ててその画面をメンバーに見せると、スタジオの空気が一気に凍りついた。
🟣まぜ太:「……おい、これマジなやつじゃん。あのバカ、何一人で抱え込んでんだよ!」
まぜ太が立ち上がり、いつもの余裕を失った顔で髪を乱暴にかきむしる。
💚ぷりっつ:「待って、直近の配信のアーカイブとかSNS見たけど……一部のアンチが結構ひどいこと書いてた。ちぐちゃん、あれ全部真に受けちゃったんじゃ……」
ぷりっつが深刻な表情でパソコンの画面を指さす。そこには、ちぐさを傷つける心ない言葉の数々が並んでいた。
その頃、ちぐさは自宅の薄暗い部屋の隅で、膝を抱えてガタガタと震えていた。
何度も鳴り響くスマホの通知音が恐怖でしかなく、画面を伏せて耳を塞ぐ。
🩵ちぐさ:「うぅ……ひ、引っ張っちゃう……僕がいたら、みんなの足を引っ張っちゃうよ……。もう声の出し方も、笑い方もわかんないよ……」
涙がポロポロと溢れて、パジャマの膝を黒く染めていく。大好きなはずのメンバーの顔も、今は「迷惑をかけている申し訳なさ」で直視できない。自分が消えてしまえば、アンプはもっと完璧なグループになれる。本気でそう思い詰めるほど、ちぐさの心は完全に病みきっていた。
🌸あなた:「私、ちぐさくんの家に行ってくる!」
あなたが席を蹴って立ち上がると、メンバーたちも一斉に上着を掴んだ。
🔴あっと:「待て、🌸! 俺たちも行く。一人でそんなトコ行かせるかよ」
💛けちゃ:「みんなで行こう。ちぐさを一人で泣かせとくわけにいかないで書」
アンプタクのメンバーとあなたは、ちぐさを救い出すために、夜の街へと走り出した――。
コメント
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うわあ…第2話、胸が苦しくなりました。ちぐさくんの「引っ張っちゃう」って言葉、ああいう時って本人は本気でそう思っちゃうんですよね…。アンチコメントを真に受けてしまう繊細さ、でもそこに気づいてすぐにみんなで飛び出していくアンプタクの絆が温かくて。人間っ!さんの、現代の配信者さんたちが抱える闇と光の描き方がとてもリアルで、続きが気になります🚪💦