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ゆいな
1,025
#ぷりあき
なむる。
931
夜の街を駆け抜け、あなたとメンバーたちはちぐさのマンションの前へとたどり着いた。見上げるちぐさの部屋の窓は、明かりが一切ついておらず、不気味なほど真っ暗だった。
💚ぷりっつ:「電気、ついてへんな……。ほんまに中にいるんよな?」
ぷりっつが不安そうに声を漏らす。全員でエレベーターに飛び乗り、ちぐさの部屋のドアの前に立つと、あっとがすぐにインターホンを激しく鳴らした。
🔴あっと:「ちぐさ! いるんだろ! あっとだ、開けろ!」
しかし、中からは何の反応もない。静まり返った廊下に、あっとの焦った声だけが響く。
🟣まぜ太:「ちぐさ! 居留守使ってんじゃねえぞ! マジで心配してんだからな!」
まぜ太がドアを叩くが、やはり返事はない。
奥にいるはずのちぐさは、ドアの向こうから聞こえる大好きな仲間たちの声に、ビクッと身体を震わせていた。
🩵ちぐさ:「(みんな……ごめん、ごめんなさい……僕なんかに関わらないで……)」
部屋の隅で毛布にくるまりながら、ちぐさは必死に涙を堪えて息を潜めていた。合わせる顔がない。自分のせいでみんなの大事な時間を奪っていると思うと、申し訳なさで胸が張り裂けそうだった。
ドアの前で、けちゃがあなたの肩をぽんと叩き、ポケットから一本の鍵を取り出した。
🩷けちゃ:「……万が一のために預かってた合鍵、使うよ。🌸、最初にちぐさのところに行ってあげて。俺たちが一気に入ると、あいつビックリしちゃうかもしれないから」
🌸あなた:「うん……! ありがと、けちゃくん」
カチャリ、と静かに鍵が開く。
あなたがそっとドアを押し開けると、部屋の中はカーテンが閉め切られ、ひんやりとした冷気と暗闇に包まれていた。
🌸あなた:「ちぐさくん……? 🌸だよ。入るね……?」
暗闇に目が慣れてくると、ベッドの横の隙間で、小さく丸まってガタガタと震えている影が見えた。
🩵ちぐさ:「嫌だ……来ないで、見ないでぇ……っ」
ちぐさは頭から毛布を被り、拒絶するように声を震わせた。だけど、その声は今にも消えてしまいそうなほど脆く、ボロボロに傷ついているのが痛いほど伝わってきた。
あなたがゆっくりと近づき、毛布越しにその小さな身体をそっと抱きしめると、ちぐさの身体が強張った。
🌸あなた:「もう大丈夫だよ。一人で抱え込まないで……」
コメント
1件
ちぐさくんの「来ないで、見ないで」に胸がぎゅってなった……。自分なんかって思っちゃうほど傷ついてるのが伝わってきて切なかった。でも、合鍵を持ってて🌸に最初に入らせてあげたけちゃくんの優しさが沁みます。毛布越しのハグ、ちゃんと届いてほしいな。