寧々said
ヴィランから少しでも距離を取るため、私はナイフを投げてヴィランたちの視界を妨げる
そこから一定の距離を取り、戦闘態勢を取った
その時だった
『なにあれ、、、』
バキバキッ、と音がして、振り向く
見れば、すぐ近くに大氷壁ができていた
あの氷、、、まさか!
そこから、黒い影が飛び出た
その影は私の目の前に落ちた
その影は、、、、
爆「おい、ボロボロじゃねえか!!早く俺に掴まれ!逃げんぞ!!」
救出したはずの爆豪だった
『なんで、、、爆豪が!!』
爆「いいから早く逃げんぞ!!」
そう言い、私の腕を引っ張るが
『、、、、、、私は、、、一緒には行かない』
爆「はぁ!!?」
私は手を振り払い、向かってくるヴィラン達を殴りながら、私の言葉に予想通り食いついてきた
爆「なに舐め腐ったこと言ってやがんだ、、、、、!?あ゛ぁ!?」
死「寧々、、、、仲間になる気があるならそいつも駒だ。回収しろ」
『、、、、、あんたらの仲間になる気もない』
爆「、、、、、!」
あの夢やオールフォーワンが言ってたことでわかった
私の家族は私のせいで死んだ
私の個性は、世界を破滅させることができる
ヴィランに悪用されてしまうことがあるかもしれない
ということは、私がいることでたくさんの犠牲を出してしまう
今、私が戻っても、、、、雄英のみんなに迷惑がかかってしまう
皆が気兼ねなくヒーローになる為に、、、、私はいるべきじゃない
『もう、、、、、、迷惑をかけたくないの』
爆「、、、、、!」
『初めは、、、、ただ、助ける相手だっ、た。護衛、なんて、すぐ、終わる、から、軽く、接してた!!』
よろける体でトゥワイスの攻撃を防ぎながら、私の口からは溢れ出るように本音が漏れて
『でも皆、が、、、、、私に笑いかけてくれてっ、私の事を仲間だと、言っ、て、くれて、、、!過ごして、いく、うちに、、、、どんどん、もっとここにいたいって、思っちゃいけ、ないこと、、、思っちゃって、、、!』
爆「、、、、、」
『守る対象じゃ、なくて、、、、友達、として、仲間として、、、、、皆のことがどんどんっ、大好きになって!!』
皆と馬鹿みたいに笑い合う日々が、、、、いつの間にか、私にとって、、、
『世界が、、、、広がった、、、、!妹だけが、いればいい、と、、、思っていた世界がっ、、、、捨てたもんじゃないって、、、!初めて、思った!!』
爆「〜っなら!」
『だからこそ!!、、、、居られないの、、、、もう嫌なの。もう誰も、、、、大好きな、皆を、失いたくないっ。大切な、人を、私の、せいで、失いたく、ないっ。仕方ないんだよ、、、!皆に、迷惑をかけて、しまう、私が、、、、大好きなあそこに、いることがっ、許されないの!!』
爆「、、、、、チッ」
『言いたくてもっ、私の事は誰にも、っ、言えない、からっ!皆にっ、爆豪にも、、、私はずっと、嘘、抱えて、、、そんな、事、絶対、、、、嫌だっ、かr―――』
爆「いい加減にしろぶっ殺すぞ!!!!」
ドゴォッ!
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