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寧々said
トガ「ぅえっ!?」
背を合わせた瞬間に、爆豪の拳が私の頬にぶち当たって
訳が分からなくて涙が引っ込んだ私は、その場に膝をついた
爆「てめぇの事情なんか知るか!!てめぇ「自分のせいで俺らを犠牲にしてしまう」っつったな!?てめぇに心配されなくても俺らはお前を超える強いヒーロになってやろうじゃねぇか!!いいか!?1回しか言わねぇ!よく聞きやがれ!!」
『、、、、っ、?』
向かって来たコンプレスから距離を取るため、爆豪は私を抱え爆破で後ろへ飛ぶ
爆「てめぇは俺の横にいろ!!これからも!!!」
『〜っ、!!!?』
今、、、、横って、、、、
爆「てめぇが背負っているもんも、1人で抱えているもんも!!」
『、、、、、、、っ』
爆豪は、ゆっくりこちらを振り向いて
眉間にシワを寄せた目つきの悪い、それでも私の大好きな顔で
爆「ひっくるめて中身見ずに俺も背負ってやるっつってんだよ!!不満か!?あ゛ぁ!?」
私の欲しかった言葉を、与えてくれた
『な゛っ、、、、、、ん、で、、、、、』
なんで、爆豪はそこまでして、、、、
秘密にしてるのに、それが何なのか知らないまま、一緒に背負おうとしてくれるの、、、、?
なんで、、、、
爆「てめぇは!!!俺らと一緒に居てぇんか!居たくねぇんか!!!?」
ここに来て1番大きく、叫んだその声が
痛む頭に反響して脳を揺さぶって、喉の下あたりが何十倍も痛くなった
涙が急に、こみ上げてきて
『、、、、、、、たい』
爆「あ゛ぁ!?聞こえねぇよ!!!」
『――――――いたいっ!!』
ドガァッ!!
「「「「!!!!?」」」」
瞬間、外から聞こえた瓦礫の崩れる音に、全員がそっちを向いた
そして、その方向から大きな氷が空めがけて伸びて
、、、、あの、氷ってやっぱり
爆「ったく、遅ぇよ」
『――――――轟く、』
氷の上側で、物凄いスピードで進む影が見えた
『!!?』
氷の先から現れたのは、装いはいつもと違うけど確かに私の知っている人達だった
切「来い!!!!!!」
勢いよく、切島がその手を私たちの方に伸ばして
死「寧々、、、、、!!」
低姿勢から手を伸ばしてきた弔くんに振り向いた瞬間、一気に視界がぐらついて、姿勢が崩れた
グイッ
『っ、』
ドォォォォ!!!!
一気に爆豪にお姫様抱っこをされたまま上空の緑谷達の元へ爆風の反動で飛ぶ
爆豪の手が、しっかりと切島の手を掴んで