相変わらずデス。
さて。今はどんな状況かというと。
「おい凛、潔世一と付き合ってるって、どういうことだ。」
「兄ちゃんに説明、できるな?」
「……」
きゃあ、冴さん怖い。凛に視線を向けてみよう。
「りんさーん…」
「……おい潔、どうしてくれんだ、」
「んーごめん、凛。許して?」
「はあ?!許すわけ無えだろ!!4ねクソ潔!!!誰がお前と付き合うかよ!!!」
「…は?付き合って無えのかよ、チッ」
舌打ちぃ?!あんたは何を期待してたんだよ。付き合ってて欲しいのかよ。
それはそうとして冴さんと凛さんのお顔がとんでもなく怖い。俺はどうすりゃいいんですか。助けて。
…もう凛に告ろう。うん。もういいや。
「じゃあ冴!今ここで俺は凛に告白する!!」
「はあ?!」
「お前に凛はやらねえ!!凛は俺のだ!!」
「はあ?!?!」
「さっきの舌打ちなんなんだよ!!凛をよこせ!!!」
「渡すかよ!!!」
「はあ?!?!?!」
その後俺と冴は大乱闘した。凛は呆れてコンビニでアイス買って食ってた。可愛い。
そんなこんなでもう日が沈みそうな頃。
「「はあ…はあ……」」
「おい潔世一、」
「なんだよ冴」
「お前は凛を、幸せにできんのか?」
「できるに決まってる。」
「「…」」
「凛を、頼んだ。」
「…ありがとうございます」
俺と冴は夕陽を背に抱き合った。ああよかった。やっと凛と付き合え…
「…なあ、俺の意見はどうした。俺は潔と付き合うなんて…」
「凛」
「…チッ」
「凛さん…付き合ってください」
「でも、俺は、」
「凛?」
「…」
「仕方ねえな、付き合ってやる」
「やったああああ!!!!!」
やっと凛と付き合えた(半強制)。よかった。まじで。凛大好き。結婚しよっか。
「いいか潔!俺はお前に惚れたわけじゃねえ!仕方なく!!付き合ってやってるだけだからな!!」
「それでもいいよ。いつか惚れさせてやる。」
「ハッ、やれるもんならやってみろ!」
「やってやるよ!!」
「凛、よかったな。」
「にいちゃ…」
「今日の予定はまた今度にしよう、本当によかった。」
「兄ちゃん、俺は嬉しい訳じゃ…」
「凛?」
「と、とっても嬉しい!ありがとう兄ちゃん!」
「今日は赤飯だ、母さんに言っとく。潔世一、お前も来い。」
「ええ?!凛の家行っていいの?!行きます!!」
「…はあ」
こんな感じで俺と凛は付き合うこととなった。めでたしめでたし。
あ、後最後に…
……思ったより凛が俺に惚れるのは早かった。そんだけ。
コメント
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んふ…にやけがとまんないっす、まじでちょっとふぉろーしつれいします