テラーノベル
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マフィアパロ
登場人物
・らっだぁ ⇒ rd「」
・ぴくと ⇒ pk『』
・uneiの方々(幹部) ⇒ ○○[]
・その他モブ
※BL作品です。過激な表現多め、首絞めや拘束、暴力等々注意⚠️
rdpkが好きなので書きたくなりました。
最初はrdpk要素超薄め。
とても長いので時間がある際にお読みください。
pk視点
僕はある裏の組織に雇ってもらっている。
スパイを主に仕事とし、様々な組に潜入しては雇い主である組織の人に金を貰って生活している。
スラム育ちだからか、自分の身を守ることには抜きん出て才能があるようで、スパイだとバレても無傷で生還することも多かった。
まぁ潜入に失敗したらお金貰えないんだけど…。
そんなこんなでスパイの仕事も長く、雇ってもらっている組織の人達にも信頼をおかれてきた頃のこと。
[次は、最近力をつけてきているマフィアに潜入してきてほしい。名はunei組。今回も有力な情報を待っているよ。]
pk『了解致しました。…その、失礼ながらいつも情報だけを必要としてますけど、その理由はお聞かせ貰えないのですか?』
[君には関係のないことだろう。金と住む場所もやってるんだ。我々に利のあることだけをしてくれればいい。]
pk『…失礼しました。準備出来次第、潜入を開始します。』
いつもはぐらかされるんだよなぁ。
まぁ確かに僕には関係ない。
だって、僕は自分が食って行ければ満足なのだから。
潜入開始。
いつもスパイとして潜入するとき、こっそり中に入って情報だけを抜きとることもあるが、大概は目標のマフィアのメンバーとなって中からの情報を抜き出すことが多い。
今回もそのパターンだ。
直近でメンバー募集を裏サイトでしていたため、応募した。
僕は慎重だから、まずは信頼を得ることから始めるため、この方法だと大抵相手にも気付かれずに情報を抜き取れる。
その代わり時間もかかるが…
今回も上手く行くことを願おう。
rd視点
俺は最近マフィアという組織をつくったばかりのボスだ。
まださほど力はないが、俺と幹部を筆頭にどんどん力をつけてきている。
一応ボスということもあり、多忙でストレスが溜まる。
本当はボスなんてやりたくないんだけど、幹部の奴らやスラムで一緒に育ってきた他の仲間が、どうしても俺がいいというのでなってやった。
まぁ、信頼されてるってことだよな。あいつらを心配なんてさせたくないし、いつも通りに振る舞おう。
さて、今日のスケジュールは、と…..
あぁ、面接か。そういえば人が足りないから募集したんだったな。
ボスとしての威厳、出さないとなぁ…
まぁ、俺ほぼ喋らんし、幹部の奴らが何とかしてくれるでしょ。
<ボス、そろそろお時間です。>
「了解。すぐ行く。」
インカムで部下からの連絡。
さて、切り替えてお仕事しますか!
pk視点
[××番の方、どうぞ。]
pk『はい。』
お、やっと回ってきたか。
初めてこういう潜入をした時、面接ほんとダメダメだったけど、今は余裕で出来るようになっている。
これも成長だな。
コンコンコン
pk『失礼します。××番、pkと申します。よろしくお願いします。』
頭を上げると、真ん中にボスらしき人と、その脇に2人座っている。
まぁ幹部の人だろう。
ru[どうぞおかけになってください。]
pk『失礼します。 』
赤い髪の毛が特徴で優しそうな声の人だ。
cn[質問は全部で5つあります。答えられない、答えたくない思った質問には答えなくても結構です。]
pk『はい。お願いします。』
つまり、答えられない質問=信用に欠けるので落とされるという意味のようなものだ。
こういうのは基本嘘でも答えないとならない。
声色は大人びていて優しく不気味な笑みが特徴の人だと思った。
ru[1つ、出身地は?]
pk『スラムです。××街の。』
ボスであろう者含め全員が少し反応した気がした。
ru[…なるほど。2つ、あなたはなぜこの組織のメンバー募集に応募しましたか?]
pk『はい。僕は先程言いましたようにスラム育ちでして、表でできるような仕事がなくて、…少し、汚い仕事ばかりをしてきまして…。』
pk『顔も名前も覚えられてきたため、なにか組織に所属しようと思いまして。
pk『その時に、ちょうどここがメンバーの募集をしていたので、応募をしました。』
想定内の質問だ。
これで受かるってほどの解答ではないが、落とすほどの解答でもないだろう。
cn[なるほど。では3つ目。あなたの得意とする能力や、組織に入った時どのようなことが出来るかなるべく詳しく教えてください。 ]
pk『はい。僕はスラムで生活していた際、主に盗みをしてそれを闇市で売ったり、盗った食べ物を食べたりしていました。』
pk『なので、潜伏や気配を消すことが得意と自負しています。
組織に加入できた際には、後方での援護や、潜入を始めとした捜査などを希望したいと思っています。』
これもまた想定内の質問。
さっきの質問といい感じに組み合わせれば、信憑性も増して不自然はない。
それにこれは本当の話だし。
cn[なるほど。潜入ね。では4つ目。前歴などあれば教えてください。]
pk『はい。あえっと…事前に提出した資料にあると思うのですが…。』
cn[えぇ、知っていますよ。他にもあれば、です。これより前のものがあれば教えてください。]
pk『失礼しました。資料にある通りクスリの運び屋や売人、そして先程の盗み、あとは…人を撃ったことがあります。殺害はしていないので、傷害といったところです。』
cn[ほぉ…、撃った箇所はどこ?なんで撃ったのかな?]
急に目が変わったな…そら銃を扱ったことがあるかないかでは評価は変わりそうだ。
pk『はい。通りすがりの一般人のカバンをスりまして。その時近くにたまたま警官がいたので、逃げている最中に脚を撃ちました。銃は警官のを盗りました。 』
cn[へぇ…、撃たれはしなかったの?]
pk『撃たれましたよ。3発ほど。その、殺気?を感じて、当たりはしなかったんですけど、避けるはずみにコケまして。』
pk『1人に追いつかれた際にそいつ僕が小さかったからか油断していて、そのまま隙をついて銃だけ取って脚を撃ったんです。』
pk『あとの2人も撃たれた仲間に気を取られていたので、逃げましたけど。』
cn[ふぅん、なるほどね。いいね面白い。]
思ったより喋ってしまった…でも雰囲気的には評価は良いみたい?
rd「では、最後の質問です。我々に、unei組に、忠誠を誓えますか?」
ボスと思わしき人が立ち上がった。喋るんだ、と思った。
思ったより落ち着く声で、よく通る声だった。
pk『勿論。誓えます。』
rd視点
pk『ありがとうございました。失礼します。』
なかなか良い人材が来たな。彼は最有力最優先で組織に迎えたいが…
ru[ボス、今の彼はどう感じましたか?]
rd「ちょっと、今くらい別に名前で良くない?ボス呼びまだ慣れないんだけど。」
ru[ダメです。仮にもボスですし、周りの目がどこにあるかもわかりませんよ?]
rd「それくらいcnちゃんが把握してくれてるでしょ。まぁいいけど。」
cn[で、彼はどうだった?]
rd「そうだね。恐らく、嘘はない。だけど…」
ru[だけど?]
rd「…何かを隠していた。」
cn[…うん。彼の合否はどうする?]
rd「いいと思うよ。即戦力になるだろうし、銃の訓練とかもすれば彼の使い方の幅が広がる。」
rd「それに、隠していることも、手元に置いておけばそのうち分かってくるだろ。」
ru[了解。彼は合格ね。]
にしてもあんな子、スラムで見たことあるっけな…。
スラムの子のほとんどの顔は覚えていた。
だから、××街のスラム出身と答えた時はつい反応してしまった。2人も同様だろう。
ひとつ、覚えがあるとすれば…
ru[ボス。…ボス?ボス!]
rd「ぁえ?!なになに!?」
cn[問題がなければ次の人に移りますよって。話聞いてなかったよね。]
ru[まぁ正直座ってるだけだからいいよね。]
rd「あっ、ごめんって!機嫌直してru〜…」
ru[はいはい。じゃあ、次の方お願いします。]
pk視点
後日、裏サイトのメールから合否が来た。
合格だった。
まぁ、そりゃそうか。念の為落ちた時用の潜入方法を考えていたが、必要なかったな。
しばらくは、ここが僕の仕事場だ。
初日。合否通知に記載されていた日付と場所に到着し、組織の人と思われる人に案内をしてもらった。
勿論、俺以外にも合格者はいたが、結構いたのにギリ数えられる程度しか合格はしていなかったようだ。
初日はアジトの案内と、合格者の歓迎会らしい。
出来たてのマフィアだから、まぁそんなんでいいのかと考えながら、アジトの構造を頭に入れる。
びっくりするほど豪華な料理を目の前に、飛びつかなかった僕を褒めてほしい。
歓迎会が始まると、大きめなホールに僕らは連れられた。
かん、かん、かん
グラスを叩いた音の方に皆が注目する。
面接の時にいた3人と、他に2人がいた。
rd「ようこそ、unei組へ。君たちはここに居る幹部と俺が厳選して選んだ者たちだ。」
rd「まず自己紹介をしよう。俺はこの組のボス、rdだ。よろしく頼む。」
ボスが軽く会釈すると、手を叩く音が響く。僕も便乗して拍手した。
rd「そして、ここにいる幹部を紹介しよう。1人は今事務作業で手放せないため、4人しかこの場にはいない。」
rd「まぁ関わることがない人が大勢だが、名はknkiだ。」
rd「緑の帽子被ってる奴がmd。面接の時に見ただろうが、赤い髪の奴がru、同じく黒髪がcnだ。そして最後の柄悪そうなやつがkyo。」
rd「基本君たちは彼らの誰かの部隊に着いてもらう。それは明日の朝に通知しよう。」
それぞれ名前を紹介されるごとに会釈し、その度に拍手をする。kyoと呼ばれた人はボスを一瞬睨みながら会釈していた。
あの人の隊は怖くてやだな…。
rd「では、前置きはそろそろに。この歓迎会は君たちが主役だ。存分に楽しんでくれ。酒の飲み過ぎには気をつけろよ。では…乾杯!」
『かんぱーい!』
僕は目の前の料理に悪目立ちしない程度に食らいついた。
これほどの料理、俺が貰っているお金では到底食べられないものだ。
しかと味あわせてもらおう。
cn[ねぇ、君。]
pk『んぐっ?!…、!はい! 』
急に話しかけられたので、急いで飲み込み返事をする。
cn[あははw、悪いね、食事の邪魔しちゃって。]
pk『あっ、いえ…!どうされましたか?cnさん。』
まさかの幹部の方に話しかけられた。
なんだ?俺まだ怪しくなるようなことしてないぞ。
cn[彼が、話したいそうでね。面識のない俺が話しかけたらビビるだろっていわれて俺が呼びに来たの。]
pk『彼…?あ…、はい。了解しました。すぐ向かいます。』
あの、柄が悪そうなkyoという幹部を指さしていた。
cn[そんなに怖がらなくていいよ。もう家族《ファミリー》なんだし、彼もいい人だし話したいだけみたいだから。]
pk『はい!ありがとうございます!』
この人…!絶対いい人だ!!
それはさておき、とりあえず持っていた残りの料理をすぐ平らげて、kyoの元に向かう。
pk『あの…、僕にお話、というのは?』
kyo[ん?あぁよう来たな。ようこそunei組へ。実は呼んだん俺やなくてこいつでな。まぁ一緒に話すつもりやったけど。]
kyo[君、××街のスラムから来たんやってな?]
mdと紹介されていた彼が、kyoの背中からひょっこり現れた。カタコトでよろしくといっている。
pk『あ、はい。pkです、よろしくお願いします。mdさん、kyoさん。』
pk『その、確かに××街のスラム出身ですけど…それがどうかしましたか?』
pk『マフィアって、スラム出身は少なくないと思うんですが…』
kyo[まぁそうやな。実際俺らやボス、立ち上げた当初の奴らはみんなスラム出身や。この組ではほとんどの人間がスラム出身やで。]
kyo[…..そんで、俺らも××街スラム出身や。]
煙草を吸って、彼は告げた。
md[チョットkyoサン、中デ吸ッタラruサンニ怒ラレルヨ。]
kyo[ええやろこんくらい。…でもまぁ少し目立っとるし、一緒に外行こか。周りに人おったら落ち着かんわ。]
確かに、幹部2人と話している新人は目立つだろう。2人も周りから見られるのは得意じゃないらしい。
俺もなるべく目立ちたくはないから、そうですね。と返して共に外へ出た。
pk『話したいのって、出身同じだからですか?』
kyo[そうともいえるな。でもな、うちのボス、スラムにおったほとんどの子供の顔と名前覚えてんねん。]
kyo[君、俺らと歳あんま離れてへんやろ?
ボスも俺ら幹部も、君のこと知らんかったから不思議やなと思ってな。特にこいつが。]
md[ウン…俺モrdoホドジャナイケド、
仲間ハホトンド覚エテタカラ知ラナイノ何デカ気ニナッタ。]
pk『まぁ、スラムは広いですし、たまたま会わなかったんじゃないですか?』
pk『僕、基本一人で放浪して生きてきたので…』
kyo[ほーん、スラムをひとりで生き抜くとは、とんだ才能やな。両親はどうしたんや?]
pk『僕が7歳位の時に餓死しました。父親は見たことないですが…母はそれまで一緒に生活してました。 』
kyo『…..、まぁスラムではよくあるわな。母親はちゃんと埋葬とかしたか? 』
pk『いえ…その、食べました。』
kyo[…は?] md[エ…??]
pk『その…僕も餓死寸前で、生きるには、そうするしかないって思って…。』
pk『火のくべ方は教わっていたので、ちゃんと焼いて食べましたよ。』
信じられないだろうな。でも、これは本当の話だ。
罪悪感とかはその時はなかった。
だって、死にかけで考えることが出来なくて、ただ目の前にあった食料と認識したものをちょっと調理して食べただけだ。
kyo[…..悪い。そんな話させるつもりなかったんや…。掘り返してすまん。]
md[ゴメンネ…辛カッタネ…..]
そういってkyoさんは気まずそうに外の景色を見て、mdさんは俺の頭を撫でた。
俺は身長が低めだから、ちょっと高いけどほぼ同じくらいの身長のmdさんに撫でられるのは嫌なのに、すごく慰められた。
pk『いえ…過去の話なので。そのおかげで、今があると思いますし。気にしないでください。』
本当に気にしていない。ただ、その時はそうするしかなかったって割り切っているんだ。
…この人達も、すごくいい人たちなんだな。
pk『あの…ありがとうございます。心のモヤモヤが少し晴れたような気分です。』
kyo[そうか…、なんか今度詫び入れるわ。mdと一緒に。]
md[ウン…]
pk『いえいえそんな!それより僕、kyoさんやmdさん、ボスの話を聞きたいです!どんな感じで出会ったんですか?』
pk『聞いてた限り、幼なじみですよね?』
kyo[おん。確かに俺ら幹部とボスの6人は、幼なじみみたいなもんやな。]
md[rdo君ネ、スゴインダヨ。メチャクチャ荒レテタkyoサンとruサンヲ一瞬デ抑エテ、落チ着カセタンダヨ!]
kyo[おいこら!そういう話は恥ずかしいからやめろや!]
pk『はははw、スラムでは荒れてない方が珍しいと思いますけどねw』
kyo[その点mdとknkiは大人しかったな。cnは…得体のしれないやつって感じやったけど。あとmdはずっとrdにくっついとったなぁ?]
md[ダッテrdo君ハ…..、]
そうしてしばらく2人は、rdことこの組のボスの話を中心に昔話をした。
僕は仲間なんか作ろうとも思わなかったし、他人を信じることもできなかったから、少し羨ましかった。
環境が違っていたら…今そこで楽しそうに昔話をする人は、僕だったのかもしれないのに。
ru[こんなところにいたのか。]
md[ア!ruサン! ]
mdはruに近づいてニコニコと笑っていた。
ru[ちょっとmd君、幹部らしく振る舞いなさいよ。]
そういいながら優しい笑顔で彼の頭を撫でていた。
ほんとうに仲がいいんだな。いいな。
ru[やぁ、新入りさん。そろそろお開きなるから戻った方がいいよ。部屋に案内するから。]
pk『はい!わざわざありがとうございます、ruさん。』
ru[kyoさん、md君、俺たちはボスに呼び出されてるから行くよ。]
kyo[えぇ〜めんどくさ。俺パス。]
ru[悪いけど重要会議だから、欠席は認めないよ。]
md[俺会議キライ〜…]
kyo[はぁ…わかった。じゃあなpkさん。]
md[ジャアネ〜〜]
ru[またお会いしましょう。]
pk『はい。お話できて嬉しかったです!』
そういって僕はさっきのホールへ、幹部の人たちは僕に手を振りながら違う方向へ歩いていった。
潜入捜査中の僕にとっては尾行してその会議の話を聞きに行くべきなのだろうが…
流石に部屋案内時に居ないのは信頼以前に信用されないだろう。
僕は大人しくホールへ戻って部屋の案内を受けた。
部屋は同期5人と寮のような感じで過ごすらしい。
出来たてのマフィアだから流石に一人一部屋の部屋は用意できなかったのだろう。
合格者は僕含めちょうど20人で、第1班の部屋に顔も名前も知らない4人と入った。
同居人1[…まぁなんだ、これから同じ部屋を使う者同士、よろしくな。私は××だ。]
pk『…よろしく。pkです。』
他の人は話すことにまだ抵抗があるようだ。
同居人1[まぁ話さなくてもいいんだけど、同じ部屋同士で名前を知らないのはおかしいと思うよ。]
同居人2[…○○だ。…、よろしく。]
続々と自己紹介をしていく。今日はすることないからそのまま就寝しようとしたら、
同居人2[なぁあんた。外で幹部と話してただろ。何者だ。]
pk『…何者でもないですよ。○○さん達と同じ新入りです。』
同居人2[嘘つけ。こんな初日から幹部2人と仲良く喋るやつは同じ立場なわけねぇだろ。なに話してたんだ。]
pk『…別に、ただの世間話ですよ。僕だって急に呼び出されたときはびくびくしましたから。』
同居人2[…まぁいい。俺はお前なんかどうでもいい。俺の出世の邪魔だけはするんじゃねぇぞ。]
pk『えぇ、互いに理のある関係でいたいですから。』
チッ、と舌打ちをして同居人の彼は一人一人に用意されたベッドに入っていった。
確かに周りから見たら僕は幹部と仲良さげに話す謎の同期だ。
これ以上波風立てないようにしないと。
潜入の意味が、ない。
rd視点
kyo[ちーっす。]
rd「えっ、ほんとに来たじゃん。流石ru。」
kyo[どつくぞ。]
md[rdo〜〜俺モ来タヨ〜]
rd「偉いねぇmdは。あんなヤクザとは違って。」
kyo[マフィアだろうが俺ら。]
cn[はいはい。さっさと寝たいから会議するならはやくしようよ。]
rd「悪い悪い。みんな席ついたね。まぁわかってると思うけど、今回の新入りたちの指導役を幹部ら直接やって欲しくてね。」
kyo[そんなことやと思ったわ。誰が誰指導すんの?俺まだ新入りちょっとしか知らんで。]
rd「まぁ急かしなさんな。グループは分けといたから、そのグループに1人が付く感じ。俺的に似たような能力を持つ子を集めたから、お前らで決めて欲しい。」
そういってグループをまとめた紙を渡す。
md[俺ネ、pkサンノグループガイイ!モットオ話シタイ!]
kyo[ん〜まぁええとは思うけど、適正的にはcnちゃんちゃうか。]
kyo[それに俺も、pkさんについては思うことがあるから傍で見てたいとは思う。]
rd「ふーん…。やっぱ2人も引っかかった?彼、何かおかしいよね。まぁまだ何も分からないし当然か。」
ru[仲良くなれば話してくれるかもしれません。ボロを出してくれるような子には見えませんし。]
kyo[せやったらやっぱ適正なんはcnちゃんやろ。任せてええか?]
cn[えぇ、大丈夫ですよ。]
md[エー…..、ジャア俺モウドコデモイイヨ…。]
ru[じゃあmd君は〜…]
やっぱり任せて正解だったな。
俺が勝手に決めてもきっと納得してやってくれるだろうけど、家族のためを想って考えられるやつらだから、こうした方が絶対いい。
にしても、やっぱり彼に関しては特別扱いしないといけないみたいだ。
pkの資料を見て、記憶を掘り返そうとする。
やっぱり、彼は…..。
明日、彼に直接確認しよう。
cn[rd?考え事してるみたいだけど大丈夫?]
rd「ん?あぁ、ちょっと複雑でね…俺の問題だから気にしなくていーよ。」
kyo[これでいいだろ。rd、決めたぞ。]
rd「うん、ありがとう。それじゃあ明日から新人たちの指導を任せるよ。これで今回の会議は終了とする。解散。」
rd「あと、cnちゃん。」
cn[なんだい?]
rd「彼、明日の夜借りてもいいかな?」
pkの資料を指しながらいう。
cn[勿論。ボスの仰せのままに。]
rd「ありがとう。」
これで、確かめられるかな。
彼は昔、会ったことがあるような気がする。
俺の人生を変えてくれた、あの小さな少年に。
違うくっても構わない。また彼を探すだけだ。
名前も知らない、あの少年を…。
pk視点
朝起きるのは苦手な方だ。
だが初日。早めに寝たおかげとその緊張感で、1番初めに目覚めた。
2度寝したら絶対遅れるのはわかっているから、顔を洗い、昨日のことを持ってきたノートにまとめる。
【幹部とボスの関係】
【設立当初について】
【設立目的とその理由】
…今これ幹部や同期の人に見られたら終わるな。
寝起きだからぼーっとしすぎたかもしない。
でも忘れないうちに書くのも大事だな。
少し書いてからまた自分の持ち物に戻す。
もう少ししてから、他の同期のタイマーが鳴り響き、全員が起床した。
今日からは新人指導があると聞いているので、全員が準備をしていた時、
こんこん
がちゃ
cn[おはよう。ここが第1班だね?今日からしばらく私が君たちの指導を担当する。cnだ、よろしく頼むよ。]
『よろしくお願いします!』
昨日は部屋案内、本日は適性調査らしい。
まぁ要は面接時にいっていたことがほんとかどうか確かめるようなものだろう。
cn[よし、じゃあまず射撃だ。これは本物の銃だよ。あの的に向かって撃ってもらう。正確さのテストのようなものだ。]
cn[力を抜いて、力みすぎたら標準が合わないよ。]
cn[銃を撃ったあとの反動に耐えられるように訓練しようか。]
cn[正確に撃てているけど、標準が合うまでと撃つまでの間が長いかな。先に相手に撃たれてしまうよ。 ]
すごい…。一人ひとりに的確なアドバイスをしていて、理想の上司という感じだ。
cn[じゃあ次の人。]
僕で最後だ。みんなが僕に注目する。
注目されるのは苦手だ。僕を品定めしているような、そんな目線が大嫌いだから。
銃を手に取り、感覚を思い出す。
あの時はほぼ瞬発的にしたことで、目標も近かったから当たっただけだ。
でも要領は一緒。
両手でしっかり銃の感触を覚え、
標準を合わせて引き金を引く。
パァン !
撃った音が響くと、的がどこに当たったかを教えてくれる。
ど真ん中でも大きく外れているわけでもなかったが、2度目にしては上出来だろう。
cn[うん。流石撃った経験があるだけあるね。姿勢や撃ったあと体制はほぼパーフェクト。あとは正確に目標を撃つことくらいだね。]
pk『はい。アドバイスありがとうございます!』
周りの奴らは僕になんの期待をしていたのか分からないが、少し嘲っていたように見えた。
僕だって同じ新人だし、銃だってスパイをしているとき携帯はしていても撃つことはほとんどない。
隠れたり逃げたりするほうが確実に生存率が上がるからだ。
牽制のため構えることはあっても、撃つことはないんだし…。
まぁ、過度な期待をされるよりマシかな。
他にも色々な指導を受け、いつの間にか夜になっていた。
食堂があるので、そこでひとりで黙々と食べ、今後の作戦を頭の中で練っていた。
cn[向かい、いいかな?]
pk『っ…あ、はい。大丈夫です。』
他にも席が空いていたのに、なぜか俺の目の前の席に座るcnさん。
また何か伝えに来たのかな。
と思ったら、彼もまた黙々と食べていた。
適当に座っただけみたいだな。
…てか、めっちゃ量多くね…?
幹部と新人で違うのか。
なんて思ってじっとしていると、
cn[幹部とその他部下では確かにメニューの幅広さは違うよ。]
pk『!?あっ…そうなんですね!そんなメニュー僕のにはなかったのでつい見入ってしまいました、すみません。』
なんだなんだ?!エスパーかよ!
この人、侮れない…
cn[あぁそうだ。pkさん。ボスから呼び出しだ。21時に情報整備室前に来るように。場所は分かるね?]
pk『えっ??はい。わかります。了解しました…。』
また呼び出し…?今度はボスって…..、
まさか、僕がスパイである事がバレて…?
悶々と考えながら食事を終わらせ、片付ける。
とりあえずは部屋に戻ろう。
部屋に戻れば、まだ誰もいなかった。
それぞれ訓練にでも行ってるのか?2日目だというのに真面目だな。
でも好都合だな。今の間に…
僕は自分の持ち物から、小さめのナイフを取り出した。
万が一のための、護身用だ。
銃より射程は短いが牽制にもなるし取っ組み合いになれば大きなアドバンテージになる。
何事もなければいいけど。
…暇だし、他の人の荷物でも今の間に見ておこうか。
途中で帰ってきたら、落し物だといえばいい。
誰も帰ってくることもなく、荷物にもなにも気になるものはなかった。
そんなこんなで1人、2人と部屋に戻り、寝支度をして寝ていた。
僕もそろそろ、時間だな。
情報整備室。ここは僕の最終目的の場所と等しいものなのに、2日目でその前まで来るなんてな…。
時計をチラッと見る。
20時50分。
10分も前に来ていれば大丈夫だろう。
何人かはこの前を通ったりしたが、ボスと思わしき人は時間になっても来なかった。
まぁ忙しいんだろうな。
rd「ごめん!俺が呼び出したのに遅れてごめんね!」
時間が過ぎて3分ほど経ったあと、ボスから話しかけてきた。
pk『いえ、お忙しいでしょうから気にしていません。…それで、ご要件の方は?』
rd「あぁごめん、ちょっと付いてきて。」
大人しく付いて行く。確かに廊下で話すわけないなと考えながら。
rd「ここ俺の部屋だから。入って入って。少し話したいんだよね。」
pk『は、はぁ。お邪魔します。』
いきなりボスの部屋に…???
何を考えてるんだろうか。この人は。
その間にボスはイスを用意してくれた。
ありがとうございますといってイスに向かうと、
rd「あぁ待って、君はこっち。このイスは俺が座るんだ。」
pk『…失礼しました。えっと…失礼します。』
まさかのベッドの方に座ってといわれた。なんで?
rd「pkくん、だよね?まずはunei組へようこそ。俺のことはもう知ってるよね。2人の時は俺のこと、rdって呼んでいいからね。」
pk『は、はい?わ、わかりました。rdさん。』
一体なんなんだ。ほぼ初めて話すのに。
rd「えっと…どうしようかな。何から話そうか。」
rd「…とりあえずまぁ、単刀直入に聞くね?pkさん、なにか俺たちに隠してるよね。」
一瞬、時間が止まったように感じた。
でも、それを悟らせてはいけない。
pk『えっ…と、隠していることは多かれ少なかれ人にはあるものだと思いますが..』
スパイであることに勘づかれてしまったら、逃げるしかない。今回の任務は失敗ということになる。
rd「そうだね。たしかに。じゃあこの質問は忘れて? 」
えっ…詮索しないのか。よかった。
rd「じゃあ代わりに。これは、なにかな?」
────俺のノートだ。
どうして、ここに?
なんでこの人が持っている?
夜、確かにノートの有無は確認しなかった。
だったら昼のうちに持ち出していたとしても不思議じゃない。
答えられず、固まっていると、
rd「このノート、歓迎会の時にkyoやmdと話してた内容だよね。なんでわざわざまとめているのかな?」
pk『に、っ日記なんです!一日のことをまとめた日記です!』
rd「日記って、こんな風にまとめるものじゃないと思うけどな。えっと、…幹部とボスの関係?こんなの、日記に書いてどうするの。」
rd「ひょっとして君、スパi… 」
rdが言い終える前に僕は動き出していた。
今回は失敗だ。逃げなければ命がない。
でも、相手も速かった。
rd「危ない危ない。どこに行く気?逃げても無駄だよ。」
pk『…っ!離せ!っ〜!くそっ、』
元々逃げるのに特化しているせいで、腕を掴まれたら終わりだ。
しかも力の差がありすぎるみたいで、剥がそうとしても叩いても微動だにしない。
rd「まぁまずは話を聞きなよ。聞きたいことはこれだけじゃないんだから。」
そんなの構ってられるものか。
どうせ殺されるんだ。
僕は護身用として持っていたナイフを左手に持ち、彼の首目掛けて刺しに行った。
…?僕のナイフ、どこいった…?
呆然としていると、
rd「いきなり首に来るなんて、センスあるね。昔の彼を思い出す…。」
取られていた。
というより、僕の腕ごと捕まえてもう一方の手でナイフを素早く取っていたみたいだ。
rd「流石に抵抗されながら話したくないし、ちょっと大人しくしてもらおうか。」
そういって彼は、ナイフを持ち直し、
僕の腕を刺した。
pk『っぐ…あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!! 』
痛い。痛い痛い痛い。
刺すだけならまだ耐えられたかもしれない。
だが彼は、刺したあと僕の腕を抉るように上、下と繰り返し刻んでいた。
まるで、料理をするみたいに。
僕は痛みでその場にへたりこんでしまった。
rd「さぁ、こっちでお話しようね。」
そういってへたりこんでいる僕の首襟を掴んでずるずるとベッドまで運び、僕を放り投げた。
ベッドの壁にもたれかかるように、僕はされるがままだった。
腕の痛さのせいで、放り投げられた衝撃もなにも感じなかった。
ただ、荒い息を吐いて血が流れる腕を抑えていた。
こいつは、悪魔だ。
僕はきっとこれから拷問されて、情報を吐かせられて死ぬ運命なのだ。
そう感じざるおえなかった。
漠然と死を感じながら、彼は話し始めた。
rd「俺の昔話、聞いてくんない?君がスパイかどうかは一旦置いておいてね。」
pk『ぅ……やだ、帰、る…!』
rd「まだ自分の立場が分かってないみたいだね。これ以上刺しちゃうと血が足りなくて死んじゃうだろうから…」
rdは持ってたナイフを後ろに投げ、僕の顔を覗き込むようにしゃがみこんだ。
にこっと微笑むその顔に、僕は恐怖を感じた。
pk『ぇぐ!?っ…かッ…!』
呼吸ができない。多分、お腹を殴られた。
rd「別に俺は今、君を殺そうだなんて思っていない。確かめたいんだよね。」
いつの間にか彼は救急箱を持ってきて、僕の腕を止血し、包帯を巻いた。
pk『っあ…ぃ〜〜!っぐ、はぁ、… 』
rd「声我慢できんだ。偉いねぇpkさん。」
止血にも痛みを伴う。ただ声を出せば他人に見られてもっと逃げ場がなくなるかもしれない。
こんな目に合わせたのは彼だというのに、わざわざ止血してどうなるんだ。
rd「俺はね、憧れの人がいるんだ。」
急に語り始めたぞこいつ。ただ、悠長に見えるというのにまるで隙がない。
僕が逃げようとするのをまるで見透かしているかのように。
rd「俺の両親はクズでね。稼いだ金を全部ギャンブルと酒に突っ込んで、まともに飯を食わせてもらったことなかったの。」
rd「そんなある時、俺の家に盗みが入ってね。ちょうど給料もらったあとだったから、親父もお袋も死に物狂いで盗っ人を追いかけてた。」
rd「俺はそんな元気ないし、8歳になったばかりの子供だし。ただ眺めてたんだけどね。」
rd「その小さな盗っ人、俺の両親が追いついたのにずっと捕まらずにかわしてたんだよね。」
rd「そのうち親父が殴ろうとした時、その子が避けた先にはお袋がいて、勝手に自滅した。」
rd「親父は正直そんなの気にしない人間なんだけど、お袋が今度は親父に罵倒を浴びせて蹴ったりして、喧嘩始めたの。」
rd「その間にその盗っ人は逃げちゃったんだけどねw」
rd「その後両親は疲れきって倒れて、そのまま死んだ。餓死か衰弱して死んだか、わかんないけど。周りもだれも助けなかったしね。」
……こいつは、なんの話をしているんだ。
本当にただの世間話じゃないか。
そう思っていると、彼は僕の髪を掴んで顔がよく見えるように持ち上げた。
rd「俺、一瞬だけどその小さな盗っ人と目が合ったんだよね。」
rd「その目がとても忘れられなくて、」
rd「俺の人生を変えてくれた憧れの人になったんだ。」
目が、あった。初めてちゃんと顔を見た気がする。
どこか見覚えのある目に見えた。
rd「pkさん。やっぱり、君が俺の憧れの人みたいだね。」
rd「会いたかったよ。ずっと、ずーっと。」
rd「実はマフィアを立ち上げた理由には、自分勝手だけど君を探すためでもあったんだ。」
rd「こんなにすぐに見つかるなんて…」
彼は笑った。
ただの笑顔のはずなのに、
僕はその表情がただただ怖かった。
rd「大丈夫。君は殺さないし殺させない。そうだな…保護という形で俺の部屋に住ませようか。」
rd「ほんとはね、この話だけするために呼んだんだけど、君の持ち物からこれが出てきたせいで事情が変わってね。」
rd「勝手に漁ってごめんね。でも、来てくれてありがとう。」
rd「…でも、意外と好都合だったかもね。」
…久しぶりにヘマをした。
初日に怪しまれるようなことをしたり、物を持つべきではなかった。
油断した、僕の責任だ。
pk『あ、あなたは…僕になにをしたいんですか…。なにを求めるんですか!』
rd「求める?そんな深い意味はないよ。俺は君に救われてほしいんだ。」
pk『なにを勝手に…!僕は今、十分救われてるし、幸せだ!』
rd「こんな危ない仕事して、何が幸せなの?」
pk『毎日食べるものに困らない。それだけで十分だろ。』
rd「…あぁそう。可哀想に、本当に可哀想にね、pkさん。」
rd「だれも信用できなかったからこそ、君は強くなれた。だけどね、そんな生き方はいつか自分を苦しめるんだよ?」
rd「俺が、教えてあげる…♡」
彼の目がハートになっていた。
とても怖いことをされるんだと、直感でわかった。
僕はもう、逃げることができないと。
どのくらい時間が経ったのだろう。
僕は結局、”僕専用の部屋”に用意された拘束器具や大人の玩具によって、身動きが取れなかった。
まるでrdのペットのように。
rd「pkさ〜ん♡おまたせ、寂しかったよね?今日も俺が、君に”幸せ”を教えてあげるよ…♡♡」
今日も彼が来た。疲れ切ってしまった身体には、もう抵抗する気力も精神力もなかった。
rd「pkさん、だ〜いぶ大人しくなったよねぇ。最初の頃は何度も逃げ出そうとして、その度に俺に捕まって…」
rd「お仕置するたび俺に正直な身体になっちゃって…♡」
だってもう、死ぬような思いはしたくない。
それにもう僕の身体は、rdさんがいないと生きてはいけない身体になってしまった。
rd「ほら、おいで、pk?」
pk『………』
動かなければきっとまた……
いや、いっそのことそうしてくれるなら、最後までしてほしいくらいだ。
rd「…疲れちゃったのかな?でも、俺のいうことは絶対だよ。」
rd「お仕置、だね……?」
そういってrdは、pkの首に手をかけ、
力をいれた。
pk『っひゅ……っあ、〜〜…』
声にもならない悲鳴とはまさにこのことだ。
僕は、そのうち意識を手放した。
rd視点
rd「…あれ、pkさん?…寝ちゃったか。まだ死ねるほどの力はいれてないもんね。」
pkさんを”保護”して約2ヶ月。
最初の1ヶ月は大変だった。
pkさんを雇っていた組織の特定、その他の仕事と、ほぼ毎日懲りず脱走を目論むpk。
ストレスの上がりようはすごかったが、その分組織は大きくなり、pkさんが雇われていた裏組織を壊滅させた。
結構大きめな裏組織だったため、壊滅させたことはマフィア界で大きな躍進となり、権限や発言力が強まった。
それに、ストレス発散には、pkさんがいたからなにも困ることはなかった。
pk『がッ……?!ぅぐ、…ぉえッ』
腹を殴ったり蹴ったりした後の嘔吐物の臭い。
pk『ぁひゅッ……!ぁッ…!や、めぇ…しんじゃ…、ぅ…、』
首を絞めたときの苦しそうに悶える顔。
pk『っあァ♡♡っ〜♡ゃだッ♡♡ぬいっ、て♡♡』
その後にする行為。
犯しているときの顔、声、それでも抵抗しようとする自我の強さ。
その全てが彼を感じさせ、俺の心を満たした。
可哀想に、可哀想にpkさん。
俺が、救ってあげないと。
俺が君と目が合った時、最初に思ったことはね、
生きるのに執着している目で、なんて力強いんだ、ってことと、
可哀想だ、ってことなんだよ。
君は無意識かもしれないけど、
君は自分が生きるためであれば、他人がどうなろうと気にしない人だ。
俺の両親が喧嘩していた時も一瞥せず逃げていたよね。
初めて撃った銃の話も、きっと臆することなく撃ったんだろうし、
お袋さんを食べたことも、きっと後悔もせず割り切っているだろう。
ひとりで生きてきた力強い目。
でもそんな生き方は間違ってる。
誰かと過ごす大事さに気づいて欲しい。
だから、俺がいてあげるんだ。
俺がいないと、自分から死んじゃうくらい大事な存在になってもらうまで。
だから今日も俺は、君を殴って、犯して、甘えさせる。
そこで君は気づくはずだ。
これが、幸せであると。
あとがきと本作の補足
正直見なくて結構です!w
こんな長い作品を見ていただき、ありがとうございます!
1話完結型にしようと思っていたので、こんな量になってしまったことにはお詫び申し上げます。
ちなみに文字数約17000文字。本編だけで、です。
我ながらよう書いたなと思いますが、少しでもこの作品面白かったと覚えてくだされば嬉しい限りです!
ここで少し補足をいれたいのですが、今回のテーマは『狂愛』でした。
最後にrdさんはpkさんに対し狂った愛情を与えています。
でも、rdさんは生に執着するpkさんに憧れ、また再会したことにより、pkさんから離れたくないという欲情が無意識に溢れたのです。
これをたまらなく幸せと感じたrdさんは、pkさんにも同じ幸せを感じさせたいと思い、一方的な愛を押し付けるようになります。
このあと彼らはどうなるのかは、読者様方のご想像にお任せします。
他にも自分が好きなパロやシチュを書きたいとは思っていますので、今後また出会うかもしれませんね。
その時にまたお会いしましょう!
ご愛読ありがとうございました!
雨💧のさぶ
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