💜「貴方に神のご加護がありますように。」
今日もまた悩める子羊達を救いました。
懺悔室から出て、いつものように解決に導いてくれた神にお礼の祈りを向ける。
🩷「ふーん、可愛いじゃん!」
💛「な!な!」
頭上から声がするので、祈りの最中だが顔をあげてしまった。
すると私の頭上に人が浮いている。あり得ない光景に私は固まってしまった。
1人は黒髪で真っ白な衣装の方。もう1人は白髪で真っ黒な衣装。服や髪色が対照的な2人…ですね。
💛「ん?」
🩷「あれ?見えてんの?」
💜「あ、えと…はい。」
陽気な方々だけど、もしかして…と思っていたら案の定私が思っていた解答が返ってきた。
🩷「女よ、私は神。よろしくな。」
💛「同じく私も神だ!」
やっぱり神でした。とポカーンと話を聞いていた。まさか神が可視化するとは思ってませんでした。
💜「私は貴方様方の事をなんとお呼びしたら宜しいのでしょうか?」
お互い神様だし…神様!と呼んだらどっちですか?って思うしなぁと素朴な疑問を神様方にお聞きした。
🩷「あー…。ならこれでどう?」
そういうと、神様方はシュッと頭に付いていた光輪を消した。それが消えると見ようによっては神父様に見えますね。
🩷「ふぅ。俺の名はりぃちょ!」
💛「俺はニキ。」
お二方とも珍しい名前だなぁと関心していると
💛「で?お前の名は?」
💜「わたくしは◯△です。」
🩷「ん〜面白くない!俺がつけてあげる♡」
所謂愛称ってやつですね?とお二方に確認すると、そそ!っと明るく答えてくれた。
少し時間が経ちましたね。お二方が話し合いが終わったみたいです。
🩷「よしっ!それだ!」
💛「お前の名はじゅうはちだ!」
💜「じゅうはち…ありがとうございます!?」
💛「そしてじゅうはちよ!!」
🩷「www」
💛「我々と遊ぼうじゃないか!」
💜「ですが、わたくしこれからご奉仕に行かないと…」
💛🩷「ご奉仕ぃぃぃ?」
💜「え?はい。礼拝周りのお掃除を…。」
🩷「よいよい!」
💛「しなくていいよ!」
そう言うとニキ様とりぃちょ様は私の腕を持って行きたい方向とは逆側に連れて行かれる。
💜「ニキ様!りぃちょ様!?」
🩷「様はいーよ。」
💛「うむ。可愛いから様なしで許す!!」
💜「で、では、ニキ…とりぃちょ?」
💛「はあい♡」
🩷「なになにー?」
💜「私は今から何をしたら宜しいのでしょうか?」
💛🩷「……。」
ニヤリ。
🩷「俺達と遊ぼう!」
💛「神々の遊びだ!!」
ニキ様がパチンと指をならすと辺り一面が白黒の世界に変わる。
💜「この景色は…?」
🩷「ん?時を止めたの!」
💛「我々を見られたら困るからね〜」
こっちにきてとりぃちょ様に言われ教会を出てみると。
💜「わっ!本当に…。」
先程懺悔室から出た方が帰っていたのだが、時間が止まっている。
💜「凄い…。」
🩷「まぁ〜ね〜」
💛「お手のもの!」
💜「いつも時間を止めていらっしゃるのですか?」
私はふと疑問に思った事を告げる。
するとお二方は顔を見合わせて何だか不思議な笑みをしあう。
💜「…??」
🩷「最近この辺で不思議な事…ない?」
💜「不思議な事…。」
💛「そうそう!」
教会で、何人かの方が娘が帰って来ないと悲しんでいた…かな?
💜「この村の娘さん方数人ほど帰って来てないと聞きました。」
🩷「ピンポーン!」
💛「犯人はこいつね!」
ニキ様はそう言うとりぃちょ様を指差す。
🩷「え〜、たくさんの女性に囲まれたい♡」
この2人は何を言っているか分からなくなり、頭が痛くなる。本能的に危険を察知しているみたい。
💜「…では私…は?」
🩷「多分考えている事一緒かな?でも今回は俺じゃないよ」
💛「はーい!私です。」
私は怖くなり数歩後退る。
💛「ほら、おいで遊ぼう!」
じりじりとニキ様も距離を詰めて来る。
🩷「ニキニキ良かったね〜!ずっと欲しいって言ってたもんね!」
💛「ずっと見てたよ。」
背後に冷たい感触がする。とうとう壁に当たってしまった。鳴り止まない心臓と過呼吸になりそうな荒い呼吸。 考えている間にニキ様との距離が縮まり、手を伸ばしてきた。
💛「はい、捕まえた♡」
これから私はどうなるのでしょうか?
ー神隠しー
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いつも後味悪い終わり方で申し訳ないです。
なんか含みのある終わり方が大好きで。
歌みたの神っぽいなとasmrのシスターを見て、
コレは交流させないと!!!
と思ってしまいました。このverの🔞も作りたいですね。…ヒカナイデクダサイ。。
ここまで読んで頂きありがとうございました!
いいねやコメントもありがとうございます✨
蓮見。
コメント
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💛💜の供給がすごくて助かってます😭😭😭💖💖💖