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『あおー!!!』
「ふふ。みっちゃんは本当に青が好きねぇ」
『うん!青は好きな人を守ってくれる色だもん!』
「守ってくれるの?」
『うん!!だからみっちゃん青が一番好き!』
「うわぁ!!また美衣子!青の筆箱持ってきてるー!!!」
「青は男の子しか使っちゃいけないんだぞー!!」
『みっちゃんは青が好きなんだもん!!!男子にいわれる筋合いないもん!』
「はぁ?!気持ちわりぃ!!」
「美衣子って本当はオカマなんじゃね気持ち悪〜!!!!」
『だったらお前らだって筆箱,黒じゃなくて青にしなよ!男しか使えないなら男だけ使ってよ!』
「はぁ!?なんでお前に言われなきゃいけねぇんだよ!」
『だったら人の事言えないじゃん!!!』
「喧嘩やめなよ」
『!!ゆっちゃん!!』
「美衣子また喧嘩したの?」
『みっちゃん悪くないもん!!』
「うん。分かってるよ。美衣子が悪くないの由紀子分かってるよ」
『ゆっちゃんは何色が好き?』
「由紀子は赤色が好き」
「赤はねその人を助けてくれる色だもん。だから好き」
『ゆっちゃんらしいね!』
「美衣子は?やっぱり青?」
『うん!みっちゃん青が好き!』
『だって青は好きな人を守ってくれる色だもん!』
「美衣子らしいね。」
「美衣子ー。学校行くよー?」
『あ!ゆッちゃん!』
「朝早いから迎え来たよ」
『ありがとゆっちゃん!!』
「美衣子。新しいクラスどうなるんだろうね。」
『みっちゃんはゆっちゃんと一緒のクラスがいいな〜』
「私も。美衣子とのクラスがいいな。」
『!!うん!!!』
『よーし!!みっちゃんもゆっちゃんと一緒のクラスになるようお祈りするぞー!!』
「美衣子は大袈裟だね…」
『みっちゃん好きな人を見つけたかもしれない…』
「美衣子,春くるのはやすぎない?」
『みっちゃん好きな人…見つけちゃった。』
「え、誰々」
『ゆっちゃん割と恋愛好きなんだね』
「うん割とすき」
「で誰。好きな人って」
『ゆっちゃん』
「へ、」
『えっとね、髪の毛サラサラでお人形さんみたいで,いつもかっこいいゆっちゃんが好き』
『後ね!ゆっちゃんとお喋りも好きだし!遊ぶのも好き!絵描くゆっちゃんは綺麗だし好き』
『だからね、ゆっちゃんが好き』
「…美衣子は後悔しない?」
『しないよ!みっちゃんはゆッちゃんが好きなんだもん』
「そっか…うん。じゃあしょっかお付き合い」
『お付き合い?』
「うん。恋人同士」
『恋人…』
「うん。」
「…美衣子。最高の誕生日プレゼントだよ」
『!ハッピーバースデー!ゆっちゃん!!!』
『ゆっちゃん,みっちゃんは虐め受けてるかもしれない…!!!』
「気づくの遅いね。てか今更だね」
『これじゃあ恋人失格だ…ゆっちゃんの事守れてない…』
「…?私には何ともないよ」
『え、そうなの!?良かったぁ…』
「いや私が良くないから」
「あ、ねぇ美衣子。赤ってどんな色だか覚えてる?」
『……?えーと…その人を助けてくれる色?』
「うん。美衣子,私が助けてあげる」
『?』
『ゆっちゃん!みっちゃん虐めなくなった!!』
「良かったね」
『ゆっちゃんは魔法使いだね!』
「うーん…魔法使いではないけど」
「ある意味魔法よりすごいかもね」
『!そうなの?!』
「うん。」
『ゆっちゃん!明日初お仕事だよ!!』
「そうだね美衣子」
『お仕事楽しみだね!!』
「私は緊張してるかも」
『?大丈夫だよ!みっちゃんがその緊張から守ってあげる!』
『だってみっちゃんは**青**だもん!』
「!」
「なら…私はその青がピンチの時に助ける**赤**カナ」
『へへ!』
『みっちゃん初めての結婚式だよ…!!』
「これ以上結婚する気はないけどね」
『!!みっちゃんも!!一緒!!』
「そうだね」
『えへへ!』
「それでは新婦方の入場です!!」
その日の2人の姿は紫色だった。