雪男短編集

その事はありかなしか。

nbfk （sk fkがにょた化注意）

______________________________

ー sk side ー

｢だぁかぁらぁ！｣

｢あーはいはい、すとっぷすとっぷ。｣

私の制圧でふっかと翔太の喧嘩が一旦止まった。

どーやら昨日翔太が何かやらかしたらしい。

やらかしたというより相手のせい、みたいな。

｢うう…しょーたのばかっ！｣

｢っ…じゃあもういいよ…｣

あーあ、やっちった…終わったなぁ…。

まぁ何があったかと言いますと、

翔太が昨日、サークルの飲みに行ったらしいんだよね。それはふっかの許可も貰ってだよ？

でも、サークルの女の子に強引にキスとかされたみたいで、

それをバカ正直に翔太がふっかに言った…って感じ。

それでふっかが怒ってる…というのが現状。

ちなみに翔太はちゃんと謝ったみたい。

｢…っひぐっ…あぅっ…ぐすっ…｣

｢ふっかぁ…翔太はちゃんと謝ったんだから許してあげなよ。それもわざとやったんじゃなくて、事故だったしさ？｣

｢……うん…ｽﾞﾋﾞｯ…｣

まぁふっかが怒って泣くのも分からなくもない。

私も同じ状況になったら、たとえ事故だとしてと怒るかもな…。

｢…よし、翔太探しに行こ。多分あいつ何処かほっつき歩いてるはずだし｣

｢う”んっ…｣

｢でも行く前に顔整えようね笑｣

end