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ブクマ失礼します
どうもこんにちは。及川さんはわりかし細マッチョな方だと思っているとうふです。
初めてノベルを書いてみようと思います。ノベルってこんなに難しいんですねー、
ちゃんと文章になっているか確認しながら話を考えるのはとても難しかったです…
ノベル作者さん、とても尊敬します!!
⚠️誤字脱字あるかも
⚠️及川さんの自救行為(自傷)
⚠️加工捏造
それでも大丈夫な方はお読みください!
悪い感情の操作は難しい。冷静になるまでに時間がかかってしまう。不安が積もり積もってストレスになり、爆発してしまう。それはよくあることだった。常に平穏を装おって生活をしていた。
俺には誰にも言えない秘密がある。それは親にも、幼馴染みにも言えてない。何故なら心配するだろうからだ。
俺の親は超過保護だ。擦り傷や突き指だけでバレーを休ましたり、高校生なのに、遊びに行く時は誰とどこで、何時までに帰るか、どんなことをしたのか、全て細かく説明しないと行けなかった。
反抗したら、親はヒステリーを起こして物を投げてきたり、首を絞められたりする。親に気を使って生活しなくちゃいけない。
それがとてつもなくストレスだった。
もし、学校でストレスが爆発してしまって、感情を制御出来なくなったら。どんなことが起きるのだろうか。ただ分かることは皆俺から離れていくだろう。だから、バレないように家で夜遅くにおもいっきり”自救行為”をする。
祝日の時、ストレスが爆発して、感情の制御が出来なくなった時があった。
手が震えて、何も考えれなくなって。呼吸が荒くなって。落ち着かなきゃって思ってもどうしようも出来なかった。枕を殴ってみても、息を止めてみても、息苦しさが増すだけで。しまいに何かがお腹から吐き出そうと呻い、息を止めて親にバレないよう洗面所へ向かった。でも吐き出そしてみても胃酸しか出なくて。
とりあえず鋭い物を探した。血の気が引いたら冷静になれるって、そんな気がしたから。いろんな引き出しを漁ってみると親が使ってるカミソリが出てきた。青い貝印のカミソリ。それを思いっきり手首にある太い血管にぶっさした。血が止まらなくって。傷口は深く、ぴりぴりとした。だけど辛くはなかった。傷口から血管を通って不吉なものが全部全部出た気がしたから。
それから俺は感情が高ぶるたびに、深い血管を切ったり、首を絞めて感情の制御を行った。
こうしてできた沢山の傷。中には炎症化した傷もあった。今の俺の腕は見るに耐えないグロテスクな見た目をしていた。
これが俺の秘密。誰かに知られてはいけない俺だけの秘密。こうでもしないと皆の前でいつもの俺として生活出来ないから。
でもそのうちバレると思う。合宿の時は体調不良を訴えてお風呂の時間をずらしてもらったり、個室シャワーを使わしてもらったりした。
プールの授業はあからさまに血が出るような切り傷を膝に作って、転けた事にしてサボった。
学校の健康診断で半袖になるときはアームカバーをつけてごまかした。
けどさすがにもう無理だろう。後一週間もしたら合宿がある。しかも大浴場だ。毎回のように体調不良はバレるだろう。
プールで毎回血が出るような傷を作っていたら勘のいい人は怪しむかもしれない。
アームカバーだって夏に縦に15センチを超える物をつけていたらおかしいだろう。
包帯も余計に怪しまれると思う。
どうすればいいだろうか。どうすれば完璧な俺として隠し通す事が出来るだろうか。
何回も誰かに相談するか悩んだ。でも相談しても意味がない。だって俺が嫌なのは「バレること」だから。この行為を辞めたいだなんて思えないから。相談すれば誰か1人に及川徹は自救行為として自傷を行っているということがバレてしまう。
それがどうしても嫌だった。バレたくないという不安が積もってストレスになる。悪循環だ。合宿では自救行為をしたくない。
そう思いながらついさっき無意識で行った自救行為の後処理をした。
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