大好きだった貴方へ。
🍌「」
🍆『』
チュンチュン
「ん……」
窓から眩しい光が刺してる。
たしか眠ったのはほんの数時間前なのに。
「また…少ししか眠れなかった…」
「………」
最近眠れてないせいか頭がボーっとする。
「クンクン…あれ」
「何この匂い…美味しそう…」
なんだかキッチンからいい匂いがする。
だから俺は重い足でキッチンへ向かった。
そこに居たのは
『あ!🍌チャン!おはよう』
「おはようございます…」
慣れない手つきで朝ごはんを作っていた🍆さんが居た。
「手…大丈夫ですか?」
『🍌チャン…舐めないでよね!これくらい出来るよニコッ』
「ははっ…すみません、朝ごはん…楽しみにしてますよ」
『はーい』
こんな平和な会話を交わし、平和に暮らしていた。
でも。
「🍆さん?最近元気ありませんね?」
『あぁ、🍌チャン…大丈夫だよ、心配してくれてありがとニコッ 』
そうやって笑う。
前までは笑ってくれたら安心してたけど。
最近は、無理して笑っているのかな…と感じてしまう。
次の日
「…🍆さん…?」
『あッ…🍌チャン…』
「その傷…大丈夫ですか?」
『だ、大丈夫だよニコッ』
「そうですか…」
そう、日にちが経つにつれて、🍆さんの元気が消えていた。
元気だけじゃない。体も
腕にアザや怪我、酷い時は顔にも傷が出来ていた。
「ほんとに大丈夫ですか…?」
そう、聞いても。
『大丈夫だからッニコッ』
大丈夫。それしか言わない、
たとえ俺が傷を手当したとしても。
次の日
「…ん……あれ🍆さん…腕に…」
『🍌チャン…?ごめんね!昨日手当してくれたのに💦』
手当した次の日には傷がもっと増えていた。
どうしてだろう。俺は必死に考えた。
たとえ🍆さんに聞いても
『🍌チャンには関係ない事だから…』
俺に話してはくれない。
「ん~…はぁ…」
「考えてもわかんないや…」
結局考えたとしても分からないまま。
だから俺は。
【いや~まさか🍌が相談とは…】
「別にいいでしょ…」
「☃️もいつも相談してくるくせに」
【ごめんって~!…で、相談って何?】
「それが…」
今起こっていることを全て☃️に相談した。
🍆さんが元気がない事
🍆さんの傷が増え続ける事
【ふーん…🍌とかには心当たりないの?】
「え?何が?」
【ほら、🍆さんの事】
「俺…🍆さんにそんな傷が出来るような事したことないよ?」
【えぇ?可能性としたら🍌しかおらんと思うんやけどなぁ…】
「知らない人にされたとか…?」
【それやったら…🍆さん言うくない?】
「あー!もう分かんない…🍆に聞いても教えてくれないんだもん!」
【様子見だね…】
結局☃️に話しても分からなかった。
トコトコ
「はぁ…どうしてだろう…」
「元気だしてほしいなぁ…」
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