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「やめなよ!」


彼が僕を止めたのは、空に7色の橋が架かる雨上がりの晴天だった。

僕は今、この橋から飛び降りようとしていたところだ。それを止めたのが、彼だった。


「どうして止めるの?君に僕を止める資格なんてないでしょ。」

「そんなことないよ。君にはまだ、生きてて欲しいんだ。」


生きてて欲しい?どうしてそんな無責任なこと言えるの?僕は今も、ずっと苦しいのに。僕は声を荒げ声の主に振り返った。


「生きて欲しいとか、そう言うのやめてよっ!!僕は早くこの世界からいなくなりたいんだ!僕が生きても、また苦しむだけで━━っ…無責任なこと言わないで!!」

「━━それなら、僕と友達になろう?1ヶ月だけ!」

「1ヶ月?それで僕は何回も苦しめられてきたんだ。もういいよ、そういうの。」


僕はしつこい彼に嫌悪感を持ち、さっさと飛び降りようとした。

でも、彼は僕の手をがっしりと掴み、離さない。僕は彼を睨み、低い声で言った。


「…離してよ。」

「やだ、絶対に離さない!」

「離せ!」

「━━お願いだよ。1ヶ月経ったら、何をしても止めないよ。」


僕は少し考えてみた。

━━確かに、1ヶ月だけ過ごして、その後こいつがいなくなった後に死ぬのも悪くない。

1ヶ月だけだ。最後に遊んでやるか。


「…わかった。1ヶ月だからな。」

「ホント!?やったー!!」


僕が渋々「1ヶ月だけなら、」と言うと、彼は子供のように喜んだ。

それから、僕はまた1ヶ月だけ、生きることにしたのだ。








主からのお話 ↓


















皆さんに聞きたいことがあるのですが、こちらの作品、ジャンル何だと思います?

ジャンルを設定する際、選択肢はすべて的外れなものでして…。

これは”恋愛系”でもなく、”二次創作”ではないんですよね。

ただ台本にしようと思ったものに描写つけようと思ってここに投稿したんですけど。

一応、”その他”に設定しておきますが、「◯◯だと思います。」ってコメントがもしあれば、それに変えようと思います。

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