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作者の彡です
考えずに見てください
韓日です
☆Attention(アテンション)
・実際の国とは関係はございません
・反社会的の思想を肯定する思いはございません
・歴史にも関係はございません
・これはフィクションです
・韓国が主人公となっております
・BL表現を使っております
・間違っている知識があるかもしれません
「おいっ、その手は反則だって!!ちょっ、あぁ〜…また負けじゃん……くっそー」
ちらり、とコメントを見る
“韓ちゃん頑張れー(笑)”
“流石韓だな(笑)”
“負けてて草”
「おいお前ら何僕のこと煽ってんだよっ!」
…………
カチッと音を立て、パソコンの光源が消える
「…今日の配信も疲れたな」
僕の名前は韓国。ネットでは韓と名乗っているただの人間だ
今回の配信の同時視聴者数は3万506人
こう見えて僕はそこそこ人気のYoutuberなのである
「……3万……まぁまぁ、かな」
この業界でこれが万も行く人間は限りなく少ない
それを僕は嫌というほど知っている
近くに置いておいた水を少し飲む
「……ぬるくなったな」
リビングに向かう
寝室に全ての配信機械を設置しているため、そこと比べるとリビングは物寂しい
質素な机に質素な椅子、一人で住むには十分ではある
十分ではあるが、やはり寂しいものだ
「ネットの中では騒がしいのになぁ…」
そんな悲しい考えが水面のように広がっていったその時、玄関から客人を知らせる音がした
「…はぁーい」
まったく、こんな夜中にいったい誰が…
玄関のドアを開ける
「………は?」
目の前には羽根の生えた人間が淋しげに座っていた
いや、人間と言っていいのかすらもわからない
「……ぁ、えっと…私……あの」
「………い…いやいやいやいや何!?えっ!?はぁ!?えっ!?えぇ…?」
「私、日本って言います…」
「にっ…日本……ねぇ……」
彼の名前は日本、というらしい
その見た目は少し痩せ細っており、それを大きな白い羽で隠している
「…私、行くところがなくて……少し、中に入れてもらえませんか?」
「………殺しにかかって来ないよな…?」
「天使なので、それはないです」
「天使……か………」
どうやら人間ですらなかったようだ
「…広いですね」
「まぁ…そうなのかも」
結局、家に入れてしまった
こんなにもちょろい僕を今すぐ殴りたい怒りをなんとか抑える
「……で、いつ帰るの?」
「……わかんなくて」
「わかんないかぁ」
日本をどう処理すればいいのか、どうすればいいのか何もわからない
養うことは可能であるが、必ず帰さなければならない
この世界に居続けていいわけがない
「…帰りたくないです」
「……困ったな…」
ふと、彼の姿をじっくり見てみる
大きな羽にばかり焦点を当てていたが、足枷や鎖が付いている
どこかから縛られていたのだろう
そしてボロボロの服。白いワンピースのような服だが、ところどころがうっすらと擦り切れている
「……やっぱり…迷惑、ですよね」
「…まぁ、そうなのかも」
「すぐに、出ます」
そう言い、彼が立ち上がった後どこからか音が聞こえた
“ぐぅ”
これは僕からの音ではない
…腹が減ったようだ
「あっ…えっと…、あの…、」
「…作るよ」
「…!美味しい…」
「そっか」
先程の幸薄そうな顔が一気に輝いて見えた
ボロボロの服が見合わない顔になってくれた
…なんだか少し、嬉しい
「…あの、私の顔、変ですか…?」
「あぁ…いや、そういうわけじゃ…」
首を横に振り、否定を表す
「………美味しい…」
「…ゆっくり食べなよ」
そうして星々が最も輝く時間が過ぎた
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