晴明くんを泣かせたい!【3】
平和的…だよ!(*^^*)
晴明「今日の学校は凄く楽しみ…!♡」
嫌われているということを忘れたように笑顔で、いつもの太陽のような笑顔じゃない。
狂った笑顔だ。
晴明「おはよ〜ございます!♡」
秦中「は、晴明…?」
職員室の全員が気づいただろう。
晴明の様子がおかしい、と。
秦中「熱でもあるのか?」
晴明「熱って…酷いなぁ」
晴明じゃない。
こんな笑顔、晴明はしない。
晴明「伊綱くんこそ、今日おかしいよ?」
晴明は少し首を傾げた。
晴明の行動にそっくりで、
晴明じゃない別のナニか。
キーンコーンカーンコーン♪
重い空気を遮るように予鈴が鳴った。
晴明「あ、僕は行くね?」
ニコッと笑う晴明の笑顔は、
真っ黒な目に変わってた。
秦中「ッ…!」
晴明「恵比寿先生も、早く行きましょ?」
恵比寿「あ、うん…」
今日の前に着くと遅刻の佐野くんが居た。
晴明「佐野くん今日も遅刻じゃん…」
佐野「別にいいだろ」
佐野が冷たく言うと晴明の口元がかすかに緩む。
冷たく言われて喜んでいるのかと思ったが違うみたいだ。
恵比寿「え、…?」
佐野「…はッ…?」
2人が目を見開いた。
晴明は悲しんでも、喜んでもいない。
ただ、ナニかが抜けたような表情で、
真っ黒な何も入っていない目で佐野を見つめた。
佐野は喉を鳴らした。
冷や汗を出ている。
呼吸も荒くなり始めている。
生徒思いの晴明なら心配するだろう。
それでも晴明は目を佐野に向けたまま。
すると晴明はニコッと笑った。
狂ったような、狂気に染まった目で。
晴明「早く教室に入ろう?」
教室の扉のドアに手を置いて晴明が後ろを振り返る。
晴明「授業が始まっちゃう」
いい感じに堕ちて、
病みに深く、深く沈んでいく。
神も人間も妖怪堕ちさせる。
倉橋は晴明を見た時、思った。
狐の仕業だ。
填星「さぁ、ショーが始まりましたよ」
一人の男はそう口にする。
その笑顔は今の晴明と同じ笑顔で、
狂っていた。
あとがき
え〜?なになに?
前回急に魂明出てきたと思ったら次は填星だって?
いいやんけね〜(*^^*)
皆イケメンや〜(⌒▽⌒)
1000いいね超えるの早くて小説書く手が止まらないぜ…!(≧∇≦)
短くてすんません〜(⌒▽⌒)
なんか番外編みたいなやつ書こうとしても書けないねん…_| ̄|○ il||li
でも小説書くの好き(#^^#)
1000いいね超えたら続き公開する!(^o^)
コメント
22件
填星…狐……ヮ(゜д゜)ォ!本編に似てるけど何かが違うから好きになる(´・ω・`)
とりあえずいいね1000回しておきました!
よっすぎー 好き好き大好き ⊂((・⊥・))⊃