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…
小学生から 高校まで、一緒に歩んできた 親友の ぞむが 死んだ。
あいつの 母親から 電話がきてから 2日後、学校では 騒動になっていて
耳障りにもほどがない。
原因は まだ不明で、2年生が 掃除用具が入っている ロッカーから あいつの 死体を見つけたらしい。
ほんと、あの2年生は 余計なことをした。
外傷は 所々に あり、どうやら 頭から大量に出血していたことから
学校の 階段で 突き落とされた 可能性があるみたいだ。
ci 『 … 』
だが、自然に目から涙は 一切でなかった。
その 代わり、心臓もバクバクいって、手も ガタガタと 震えが収まりつつない。
大丈夫?なんて 心配の声も こっちやあっちからも 聞こえて 俺にはもう、うんざり。
校長は うちの学校に 突き落とした 犯人なんて いない、なんて 調査を中断するもんだから
そのお陰で、警察は まとも調査も出来る状態ではない。
俺は つい 肩を落とし、 ほっとする。
ずっと 仲良しで、ずっと一緒で ずっと 騒いで。
そんな風景が もう見れないのか、と思うと なんだか 感情が可笑しくなる。
shp 「 … 、ちーの 、 」
「 なんか、… 警察 お前のこと探してんで …、? 」
ci 『 … 』
shp 「 、ちーの、? 」
「 お前 っ、… 」
shp 「 なんで泣いて ……、 」
なーんだ。
こんなに早く気付いちゃうなら、
やらなければよかった。
コメント
6件
え 、泣いちゃう 。
まじ 主様 ど ん な シ チ ュ でも 書けて 尊敬 で しか 無 い、、。
コメント失礼します!! ガチめな神作提供感謝です🥹💗 ciさんがzmさんのことを♡♡♡たけど、実は後悔して罪悪感抱いてるって感じですかね……?? ほんとに今回の作品も神でした!!