コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
『虎杖悠仁のヤリナオシ 最終話』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その日俺は伏黒と釘崎。3人で一日中遊んだ。
大勢の人を助けることより、自分の欲望を叶えてしまった罪悪感も忘れるほどに
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「はぁ〜、今日は結構遊んだわね」
「ほとんどお前の買い物だろうが」
「私と歩けるだけありがたく思いなさい」
「…なぁ、釘崎、伏黒。」
「「?」」
「俺ずっと悩んでたんだ。何に悩んでたかは言えないけど」
「今日のおかげで吹っ切れた気がした。ありがとう」
「…どーいたしまして。馬鹿にしては珍しく白々しいと思ったらそういうことね」
「悩みは言わなくていいが…、よかったな。」
やっぱり。いい仲間を持ったな俺は…
「じゃあ私と伏黒は任務があるから。また明日」
「明日な。虎杖。」
「…あぁ!また明日」
じゃあな。伏黒、釘崎。五条先生、ナナミン。
ごめんなさい。助けられなくて
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「悠仁…」
「…脹相」
「大丈夫か?また頭を打って眠っていて…」
「大丈夫。ありがとう」
「そうか…、やっぱり休んだ方がいい。その方が体にも心にもいいぞ。」
「…そんなに頭の傷は痛くないし。続けよう。」
「…わかった。なんかあったらお兄ちゃんに言えよ」
「うん。」
俺は動き続ける。
たとえ俺の行いで大勢の人を救えなくても、たった一度のチャンスを逃してしまっても。
少しの脆く儚い夢のような時が終わり。耐えられないほどの地獄の現実が目の前にあるとしても
俺は歯車だから。今日も明日もこの先ずっと動き続ける。
呪いを祓うため。かつて自分を救ってくれた人を助けるために。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜END
どうだったでしょうか?今回が最終話です。
ハッピーエンドを願ってた方すいません。ただ虎杖にとっては幸せだったのかもしれまいせんね
ここまで応援してくれてありがとうございます
これからもどうぞよろしくお願いします
(物語の解説やわからない点、次の新連載のアイデア、感想コメントでお願いします)