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sha「ということで ! この方は「 天 」様でぇ ー す !」
とzmとshaが俺の方向に手を向け 、 ひらひらと動かしている
「ぇ 、 あ ー よろしく ?」
そう言った時 、 中に居た男達が一斉に跪いてきた
?「御無礼な行動をお許し下さい 。」
と赤いマフラーを着けた高身長の男が顔を下に向ける
「いや … 、 そんな 。 顔あげてな」
と遠慮気味に言うが 、 誰一人顔をあげようとしない
「…」
そうだ 、 zmとshaになんとかしてもらおう
そう思い 、 二人の方を振り返る
だ が
zm「 〜 ♪」
sha「すいへーりーべー … なんやっけ」
とわざとらしく惚けているばかり
… どうするか
とりあえず …
「 天 の命令だ 。 顔を上げろ」
皆驚いた様な顔をしてコチラをみる
「俺 、 跪くとか 、 そーゆーの … なんて言うか … 嫌いやし」
「あの塔の中に居た時もそうだけど 、 位とか関係なく過ごしたい」
「いい ? … な ?」
?「そーゆーことならえぇか !」
と金髪の赤と黒の服を着た男が立ち上がった
kn「俺kn ! よろしくな 〜 !」
「! うん 、 よろしく」
ut「僕はutやで 〜 皆からは大先生とか呼ばれてる」
「大先生な 、 よろしく」
と続々と自己紹介していく
gr「そうだ 、 天 の名前はなんだ ?」
「俺の名前 … ?」
俺は生まれた時から塔の中で暮らしてきた
親とは顔も覚えていない頃に引き離されたから 、 名前なんてモノは考えたこともなかった
「名前 … ない」
os「ん 〜 … 名前がない 、 か 〜」
ht「どうする ? 天って呼ぶのもあれだし …」
sha「よし !皆で考えよ ー」
zm「天はあっちで待っといて !」
と指をさされた場所に座る
「我/々/だ/!」と名乗る男達の背中をぼーっと見つめる
楽しそう 。 俺が求めていた生活はあんなモノ
色んな仲間とわいわい騒いで 、 ずっと暮らしていたい
もしコイツラが俺をあの塔に連れて行ったらどうしよう
そうしたら 、 またあの生活に戻ってしまうのか
「_n !」
「て _ 、 !」
「天 !」
その声でハッと我に返る
どうやらぼーっとし過ぎた様だ
「ごめん 、 どうした ?」
zm「名前決まったで !」
「 ! ほんと ?」
sha「おん ! 皆行くで ! せーの っ !」