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【天の子】

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【天の子】

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2024年02月29日

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sha「ということで ! この方は「 天 」様でぇ ー す !」



とzmとshaが俺の方向に手を向け 、 ひらひらと動かしている



「ぇ 、 あ ー よろしく ?」



そう言った時 、 中に居た男達が一斉に跪いてきた



?「御無礼な行動をお許し下さい 。」



と赤いマフラーを着けた高身長の男が顔を下に向ける



「いや … 、 そんな 。 顔あげてな」



と遠慮気味に言うが 、 誰一人顔をあげようとしない



「…」



そうだ 、 zmとshaになんとかしてもらおう



そう思い 、 二人の方を振り返る



だ が



zm「 〜 ♪」



sha「すいへーりーべー … なんやっけ」



とわざとらしく惚けているばかり



… どうするか



とりあえず …




「 天 の命令だ 。 顔を上げろ」










皆驚いた様な顔をしてコチラをみる



「俺 、 跪くとか 、 そーゆーの … なんて言うか … 嫌いやし」

「あの塔の中に居た時もそうだけど 、 位とか関係なく過ごしたい」

「いい ? … な ?」




?「そーゆーことならえぇか !」



と金髪の赤と黒の服を着た男が立ち上がった



kn「俺kn ! よろしくな 〜 !」



「! うん 、 よろしく」



ut「僕はutやで 〜 皆からは大先生とか呼ばれてる」



「大先生な 、 よろしく」



と続々と自己紹介していく




gr「そうだ 、 天 の名前はなんだ ?」



「俺の名前 … ?」



俺は生まれた時から塔の中で暮らしてきた


親とは顔も覚えていない頃に引き離されたから 、 名前なんてモノは考えたこともなかった



「名前 … ない」



os「ん 〜 … 名前がない 、 か 〜」



ht「どうする ? 天って呼ぶのもあれだし …」



sha「よし !皆で考えよ ー」



zm「天はあっちで待っといて !」



と指をさされた場所に座る




「我/々/だ/!」と名乗る男達の背中をぼーっと見つめる



楽しそう 。 俺が求めていた生活はあんなモノ




色んな仲間とわいわい騒いで 、 ずっと暮らしていたい



もしコイツラが俺をあの塔に連れて行ったらどうしよう



そうしたら 、 またあの生活に戻ってしまうのか



「_n !」



「て _ 、 !」



「天 !」




その声でハッと我に返る




どうやらぼーっとし過ぎた様だ




「ごめん 、 どうした ?」



zm「名前決まったで !」



「 ! ほんと ?」



sha「おん ! 皆行くで ! せーの っ !」






























「「「 rbr 」」」

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