ルア 「あっ…」
グク 「おはよう、ヌナ」
グク 「ごめんね、寝起きでよく見えてなかった」
ルア「う、ううん!全然大丈夫!」
寝起きということもあり、
いつも以上にバブみが強いグクは天使そのものだった。
グク 「ヌナ、どこ行こうとしてたの?
こっから先はヒョンや俺の部屋だけど」
ルア「あ、その…シャワーを借りたくて」
グク 「え?シャワー?」
ルア「うん…。昨日浴びれてなくて」
グク 「あ~なるほどねニヤニヤ
今頃ヌナのベッドでは誰が寝てるのかな?笑」
ルア「なっ…//」
グク 「ふふっ、俺のシャワー貸すよ」
グク 「俺これからレッスン室行くから好きなように使ってくれて構わないからニコッ」
グクはそう言って部屋の鍵を私に渡した
グク 「じゃあね~!!」
そして慌ただしくその場を去ってしまった
ルア 「ほんと…練習熱心な人…ボソッ」
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グクの部屋
ルア 「お邪魔しまーす…」
私はゆっくり扉を開け部屋の明かりをつけた
私の部屋のつくりとほぼ一緒で、
違うのは匂いや家具とか。
ルア 「ここがグクの部屋…」
推しの部屋に入れた喜びで、
私はしばらくグクの部屋を歩き回った。
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寝室
ルア 「あ、COOKYだ~!!」
私はベッドに気持ちよさそうに眠っているCOOKYを手に取り抱きしめた。
ルア「お人形と寝てるのかな?
本当に可愛いな~♡ニヤニヤ」
私はふと時計を見あげた
A.M.6:30
ルア「ヤ、ヤバ…」
そっとCOOKYを寝かせ私は寝室を出た
ルア (早くシャワー借りなきゃ)
グクがレッスン室から帰ってきたら浴びるだろうし、早く済ませとかないと!
タッタッタッ
タッタッタッ
私が慌ただしく部屋を走り回っていると…
ガタッ
ルア 「やばっ」
なにかを落としてしまったようで、
振り返ってみると…
ルア 「なに…これ」
私が落としてしまったのは写真立てのようで。
その写真立ての中には
幸せそうに笑うグクと女の人が映っていた。
ルア (綺麗な人…モヤァ)
ルア (て、なにモヤモヤしてんのよ私!!)
私は急いで写真立てを元の位置に戻した
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浴室
ルア (本当に綺麗な人だったな…)
ルア (メイクヌナ…?元カノ…?)
今カノ…?
ブンブンッ!
私は大きく首を横に振った
別にグクが誰と付き合ってようがグクの勝手!
性処理とはいえ、
いちファンである私がモヤモヤするなんて有り得ないんだからね、ルア!!
私は蛇口を捻りシャワーを冷たい水に変えた
ルア 「うぅ…寒っ」
ルア 「でも、こんぐらいしないと…」
あの女の人が頭にこびりついてしょうがないもん…
…ん?
なんで…頭にこびりついてしょうがないの?
ルア 「…あぁもう!考えない考えない!!」
私はそんな疑問と写真の女の人を忘れるように
10分以上もの間冷水で頭を冷やした。
ルア 「はあ…なにやってんだろ、私」
新作 「僕らはセフレ」←BLじゃないよ!
も見てね~!!!!
コメント
5件
この連載めっちゃ好きです!
続きみたいです!!!!!!!!