目を開けると、真っ白な天井が見える、ここは何処なのかわからない、でも静かな場所で…不思議と眠たくなる、
(おい)
もう一回寝ようかな、なんて思考が頭をよぎった瞬間、目が自然と閉まる
(いい加減にしろ💢)
強く揺さぶられ、俺は目を開ける
(ここは、誰か俺を起こしたような…)
(はぁ、まさかこんなに起きるのに弱いなんて、璃月や稲妻を助けた大英勇にしては情けないな…)
(その声…散兵!?)
そう、目を覚ますと、いつの間にか僕の隣にファデゥイ執行官、散兵がいたのだ、慌てて俺は起きる、
(やぁ、目が覚めてなによりだ、こっちはとってもイラついているんだけどね、)
(イラついている?どうして?)
(こっちは君が起きるまでずっと隣で待ってなきゃならなかったんだから、ほら、見なよ、そろそろ本題に入ってほしい…)
指差された方向を見ると、ドアについてる紙に、媚薬を飲まないとでられない部屋と書いてある、
(え、び、媚薬!?)
(君は媚薬、飲みたい?)
(嫌だよ…)
(僕も甘いのは苦手でね、断る)
(なら俺が飲むよ……仕方ないし…)
そう言って媚薬のビンを俺は取った後、散兵の口に突っ込む、散兵は俺に勢い良く飲まされたせいか、一気飲みしてしまう
(ゲホ!?)
(ごめん、俺としては媚薬なんて飲んで相手できない…)
(ゥ,ゲホゲホ)
彼はとても苦しそうにしていた、まぁ媚薬だし、しかも苦手な物を一気飲みだとそうなるか、
(おま、え、ざけんな…)
(君なら薬は効かないと思ったんだ、人間の体ではないと思うから)
(……そうだよ、そうだけど、味は感じるんだ、ふざけるな…)
(そんなに嫌だった? )
(………)
ドアの音はガチャと開く、俺は外に出ようとするが、散兵の様子はおかしい事に気づく、
(どうしたの、)
(…先に行っても良いよ、)
まさかと思いつつ、彼に触れる、そうすると彼の体は思いっきりビクッとさして、顔を赤くしている
(もしかして、薬効くの?)
(……)
この反応、どうやら効くのに俺の前で我慢して、強がっていた様子だった
(だったら何?)
(……どうしよう、)
正直、本当に効かないと思っていたから飲ましただけで、効くなら話しは別、本当に申し訳ないと思いつつ、罪悪感が少しよぎる
(気にしなくて良いから、僕は帰る)
ふらふらしつつも、彼は立ち上がるが、移動できていない、少ししたら、ファデゥイの執行官、散兵の仲間である博士が来た…
(スカラマシュ、そんな薬も効くとは、なのになぜ私の薬は効かないのだ?)
(ハハ,知らないよ…)
博士と散兵は話している、少しすると、博士は散兵に注射器を射つ、
(ゥ,)
(私としては少しガッカリだ、こんな効果が薄い薬に負けるだけでなく、快感に関係する薬などには弱いなど、これから私の実験室に来て、快感などにも強くなってもらうぞ、)
散兵はその後連れていかれた…その後は何されたのかわからない、ただ、散兵が嫌がる事をしてるに決まってるとわかった俺は、黙って連れていかれるのを見ていた自分に少し申し訳なさを覚える、想像を少し考えつつ、何されてるか考える、まぁ、だいたい決まってるけど、
その後の散兵の末路は皆様の想像に任せます。
コメント
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ドトスカデスネ、はい