俺に息子が産まれた。多分、あいつは「持っている。」なんせ、俺の息子だ。
息子か産まれたら、俺は家を出た。頑張って職を探すさ。とても良い話をもらった。星状体の天内理子って奴を、天元様と同化する前に殺す仕事だ。楽勝だって思っていた。護衛の奴が邪魔だが、問題はない。まずは五条悟から殺した。こいつは六眼やらなにやらで面倒くせぇからなぁ。次に殺したのは、メイドだ。生きてるか分かんねぇが、死んでいるだろう。そして目当ての星状体を殺すことができた。最後の奴だって楽勝だったさ。
外に出た。俺はあり得ない光景を目の当たりにした。
さっき殺した五条悟が目の前に立っているからだ。
正直、負けを確信した。
案の定、負けた。これも運命なんだろう。
死なせたまんまにしてくれよ。誰だよ。俺を呼んだ奴。よくわからんババァだったから殺した。
そっからは、意識はなかった。だか、ある一人の青年を見たら、何故か意識が戻った。なんか、どこか、見覚えがある。
あぁ、もしかして。
「お前、名前は。」
お前は、そうなんだよな?
「、、、伏黒。」
心の底から安堵した。良かった。本当に良かった。
「禪院じゃねぇのか。」
ドチュッ
「良かったな。」
ごめんな。こんな父親で。
お前が知る前に俺は死ぬ。
お前が、俺のようなやつが父親だってことに。
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