iris様の二次創作
本人様には全く関係ありません
CP→青×黒
曲パロ
以上のことにお気をつけてお読みください
日々を磨り潰していく貴方との時間。
黒「おはよ」
青「おはよぉ」
簡単なことでは許せないくらいおかしくなってしまった。
黒「ちょっと!抱きつかれたら料理作れへん」
青「…居なくならないよね」
黒「大丈夫やって」
口先だけじゃ嫌なのにな。貴方は何処までも単純で、騙されやすくて。例えば二人が歩き疲れて俺だけへたり込んでも、貴方は俺を見捨てず手を伸ばす。最初だけじゃないなら、これからも続くなら。何処へだって行けるはずさ。
いつか遠くへ水の味を覚え行ってしまうのではないか。今日は帰るのが遅くなってしまった。街路に目が眩む。夜を越す前に。貴方はもう寝ているかな、傍に居れなかった俺を忘れて。
青『いない?』
青「また、か…」
知りたくも、知り得たくもなかった夢。汗ばんで金縛りにあっているみたいだ。街で蝶が横切る視る夢。この生活を好きになりたかったんだ。好きになれなかったんだ。
すっぽりと空いた隣。居ない貴方。ずっと、なんて嘘なんだ。きっと今は病院の白いベットで寝息を立ててるはず。
理想像の「動じない俺」を演じれなくて。いつしか追いつけなくなった身体を求めてシーツに水たまりが出来る。
青|「おはよ」
誰も居ないけど。当たり前に過ぎる時間は、人1人居ないだけで何十年も長く思う。
眠り続けているため会社にも遅刻気味。今日もベットから這い出てきた。貴方が居ないなら何処にも行けないよ。
俺は純情だって言ってくれた。そうでしょ?ほら、今はなんも出来ないよ。そう語りかける。イマジナリー。飾らない二人の距離感を愛してた。
頭を埋め尽くす顔。考え過ぎでそろそろ幻聴が聴こえてきた。幻聴さえ嬉しかった。夜にしか聴こえないから全く眠れなくなった。
清潔な部屋。不純物の俺
青「なにしたい?」
黒「……わからない」
貴方にとっては、急に頭に入り込んでいた『彼氏』という生物でしかない。困らせてごめん。もうなにも教えてくれないの。記念日に食べた食事も、行きたかった場所もどれをとってもわからないたけ。
何一つ一致しない彼女に背を向け遠くへ、遠くへ水の味を覚え。手を繋ぐ男女に目が眩み、夜が始まってしまう。こんな街中で泣いてしまう1人を置いて。あの横顔を見て引き目を感じてしまった。救われたいと嘆くだけの俺は我楽多。とりとめのない言葉では思い出さない。厚く硬い仮面は剥がせない。普通の愛に固執する自分が怖くてまた泣きそうだ。
自堕落を鏡で見ていたら
薄っぺらだ
薄っぺらだ
薄っぺらな俺
「まろ!」
俺だ、
俺だけしか居なかったんだ
【命ばっかり】
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