rbru/nmmn/ご本人様一切関係ありません
誤字あるかも/rb『』 ru「」
ruバニーボーイ(バーテンダー)世界線/
急展開です すいません
ーーーーーーーru side
遊ばれて、翻弄されて。
そんな事分かりきってる。
でも、騙されてしまいそうになる。
妖艶な人誑しに。
洗ったグラスを拭きながら星導さんと会話する。
『小柳さぁぁぁん!!』
「どうしたんですか笑」
『今日仕事でめっちゃ理不尽なことあってぇ!!!』
「大変っすねぇ」
そんなに顔は赤くないのに、泥酔しているようだった。珍しい体質なのか。
『しかもなんか肩触ってきたんですよぉ!?』
「星導さんお綺麗ですもんね〜」
「気持ち悪いお客さんっすね」
『本当ですよぉ!!!危うく手が出かけましたよぉ』
「それは警察行きになりますねぇ」
『じゃああの人も連れてきますよぉ!!』
「そうしてくださいね〜」
〈星導さん出来上がってるやん〉
「そうなんだよ、どうしよっかね」
〈折角ロウが懐いてるお客さんだからなぁ、粗暴には扱いたく無いんだけど 〉
「懐いてはないね。まぁ最悪ホテルに寝させるか」
「ここらへんビジホあったよな?」
〈あるよ、右曲ってちょっとしたところ〉
「ぁー、あそこか」
「俺今日上がるの早いしな、どうにもならなそうだったら連れてく」
〈そうしな〉
『それでぇ!!』
「ぁー、はいはい」
「お疲れ。俺上がるわ。」
〈あ、りょーかい。星導さんどうすんの?〉
「ぁー、もう机に突っ伏してる」
〈ロウ終わりやん笑笑、がんばー。〉
「ぇーと、右に曲がってだったよな」
〈そ。俺手伝おっか?〉
「ぃーや、大丈夫。」
「多分ベット座った瞬間あの人寝るだろうし。」
〈そんなに出来上がってんだ笑〉
「初めてだよ泥酔客ホテルに寝させるの。」
〈まぁ今日人少ないしね笑、星導さんだしいーじゃん〉
「確かにな?」
「じゃあ着替えたらそのまま連れてって帰るわ。お疲れ」
〈お疲れ様〜〉
まさかお客さんをホテルに寝させるなんて事になるとはこの仕事に就いた時は思っていなかっただろう。
泥酔た女性客だと厄介な酔い方をする方も多いが、まぁ星導さんなら大丈夫だろう。
星導さんもまぁまぁ厄介な酔い方はしているが、俺が度が強いカクテルを作って飲ませてしまったせいだ。
責任は取らなければならない。
私服へと着替えて、荷物を持つ。
まぁ大荷物ではないから星導さんを抱えることくらいは出来るだろう。
「星導さぁーん、ここで寝ないでー?」
『ん”ぁ?小柳さぁ~ん』
「はいはい小柳ですよー、ビジホ行きましょうねー?」
『ビジホぉ?』
「肩貸すから歩いてくださぁーい」
『きゃー、ゆうかぁい』
「誘拐じゃ無いっすよー、歩いてくださいねー」
『んぁーい、誰ですかぁ?』
「うわぁ⋯酔ってんなぁ⋯」
『小柳さぁん、ここどこですぅ?』
「ビジホですよー、ゆっくり寝てくださいねー」
『ビジホですかぁ』
「俺帰るので明日気をつけて帰ってくださいねー、」
まぁこんな事言ったって覚えれないだろうが。
『⋯⋯⋯⋯⋯はぁーい』
ベットで眠そうにしている星導さんを確認して立ち上がる。
念の為にと買ってきておいた水を置いて、
星導さんに背を向けた。
帰るためにドアを開けようとすると、
急に手首を掴まれた。
振り返ると星導さんが居た。
きっと酔ってるから掴んできたのだろう。
「っ”わぁ、星導さん、寝てくださいねー」
そう声を掛けるも、何か様子がおかしい。
何も喋らず、目を細めて俺を見てくる。
もしかして良からぬ何かが⋯と思い少し怖気づくが、彼を寝かせてやらなければならない。でないと俺も帰れない。
「星導さん、寝ててくださいね」
そういって再度ベットまで歩いて行く。
俺の手首を掴んだまんま付いてくる彼の方を振り向こうとすると、声が聞こえてきた。
『⋯すいません、嘘なんです』
『酔ってなんかないですよ、俺。』
あまりの衝撃に振り向こうとしたまま突っ立っていると、急に肩に手をかけられた。
『一昨日でしたっけ。プレリュードフィズ、美味しかったですよ。』
『でも俺、意味も知ってるんですよ』
『真意を知りたい、ですよね』
『あれ、どういう意図なんですか』
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯じゃあ、星導さんはどういう意味を持って俺に誑しの言葉を掛けてくるんですか、」
「⋯⋯⋯なんで、勘違いしてないのかって聞いてきたんですか」
『⋯俺、仕事が鑑定士で。』
『綺麗な物とか好きなんです』
『小柳さん、とてもお綺麗じゃないですか。だから本心ですよ。可愛いも綺麗も似合ってるも』
『勘違いしてないかって聞いたのは、小柳さんが考えた事の通りで合ってると思いますよ。』
『俺、綺麗なものには目がないんですよ。だから小柳さんと2人きりになりたくって。』
『⋯⋯⋯意味、分かりますよね』
本当、嫌なほどに分かってしまう。
「分かりますよ、⋯本当、最初から変わらず物好きでいらっしゃって。」
『物好きなんかじゃないですよ。だからこうしてるんじゃないですか』
『こんなに綺麗な方、誰でも惹かれるでしょう』
「そっくりそのままお返しします」
『⋯スクリュードライバー。』
『これの意味、小柳さんなら十分に分かるでしょう』
「えぇ、勿論。」
「⋯モーニンググローリーフィズ。」
「⋯⋯ご自由に。」
『⋯⋯俺の家、来てくれませんか』
「良いですよ、着いていきます」
ベッドに座り、向かい合わせになる。
俺は少し怖気づいてしまって、膝を曲げながら壁にもたれかかっている。
星導さんは安心の為なのか、手握って俺の脚を星導さんの脚で挟んできた。
俺はする事がわからない。まず経験が少ない。だから星導さんに委ねた。
「⋯っ”、ど、するんですか?」
『初めて、って言ったら失礼ですけど⋯その、男同士で下の経験ないでしょう?』
「あぁ⋯、無いっすね⋯」
『だからそういう事自体は出来ないんですけど、他の事をいっぱいさせてください』
「ぁ、はい」
『すいません、不格好で』
「そんな事無いですよ」
少ししょげている星導さんに、
軽いキスをする。
「ほら、元気出してください」
『⋯⋯⋯⋯⋯急にしないでください』
「っはは、すいません」
『もー、やり返しします』
「⋯⋯どうぞ笑」
口を合わせられたと思ったら、少しだけ舌が滑り込んできた。
そのまま俺の口の中を探られる。
俺の舌は逃げ続けている。
「っ、ん、む、っ〜ん、ん、」
「⋯⋯⋯も、やめて下さい、 」
『嫌でした?』
「⋯俺、声大きいでしょ」
「気持ち悪いじゃないですか」
『そんな事無いですよ、めちゃくちゃ可愛いのに。』
「ん”、でもあんまり激しくやんないでください」
『えぇ⋯⋯⋯』
こう言ったそばから、また舌で弄んで来た。
「っ、ん、む、っ、ぅ 」
自分の聞くに堪えない声が響く部屋が嫌で仕方がなく、繋いだ手に力を入れる。
そうすると星導さんも少し力を入れて握り返してきた。
恋人握りをしているせいで、少し気恥ずかしくなる。
「っ、んむ、っ”ん、」
そろそろ息が苦しい。
手を握りながら、肩を叩く。
それでも口を離してくれなかった。
「っ”ん、む、っ”ぅ、」
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯っ”、なが、い、です」
口を繋ぐ銀色の糸を眺めながら話しかける。
『っふ笑、すいません笑』
『あまりにも可愛くて、つい』
「ぅるさいです、変なこと言わないで下さい」
『えぇ、酷いなぁ』
「それ言い回ってるんですか、」
『嫌だな、小柳さんにしか言いませんよ?』
「それ言い回ってるやつが言う事ですよ」
『えぇ!?笑、どうしたら信じてくれるんですかぁ笑』
「⋯ぇ゙ー、俺のことどう思ってるのか言ってください」
『え、それは小柳さんも一緒に言いましょうよ』
「いやいや無理っす」
「星導さんが、ね、うん」
『⋯⋯⋯ぇー、言ったら責任取ってくださいよ』
「勿論」
『⋯⋯好きです、友達とかじゃなくって恋で。』
「⋯俺もです」
『小柳さんだけですからね』
「分かりました」
『信じて下さいよ』
「信じますよ、ずっと」
「星導さんこそ責任、取ってください」
『それなら俺をこんなに照れさせた責任取ってくださいね』
「それはお互い様ですよ」
『ほら、小柳さんも言ってください』
「えぇ⋯⋯⋯⋯⋯無理っす⋯」
「今度、今度言いますから」
『今言ったって変わらないじゃないですか!笑』
「十分変わります」
「じゃあカクテル作ってあげますから今日はそれで許してください」
『なんのカクテル作るんですか』
「⋯⋯XYZです」
『想像以上のお返事でしたね』
「意味分かるんですか」
『分かりますよ』
『やっぱり今日言って欲しいです』
「なんでですか」
『⋯だって、こんなあやふやな関係に持ち込んじゃったんですから』
「っ”は笑、そうっすね」
「⋯⋯⋯好きっすよ、じゃないとキスも許しませんよ」
『確かに順番可笑しいですね笑』
「本当っすよ」
「⋯やっぱり、そういう事したいですよね」
『んぇ、何でですか』
「いや、その、下になるならあれこれしないとだなと思って」
『ぁー、ん”、ぇーとぉ⋯⋯⋯』
『⋯⋯⋯んまぁ、当たり前に欲はあるんですけど、痛い事やらせてまでしたい訳ではないです』
『ゆっくりやってけば良いかなぁって』
「ぁー、ぅ、分かりました」
「今度⋯その、夜時間ある日とか店に来られる日っていつ⋯」
『ぁー、多分明後日か明明後日くらいです』
『⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯まさか、⋯その、勘違いかもですけど、解そうと?』
少し冷や汗が出てくる。目が合わせられない。
『やっぱり、そんな頑張ろうとしなくて良いんですよ』
「⋯だって、こんな付き合い方してるんですから、」
「⋯⋯⋯⋯⋯すぐ、振られるかなと思って」
『心配になる付き合いを初めてしまったのは本っ当にすいません、自覚してます』
『俺、そんなにすぐ小柳さんを振るつもりなんて一切ないですし、離す気も一生無いですよ』
『付き合って数分なのにやべぇ事言ってる奴になるかと思ってつい言えなくて』
『⋯あと、これは我儘なんですけど』
『解すのは一緒にやりましょう?時間かかりますし大変なんですから』
「本当に、離れないでくださいよ」
「俺も離れる気無いんですから」
「⋯⋯⋯解すのは、その⋯恥ずかしいんで⋯うん」
『えぇ!!やだ!!一緒にやりたいです!』
「そんなに我儘言わないで下さいよ」
「まずなんで面倒臭い事手伝おうとしてるんですか」
『面倒臭いから手伝いたいんですよ』
「えぇ⋯⋯」
「⋯⋯⋯じゃあまた予定が合う日に決めましょう」
『⋯!やったぁ』
『どうします?カクテル作られるのなら手伝うんですけど』
「⋯⋯もーちょっとここで⋯その、しててほしいです」
『⋯んふ、分かりました笑』
「何笑ってるんですか」
『いや、可愛いなあって』
「ぁー、聞くんじゃなかった」
『何でですかぁ!笑』
「っは、ん、む、ぅ、」
長い時間キスをされて、もう舌は回らなくなっている。
こんなにも愛されていいのだろうかと思ってしまう程に優しい顔でキスをされ続けている。
『⋯っ”、あの、跡付けてもいいですか?』
「⋯ぇ?あ、跡、っすか⋯」
「服で見えない所になら大丈夫⋯だと思います」
『やったぁ、ありがとうございます』
『俺の脚の上座ってもらっても良いですか?』
「ぁ、はい。分かりました」
『すいません、服少しはだけさせますね』
『⋯なんか痩せてませんか?小柳さん』
「いや、そんなだと思うんですけど」
『⋯⋯すいません、上だけ脱がせても良いですか?』
「分⋯⋯かりました」
『あれ⋯筋肉あるのにほっそいですね』
「褒められてるんすかね」
『褒めてるつもりです』
「っはは笑、そうっすか」
『これからは太らせようかなぁ』
「それでも好きでいてくれるなら良いっすよ」
『当たり前じゃないですか』
1つの赤い跡を付けられて、微笑みあった。
コメント
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がちで好きです🫶🫶結構泣けますね😭🫶カクテル言葉で会話してる部分は🐙🌟が頑張って覚えたのかなとか考えるとほんとに胸がいっぱいになります💕🫶貴方に出会えて良かったですありがとうございます🫰🫵🥺
ありがとうございます。本当に。貴方様にキャロルを。
最高!!!!!!