注意。これはwrwrdのknさん、mzydのzmさん中心の死ネタ短編集です。ご本人様とは一切関係ありません。
地雷の人はさようなら。
ではよろしい方はご覧下さい。
kn→『 』
zm→「」
zm視点
「わーーい!!!兄ちゃーーん!!」
『おいコケんなよーー??笑笑』
俺は、雨の日がとても好きだった。
なので雨が降ったらカッパをきて兄ちゃんを強制的に連れ出して遊んでた。
「兄ちゃん遅ーーい!!笑笑」
『んだとー????本気出すぞー!!!笑』
と会話をしてた。
その時はとても幸せだった。
余計にもっと雨の日が好きになった。
嗚呼、この幸せが続きますように
そう願った。
だけどその願いは届かなかった。
あるつゆの日雨が降ったのでまた同じように兄ちゃんを連れ出そうとした。だけど
母(zm??いまね、兄ちゃんはお熱だしてるの。今日は家で過ごそ??)
と言った。
だけど俺は納得行かず。
「やだ!!!兄ちゃんとお外行く!!」
と駄々をこねた。
だけど結局家で過ごすことに。
すると兄ちゃんが。
『ごめんなゲホッいま兄ちゃんは苦しいから、、また元気にッ、なったら、、遊ぼうな笑』
と優しく言ってくれた。
だけど俺はそのときムカついていた。怒られたことに、だから
「やだ!!兄ちゃんキライ!!もう知らないもん!!」
と言って家を出た。
そう、カッパも着ずに。
そのときに見せた。兄ちゃん顔
「ぁ、、 」
『…グズッ』
いまも頭に張り付いたように離れない。
でもそんなことは気にせずでた。
その日はちょっと違った。
周りが見えない。
霧が貼っているように
怖かった。
「に、兄ちゃッ、!!」
と叫んでも当然答えは無い。
と思ったとき。光に照らされた。
迎えが来たんだ、!!と思った。だけど
『zm!!危ないッ!!! 』
ドンッと押された。
そのときと同時にグシャッと信じられない音がした。
「兄ちゃ、ッ、…!?」
そのときにみた景色は今も忘れられない。
兄ちゃんは片腕がちぎれ、頭から血がドクドクと出ていた。そして目を開けて、涙を流したまま。死んだ
「あッ、、ぁぁッ兄ちゃ、兄ちゃん!!!」
と体を揺さぶったが当然ビクともしなかった。
「ぁッ、ぁぁああああッ!!!」
「兄ち”ゃ”ぁぁぁ”んッッ!!」
とボロボロと涙を零した。
もう脱水症状になる勢いで。
そのあとわかった話だ。
光は車のライト。
兄ちゃんは俺が出ていったあと心配してくれて高熱をだしていたのにも関わらず探してくれてたそう。
そして車に轢かれそうになった俺を庇った。
…信じられない。もうあのニコッと笑った顔が、優しくしてくれた人が死んだなんて。そう思った。
そしてそんな思いがあった数年間。
俺はすっかりあの頃とは違い高校生になっていた。
その日は俺の大嫌いな雨の日だった。
学校に忘れ物をして取りに行く途中。
男の子がいた。5歳ぐらいの。
嫌な、思い出ができた頃だ。
よくみると向こう側から車が来ている。その男の子は気づいてない。
「ッ、!!!危ない!!」
と男の子を庇ったと同時にとてつもない痛みが走った。
「ハヒュッ…ゲホッ…ハッ…ハッ…、」
段々と寒くなってきた。視界もぼやけてきた。
嗚呼、俺死ぬんや、と思った。
そのときに有り得ないほど目を見開いた。
なぜなら。
「兄、、貴 、ッゲホッ??」
兄貴がいた。
兄貴はニコッとしている。
『zm。』
「、ぁ、」
『ごめんなあの時熱出して、遊びに行けなくて、、』
なんでよそんなの随分昔の話。
しかも兄貴は庇ってくれたやん。
「俺の方こそごめんッ、グズッ」
とひたすら謝った。
そしたら
『zm立って。』
と言われた。何故か轢かれた痛みはなくなってスラッと立てた。
「ぇ、」
手を繋いだ。
『お前はまだ早いここにはね』
「ぇ、でも兄ちゃんは、??」
『ここでずぅっと待ってる 』
「で、でも!!」
『zm。』
「ッ、」
(zmッ!!死んじゃダメよ!!生きてッグズッ)
と母の声が聞こえた。
「母さん、、?」
と同時にドンッと背中を押された。
手を繋いでたはずの手が背中を押していた。
『zm俺はお前のそばに一生いてやるそしてここで待ってる』
「、おん!!」
となにか決意をして 日差しのある方へ走った。
そしたら。
パチッ
「あ、あれ、、ここは、」
病室だった。
母が泣いてる。
男の子も泣いて謝ってる、?
俺は思わず男の子の頭を撫でた。
「大丈夫や俺は、兄ちゃんは強いからな!!」
と、
兄ちゃん。いや、兄貴、俺頑張るそしてそっちに、行く年になるまでグズグズしない!!
と決心した。
『よく言ったzm』
どうだったでしょうか。長くなってすみません。良ければ感想のコメントを書いてくれれば嬉しいです。ではまた。
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