今日は休日、珍しく仕事も無くのんびりとしていた
 ぼーっとしながら窓から外の景色を眺めていると、
玄関に謎のダンボールが置いてあるのが見えた
 
 『?何だろあれ……』
 最近何か買ったかな…
それとも両親の仕送りかな?
などと 考えながら玄関に向かった
『うーん、特に差出人の名前とか書いてないみたい……誰かが直接持ってきたのかな?』
取り敢えず、ダンボールを家に入れようと持ち上げた時、ある違和感”に気付いた
『何かこのダンボールベタついてる……』
白くて粘り気のある何かが、ダンボールの隙間から垂れていたのだ
持ち上げた所から少しずつ液体が漏れているのに気が付き
これ以上液体が零れるのは困る為、そそくさと家の中に運んだ……
ドサッと適当にダンボールを床に置いた
そして、
晴明『この液体何なんだろう……』
そう思いながらガムテープを剥がし、箱を開けた
『ッッ!!』
中には、大量の僕の盗撮写真であろう物が大量に入っていた…
学校や、家でのプライベート、、トイレやシャワーに入っている時の写真まで……
そして、その写真一枚一枚に、その謎の液体は掛けられていた
『う”ッッ…おぇ”ッ』
 
 余りの気持ち悪さに、胃から何かが込み上げてきた…
 
 また、外では気が付かなかったがこの液体からは、もの凄い異臭が放たれていた
 鼻を塞ぎ、写真を確認していた所、、ある封筒が目に入った
 
 『……』
 見てはいけないような気もしたが、軽く目を通した
 
 
 
 ”晴明君へ”
沢山の写真は見て頂けましたか?
貴方へ贈った写真はほんの少しでしかありませんが、とても綺麗に撮れたんですよ?
貴方が今どう思っているのかは分かりませんが、もうすぐわかるので関係ありませんね。
 
 
 『はッ…..え?何これ、、』
あの気持ちの悪い写真がまだあるのか、、それに最後の文、、どういう意味何だ?
ふと、後ろを振り向いた……
 
 何の意味も無いが、何となく嫌な予感がしたのだ、
 
 『良かった、何もいない…』
しかし誰も居ない……
 ホッとして前を向こうとした瞬間、何者かにゴンッッと頭を殴られた
『かはッッ…』
突然の事で何が起こったのか分からなかった
 しかし、意識が朦朧とする中、最後に僕が見たのは”あの人”の姿だった…
「ふふっ、これで貴方は私のもの”ですね❤︎」
コメント
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誰か私の口角取り返してきて
おふ♡良すぎ(//∇//)
最高っすセンパイ