1 図書委員
些屋「失礼します」
戸を開き、図書室に入る。
図書室特有の本の匂いがする。
どうやら作業中のようだ。
中在家「もそ、よく来たな」
見覚えがある。
あの時、僕の書物を取り返した人だ。
だからといって何とも思わないが。
雷蔵「六年ろ組、図書委員会委員長の中在家長次先輩。普段は優しいけど、本を粗末に扱ったりして怒らせると怖いから気を付けて」
きり丸「あっ!不破先輩!」
「あれ、その人は?」
服が違う。後輩?だよな
些屋「5年は組の些屋縁肋、です」
忍者隊では自分が最年少だったから、後輩?への接し方が分からず、話し方が変になってしまった。
雷蔵「今日からの編入生なんだ。今は見学中」
きり丸「へ〜そうなんすね!」
「一年は組図書委員の摂津のきり丸っす!」
「良ければ図書委員へどうぞ〜」
些屋「ほかの委員会も見て考えるよ」
軽く作業を手伝って、図書委員の見学は終えた。
ーまた移動中ー
雷蔵「図書委員、どうだった?」
些屋「悪く無かったです。本は好きだし、」
雷蔵「歓迎するよ!」
、、、
些屋「あの、」
雷蔵「?」
些屋「後輩への接し方って、どんなのが良いんでしょうか」
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2 学級委員
些屋「失礼します」
中に入ると、あの時自己紹介してもらった尾浜さんと鉢屋さん、きり丸と同じ制服を着た後輩2人が居た。
鉢屋「よく来たな!雷蔵」
雷蔵「邪魔するよ、三郎」
適当に畳の上に座る。
庄左ヱ門「先輩、この人は?」
些屋「今日から編入した、5年は組些屋縁肋です、よろしく」
庄左ヱ門「僕は、一年は組学級委員の黒木庄左ヱ門です!」
彦四郎「1年い組学級委員の今福彦四郎です!」
些屋「うん、よろしく」
敬語は使わなくて良いと雷蔵からアドバイスを貰ったが、イマイチ抜けきらなくて難しい
それにやっぱり急な自己紹介ラッシュは心臓に悪い、、
自分の胸に手を当てて鼓動を落ち着かせていると、尾浜さんから声をかけられた。
尾浜「今は見学中?」
些屋「はい。図書委員もさっき見ました」
尾浜「学級委員会は別に特別な活動も無いからなぁ、まぁゆっくりしていきなよ」
第一印象は緩い委員会、だ。
少し休んでから、学級委員の見学は終わった
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1話につき2つの委員会を書いていくよ!
低学年(1~3年生)に詳しくないから、登場頻度低めかも、、。許して!
次回→生物委員会、火薬委員会
コメント
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2泊3日修学旅行で暫く空けていましたが、また出して行けたらなぁと思います!(ネタ切れなので書いて欲しいリクエストあったら組み込みます(小声))