” Lost Lover ”
純喜「 」
他メン 『 』
※ 長文が写ります.
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「 拓実、元気ですか ? 」
時間を巻き戻し 、 3か月前の出来事 .
いつものように 、 ハグを交わし 、
お互いが見えなくなるほど 、手を沢山振った .
拓実は 、 「 早く帰ってくる 」と、
口にして 、玄関を後にした ..
俺は 、 拓実が帰ってくるのを待ちながら 、
拓実が好きな 、 チキン南蛮 を作り、優雅に待っていた
「 あれ 、 拓実帰ってくるの遅くない ? 」
時計の針は 、午後の12と8を指していた .(6時)
さっき 、拓実が家を出たのは 、
午後の16時半頃 .
いつもなら、してくるメールも今日はなかった 。
” 拓実ー?”
” 店混んでたらもう大丈夫やで ”
” 暗くなる前に帰って来や ”
‘ うん、今から帰るね 。 ‘
これが、拓実との最後のメールのやり取りだった .
いつもなら一緒に付けてくる絵文字すらも
付けていなかった拓実に、すこし違和感を覚えた 。
30分後 ____
「 もう18時半なのに遅い … 」
一気に襲いかかる不安な気持ちに 、
俺は涙が溢れかえりそうだった 。
” 拓実なにしてんねん ”
” はよ帰ってきんとチキン南蛮冷めてまうで ”
” 寂しいから早く帰ってきて ”
そんな俺からのメールには 、 その後の時間になっても
返しメールはしてくれなかった。
流石に心配。と思った俺は、財布とスマホを手に取り、
走って玄関を飛び出て言った ..
しばらく走っていると 、
いつの間にか大通りの風景に出会った 。
「 おぉ、、 こんなところってあったけな 」
道並ぶ商店街をうきうきした気持ちで
眺めながら歩いていた時
道の向こう側で、何かと何かがぶつかるような
激しく大きい音が耳に聞こえた 。
「 はぁ、はぁ、、、 」
音の方へと向かいに行くと 、
見覚えのある服装を着た人が倒れ込み、
周りを警察、救急隊員、救急車 など、たくさんの
人達が集まっていた。
そんな時俺は、その人のカバンに目がいった。
「 お揃いのキーホルダーだ。 」
カバンに付けられていたのは、俺と拓実が
記念日の時に 、 ” お揃いね ” と笑い合いながら
決めたキーホルダーが飾られていた ..
「 え、 拓実 ? 」
少し人と違う服装と髪型をした特徴を
読み取り、拓実と認識がすぐに出来たのだ
俺は衝撃のあまり言葉が出ず、その場で跪いてしまった。
「 あれ …… 」
体をゆっくりと起こすと、そこは病室だった。
俺はどうして、自分が病室に居るのかが理解できなかった.
その時、タイミング良く、医師らしき人が部屋に入ってきた。
医『 純喜さん、ご体調はどうでしょうか ? 』
「 大丈夫です…… 」
医『 それは良かったです。 』
『 1つ、純喜さんに聞いたいことがあるのですが、、 』
「 はい? 」
医『 もしかして、拓実さんのご遺族様だったり … 』
「 あぁ、、 一応恋人です、 」
俺はその時、パッと思い出した。
あの目の前で起きていた事故のことを …
「 まさか、あの事故が拓実だって言わないですよね、?」
医『 申し訳ございません ……。 』
『 拓実さんは 、 打傷した部分の衝撃が大きく
命までに危機を追い、静かに息を引き取りました … 』
「 どうしてですか ? 」
「 どうして助けてあげなかったんですか? 」
「 もっと早く手術すればよかったですよね? 」
「 早く早く病院へ搬送しておけば、一足早くと
助かったんじゃないんですか? 」
「 俺の大事な人、見捨てたんですか? 、、 」
医『 すみません、こちらの確認不十分で、
すぐに搬送することは出来なく、当院ではその時間帯
手術師が別の治療で居なく、 するまで時間というものが
長くなりました 、。 』
「 馬鹿なんすか、?笑笑 」
「 大事な命よりも人数や確認不足ですか? 」
「 看護師や医師も人々を救う仕事なのでは
ないのですか?? 」
「 他の人はすぐ手術してもらえていて
もしかしたら、拓実も助かっていたかもというのに
貴方達はまるで、拓実を×したようなもんだよ 。
ほんとうにどうしてくれるんですか、、 (泣 」
溜め込んで溜め込んだ気持ちを、
吐き切った俺は、辛さと不安で涙がブワッと、
両方の帆をポタポタと触れ、落ちこぼれていった。
気がつけば、また寝ていて目を開けると、
奨くんと蓮くんが、静かに俯いていた 。
蓮『 あ、純喜起きたね 、 』
『 お医者さんからお話聞いた ?』
「 あ、はい …… まあ、、 」
奨『 1人で不安任せっきりにさせてごめん 』
蓮『 僕もごめん 。 』
「 … 大丈夫です、、 」
そうすると、二人の帆には涙がポタポタと
落ちこぼれ、声を上げ泣いていた。
だって、メンバーが亡くなってしまったから。
今まですべて抱え込んできたリーダーたちだったから。
いろんな気持ちが溢れかえってしまったのだろう。
それに釣られて、俺まで涙がドッと溢れかえった。
あれから何ヶ月が経ったのだろう。
もう今月で2ヶ月が経とうとしている
どうして俺を置いていったの、拓実。
「 痛 ッ ”…… 」
俺は辛さから逃れるために、いつの間にか
リ × カ を起こしていたのだ 。
ベットや床、机には薬のゴミがばらっと一面と、
広がっていた。
そう、俺はこの数ヶ月の間に薬依存とリ×カ依存 と
なっていたのだ ..
もう薬がないと生きていけない。
リ×カをしていないと生きていけない 。
そんなくらい依存をしてしまっていたのだ
「 ッ… 薬もぅねえじゃん、 」
「 はあ、借りるしかねえか、、 」
” 瑠姫くん風邪薬持ってますか ”
” あうん 、 持ってるよ ”
” 風邪でも引いた? ”
” あぁ… ”
” すこし、、そんな感じかもしれん ”
” おっけ、すぐ行く待っててな ”
” おう、ほんまありがとな ”
「 ん、、、 1人じゃ足りひん、 」
” 景瑚 、 頭痛薬でもなんでもいいから
薬持ってへん? ”
” 珍し、 お前が風邪ひいてんねんや ”
” うーん、まあ… ”
” 急いで行く ”
” 助かる ”
気づけば、つい、メンバーにまで手を出してしまっていた。
「 そろそろネット注文せんとあかんな 」
そんな考えが頭をスっと横切っていった。
「 はやく、瑠姫と景瑚こーへんかな … 」
薬を求め、俺はベットの上で震えていた 。
瑠『 純k ….. 』
『 あれ景瑚? 』
景『 瑠姫くんじゃないすか 』
瑠『 もしかして純喜? 』
景『 はい、薬持ってくるよう頼まれたので 。 』
瑠『 俺もなんだけど 』
景『 でもこんな量いりませんよね? 』
瑠『 うん、、要らんわ… 』
『 とりあえず、純喜に話聞こ 』
『 一応、奨くんと蓮くん呼んできて欲しい 』
景『 おけです 』
瑠『 純喜入るね 〜 』
「 ッ、、はぁっ、はぁ”ぁ、、 (震) 」
瑠『 !?』
『 純喜!! 』
目の前には、ベットの上で、震え上がっている
純喜の姿が目に1番と入った。
真っ先に俺は純喜のことを抱きしめた。
抱きしめた中でも、純喜はずっとずっと震えていた。
そんな時、玄関側から、純喜を呼ぶ声が聞こえた
きっと、奨くんと蓮くんが来たんだろうな
その瞬間、奨くんと蓮くんの声が聞こえたからか
安心したかのように震えは止まり、呼吸も
ソッと止まったかのように静かになった。
♡,💬 たくさんよろしくお願いします ‼️🙏🏻😭
コメント
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えっもしかしてるるって天才?