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アゲハ「……?…あの、キュウビ先輩…?」
石の如く固まってからピクリともしなくなったリュウスケ。
心配になったアゲハは、リュウスケの顔を覗き込む
リュウスケ「………(ズキュゥゥゥゥゥゥゥゥンッッッ)」←何かに撃ち抜かれた音
リュウスケは、まさしく目をハートに変えると、アゲハの手を取り
手の甲にキスを落とした
アゲハ「…は……///////」
メラ「なッ……!!」
アゲハは真っ赤になってフリーズし、メラはショックと怒りで固まり
その他諸々はそれぞれ睨んだり、殺気を丸出しにしたり(怖ッッ)、変身しようとしたり……(←……うん??)
リュウスケ「君、名前なんて言うの?」
アゲハ「………アゲハ…です…//////」
リュウスケ「アゲハ…?ああ、この学園で1番の美少女と噂されてる『月城アゲハ』さんね。
改めて、僕の名前は九尾リュウスケ。よろしくね?」
メラの態度と打って変わって紳士的に接するリュウスケ。
リュウスケは立ち上がると、アゲハの手をギュッと握る
リュウスケ「よかったら、この後僕とお茶しない?」
アゲハ「はい……??////」
メラ「キュウビィ……!!//////」
メラは怒りで顔を真っ赤にさせる
アゲハ「そ、そのぉ……お茶に関しては、また今度にしても…よろしいでしょうか…///」
遠回しの告白(アゲハは気付いていない)に見事振られたリュウスケは、
内心めっちゃショックを受けているのをポーカーフェイスで装って、
残念そうにする
リュウスケ「そうか…ちょっと(滅茶苦茶)残念だな……」
アゲハ「そんなことより!」
リュウスケ「そんなこと…ッ!!」
そんなことで済まされて大ショックを受けるリュウスケを見て、
アゲハを除いて「(ふっ、ざまあ)」と嘲笑った
貴方「キュウビ先輩は、呪いの件について何か知りませんか?」
リュウスケ「……いや、知らないな。知っていても、
たとえアゲハちゃんだとしても教えるつもりはないよ」
その時、一瞬だけリュウスケの背後に狐のような影がゆらりと見えた
ジンペイ「……!」
リュウスケ「じゃあ、僕はこれで失礼」
ジンペイ「…センパイって…『くさい』っすよね?」
その場を立ち去ろうとするリュウスケに、ジンペイが先程の嫉妬を含めて皮肉に言う
リュウスケ「何だと…!?」
カチンと頭にきたリュウスケが、ジンペイの方を振り返る